FLOS OLEIで最高評価の”ノヴェッロ”オリーブオイルが楽しめる「OLIVO」

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昨年は、オリーブオイルの深さに触れた最初の年でした。

とりわけ、新摘みのオリーブをフィルタリングしないで作る「ノヴェッロ・オイル」との出会いは、私にとっては衝撃的でした。

昨年大晦日の記事『今年一年の10大キーワードをピックアップしました』の中でも、第2位にランキングしました。

参考までに、「ノヴェッロ・オイル」について初耳の方は、下記の記事をご参照ください。

今年になってからも、オリーブオイルのことを学びたいという意識はどんどん強くなってきています。

昨日は、格安イタリア料理レストランのサイゼリヤへ凄く久しぶりに行ったのですが、ビンに入っているオリーブオイルを無料でふんだんに使えることを初めて知りました。

以前よりオリーブオイルに対するアンテナの受信感度が上がっていることの現れかと思います。。

そんな中、先日、東京の品川駅構内を歩いていると『OLIVO』(オリーヴォ)という文字が飛び込んでまいりました。しかもこの光景(以下)が目の前に広がりました。

クリックすると大きくなります

「おーこれは、試飲もできる量り売りタイプのオリーブオイル専門店やん!」 となぜか北海道生まれの私からニセ関西弁が飛び出てしまいました。

この写真をクリックして大きくしてみるとお分かりになると思いますが、イタリアの州ごとのオリーブオイルが並んでいます。しかも、写真に撮るのを忘れてしまいましたが、店頭の看板をみると、ここのオリーブオイルは全てノヴェッロ・オイルとのことでした。

女性の店員さんオススメのラティオ産のオリーブオイルを、一センチ四方の極小パンにつけて頂きました。オリーブオイルの量もわずかだったので、正直味の判別が難しかったです。

こんなお店が品川駅の中にあることが衝撃だったのですが、店員さんの話によると、東京都内に4店舗、大阪に1店舗を展開されているそうです。

このお店を展開している会社はどんな会社なんだろうと思い、家に帰ってきて調べてみたのですが、「カンチェーミ・コーポレーション株式会社」というところが運営していることがわかりました。

代表は、エンツォ カンチェーミという方で日本に住んでいるイタリア人のようです。また、ローマ支社長は、ティーナ・カンチェーミという女性。さらに、OLIVOが展開する人材育成事業は、ジュンコ・カンチェーミという女性が率いていることから、カンチェーミ一族が同族経営している企業のようです。

さて、このOLIVOの強み、差別化ポイントはどこにあるのでしょうか。ホームページ記載のある「オリーブオイルへのこだわり」をチェックしてみたいと思います。

世界最高品質のオリーブオイル

OLiVOは『FLOS OLEI』でその年に最高評価を獲得したBEST20ならびにTOP FARMの中から厳選した『旬』のものや、珍しいオリーブ品種で作られたオリーブオイル、またその他の権威ある大会で受賞しているオリーブオイルを世界各地の生産者から直輸入しています。
FLOS OLEI 2018年度版では、5大陸、世界約50ヶ国の生産者がエントリーし厳正に審査を通過した500のオリーブオイル生産者とそのオリーブオイルが明快な解説とともに掲載されています。

オリーブオイルへのこだわり

1.カンチェーミ・コーポレーションでは、オリーブオイルの品質保持を最優先に考え、より安価な船便という選択肢もあるなか、イタリアをはじめ世界各国のオリーブオイルを全て空輸のみで輸入しています。
船貨物の場合、ヨーロッパから日本迄の航路は赤道を2回通過します。
シンガポールなどの熱帯地域の港ではオリーブオイルを積んだコンテナは他の船に移し替えられ、その際にオリーブオイルは3日間から最大1週間港に放置されてしまうこともあります。
カンチェーミ・コーポレーションは、OLiVOショップで販売されるオリーブオイル全てを空輸にすることにより、温度変化や光に敏感なオイルを不要な輸送リスクや品質劣化から守り、一番良い状態でオリーブオイルを提供できるように努めています。

2.オリーブオイルの収穫は1年に一度あります。
イタリアやスペインなどの北半球は早いところで10月中旬から収穫が始まり、オーストラリアや南アフリカなど南半球に位置する地域では6月頃から収穫が始まります。
又、生産者がどのような味わいのオリーブオイルを造るかで収穫する時期も異なります。 早摘みが美味しい品種のオリーブオイル、熟させてから収穫し、まったりとしたオリーブオイルが美味しい品種。
それぞれオリーブオイル生産者の性格やこだわりがオリーブオイルにつまっています。
カンチェーミ・コーポレーションでは、一度に一年分輸入しません。
なぜならば生産者の管理している大きなオリーブオイル専用ステンレスタンクで保管しているものが一番いい状態であると考えるからです。
3~4ヵ月分輸入し、少なくなってきた段階で生産者に再度注文を入れます。 注文が入ってから3~5Lサイズの缶に移し替え飛行機に乗って弊社に届きます。
もちろん生産者には年間でどの位輸入するかを伝えておかなければオリーブオイルも無くなってしまいますので、先に今年の収穫の量など状況も聞き輸入計画を立てております。

3.オリーブオイルが弊社に届き、24時間温度管理されている倉庫で保管し必要な数をオリーブオイル専門店OLiVO店舗、オリーブオイルダイニングla cantina cancemiに配送します。
店頭では、オリーブオイルの鮮度を保つためにイタリア製フストを使用しております。このステンレス製オリーブオイルタンクは遮光性や密閉性に優れ、エクストラバージンオリーブオイルの命であるフルーティーさを保護します。
またこのステンレスタンクにオリーブオイルを入れたまま継ぎ足しながら使用すると、ステンレスタンクの蛇口などの溝に古いオイルが残ってしまうと、せっかくのいいオリーブオイルが台無しになります。
弊社ではステンレスタンクの状態も確認し、毎回全てのステンレスタンクを分解し洗浄します。細かい溝なども細長い綿棒のようなものを使用し綺麗にします。 少しでも水滴が残こらないよう乾燥させ、分解したステンレスタンクを工具で元の状態に戻します。
お客様のお問い合わせなどで、ステンレスタンクが欲しいとのご要望もございますが、ステンレスタンクの管理が面倒な事と、イタリア製ですのできちんと工具で固定しないとオリーブオイルが漏れてきてしまうので弊社では販売はしておりません。

4.オリーブオイルの量り売りで一番多くお客様よりお声を頂くのが、瓶が透明な事です。
もちろん選択肢として遮光瓶もある中、弊社はあえて透明なガラス瓶で提供しております。
なぜ透明な瓶を使用するかと言うと、遮光瓶でも光は入ります。 人間面白いもので透明な瓶で中身が見えると気にして箱や光が当たらない場所に置こうとします。また、目に見えるのでノンフィルターオリーブオイルですと沈殿物が底にたまってきた状態なども確認します。
弊社にお問い合わせで沈殿物があるけど大丈夫かしら、白くぷつぷつしたものが出てきたけどこれはカビですかなどいろいろありますが、お客様がオリーブオイルの事を気にしてくださっているのだと思うと嬉しく思います。
沈殿物はノンフィルターであることの説明や、もちろん白いぷつぷつはオリーブオイルの品質がいい証拠で寒くなるとオリーブオイルは結晶化し固まりますとの説明で納得して頂いておりますが、これが遮光瓶では気づかない事です。
また弊社では大きな百貨店に出店させて頂いておりますので、販売時にお客様と一緒に瓶詰めの際何も不純物が入っていないかも確認できますのでリスクファクターもあります。

日本の皆様に出来るだけ一番良い状態でオリーブオイルを提供できるように努めています。

今まで、オリーブオイルの量り売りの会社のこだわりについて、ここまでの説明書きを読んだことが無かったので、上記の記載が差別化ポイントとなっているのかというのはよくわからないのですが、自分の中で一つの基準を作ることができました。

量り売りの世界も奥が深いです。。

また、今回、OLIVOのホームページを見て初めて知ったのですが、オリーブオイル界では、FLOS OLEIというインターナショナル・オリーブオイルガイドブックが毎年発刊されているようなのですが、要は世界のオリーブオイルの格付けブックです。

以下に、FLOS OLEIの概要について把握することができる内容が書いてあります。

この内容を見ると、オリーブオイルの世界の多様性・深さが認識できます。

さすがオリーブオイルの歴史の長いイタリアだけあって、味覚の感覚がより細かく言語化されています。

OLIVOでは、このFLOS OLEIで高く評価されているオリーブオイルを厳選している様子もしっかりとうかがえる内容になっています。

OLIVOの世界を堪能したら、改めてレポートさせて頂きます。

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