社会的自立・就業支援におけるハーブの役割は大きそうです。

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昨年、香川県の「五色台ハーブ園」をブログで取り上げたことがあるのですが、そこの運営母体が、「禅」の生活をベースに青少年の自立支援を行っている公益法人であり、自立支援プログラムの一環としてハーブの栽培や加工を行っているということを知ったときに、『ハーブの社会における役割・関わり』という観点において、大きな可能性を感じました。

【過去の関連記事:「禅」の生活をベースに青少年の自立支援を行っている団体が運営する『五色台ハーブ園』in 香川県

ハーブの良い香りに触れることで、植物の素晴らしさを感じるきっかけにもなり、感性に広がりを持たせることもできると思いますし、ハーブの環境に対する耐性というのは、商品化の仕事の成功体験を積むという意味合いにおいて、大きく寄与すると思います。

つい最近も、「社会的自立・就業支援」という切り口でハーブを活用している組織が他にもあることがわかってきました。以下に2件のニュースを取り上げたいと思います。

障がい者の新たなライフスタイルを創出 屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」 2020年2月3日 神奈川県海老名市にて第9FARMスタート

障がい者雇用支援コンサルティングを行う株式会社スタートライン(本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、「屋内農園型障がい者雇用支援サービス IBUKI(読み:イブキ)」について、 2020年2月3日(月)に9拠点目となる「IBUKI EBINA FARM3」を、海老名市にてスタートいたします。

当社が提供する「屋内農園型障がい者雇用支援サービス IBUKI」は、天候の影響を受けにくい屋内型農園を活用した障がい者雇用の仕組みを、障がい者雇用を促進する企業に提供することで、企業の課題解決と障がい者の新たな働き方を創出いたします。障がい者がそれぞれの障がい状況に合わせた働き方に出会い、安心して就業できる選択肢の1つとして2017年8月にローンチいたしました。細やかな作業と継続性が求められる仕事を得意とする特性のある障がい者が、IBUKI活用企業への就職を通じて新しいライフスタイルを形成することが可能です。

IBUKIで働く障がい者、サービス利用企業双方からの反響が大きく、この度9拠点目をOPENいたしました。EBINAFARM3の開設により、新たに約70名の働く選択肢を海老名市に創出いたします。

IBUKIでは、ハーブ等の植物を栽培し、ハーブティー等に加工したものを、自社内へ配布したり、ノベルティとして活用されるなど、企業様によって様々な手段で活用されております。FARM内は、安心して働くことができる環境の維持のため、当社の障がい者雇用支援コンサルタントが継続してサポートしております。

https://www.youtube.com/watch?v=kPUtjJOftyc&feature=youtu.be

IBUKI FARMの特徴や、実際にIBUKI FARMで働いている障がい者や管理者、またサービスを利用している企業担当者のインタビューをご覧いただけます。

【IBUKI EBINA FARM3 概要】
稼働開始 :2020年2月3日(月)
所在地 :神奈川県海老名市本郷2671ー1
JR相模線「門沢橋」駅より徒歩20分
就業予定障がい者数: 70名程度

業務の様子業務の様子

ノベルティノベルティ

FARM内FARM内

当社はこれからも「関わるすべての人に働く喜びを」の企業理念をもとに、IBUKIをはじめとした新しい働き方を創出し、より多くの方が働く喜びを感じる社会の実現に向け取り組んでまいります。
【WEBサイト】

■職場見学&仕事体験会のご案内
(実際に働く環境の見学やお仕事の体験ができるイベントを紹介)
https://info1.start-line.jp/l/120382/2019-03-31/8nbp5f
■屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKI サービス紹介
https://start-line.jp/business/ibuki
■情報発信メディア START NEXT!
(IBUKI利用企業様の事例や、IBUKIで実施する防災訓練などのコンテンツを配信)
http://startnext.start-line.jp
【株式会社スタートラインについて】

「関わるすべての人に働く喜びを」の企業理念のもと、2009年創業以来、障がい者雇用支援の領域において障がい者の「採用」と「定着」に重きを置き、サテライトオフィスサービスを運営。障がい者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、2016年2月に障がい者向け就職サイト・人材紹介「MyMylink」、2017年8月に屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」、2018年10月に三菱地所グループと協業の「インクルMARUNOUCHI」、同年11月に「企業向けカスタマイズ研修」など、サービスメニューを拡充しております。現在150社以上の企業様と、約900名の障がい者のサポートを日々実施しております。

詳細については、https://start-line.jp をご確認ください。

■会社概要
商号:株式会社スタートライン
創業:2009年12月
本社:東京都三鷹市上連雀1-12-17 三鷹ビジネスパーク1号館3F

■事業内容
1.障がい者雇用総合コンサルティングサービス
2.障がい者向けサテライトオフィスを活用した障がい者雇用支援サービス
3.屋内農園型障がい者雇用支援サービス『IBUKI』
4.障がい者向け求人サイト『MyMylink』
5.障がい者専用人材紹介 (有料職業紹介許可番号13-ユ‐306718)
6.障がい者雇用に関する各種研修・セミナー
7.特例子会社設立支援
8.障がい者職業生活サポートのプロフェッショナル人材の派遣
(一般労働者派遣事業許可番号 派13-305964)

■その他コンテンツの外部リンクURL
障がい者向け転職サイトMyMylink https://mymylink.jp/
障がい者雇用支援メディア Start NEXT! http://startnext.start-line.jp/

■書籍出版
成功する精神障害者雇用(第一法規)
ACTマトリックス・カード(星和書店)

■所属アスリート
高室冴綺(女子車いすテニス選手) 世界ランキング:23位(2020年1月22日 時点)

※PRTIMESの2020年2月3日の記事(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000031296.html)より抜粋

株式会社スタートラインという会社は、障がい者雇用の新しい常識を作っていくことをビジョンとして掲げている素晴らしい会社です。

以下に、IBUKIについての説明ページのリンクを貼ります。

このような形で、ハーブと障がい者の方々がかかっていることを知ると非常に嬉しくなります。

続いて、株式会社ホリスティックハーブ研究所についての取り組みについて以下に取り上げます。

自立できる術を身に付けてもらう

(株) ホリスティックハーブ研究所

精神障がいの方のなかにはDVがらみやリストカットなどの自傷行為など深刻なケースもありますが、最近急増しているのは不安障害や気分障害など、治療以前に心のケアを必要とする方です。とくに年齢的には若い人が非常に増えています。

会社勤めの大人は病気が治れば社会復帰できますが、社会を知らない若い子たちは行き場がなく引きこもりになってしまう場合もあります。ですから訪問看護をしながら少しずつショートケアに来られるように、寄り添いながら見守っていくしかないのです。

欧米ではWRAP(ラップ)と呼ばれる、自分自身を見つめるトレーニング方法があります。わかりやすくいえば企業で行うワークショップのようなもので、たとえば具合が悪くなるスイッチが入ったらどう対処すれば良いのか、気分を乱すような状況に気づいたら、いかにしてリカバリーするのか。こうしたことを一緒に考えながらサポートしていく。あるいは生活パターンを正していく。これらを支援していくのがショートケアの役割なのです。

国では、精神障がい者のための自立支援センターや就労支援施設などを推進していますが、こういう場所は若い人ほど行きたがりません。なぜかといえば、いまだに劣悪な職場環境が多いからです。都内でアルバイトする場合、時給は1,000円前後だと思いますが、作業所といわれる施設だと300円程です。しかも朝から晩までひたすら単純作業をやらされる。こんなところには行きたがらないですよ。だからいつまでたっても自立できない。それは作業所が「自立とは会社に勤めること」という前提に立っているからではないでしょうか?

私たちのショートケア施設では、プロジェクト事業として簡単なアルバイトができるような活動を進めています。たとえば、ハーブティをブレンドして袋詰めし、活動支援をいただく方々へ定期的に届けたり、近況報告の会報誌やホームページを自分たちでつくったりすることで、自給500円以上は貰えるような活動を通じて社会復帰の前の自立サポートをします。

体調の良い時、好きな時間に働けるように、少しずつ仕事に慣れていけば自信につながります。また今の時代は、会社に勤めなくても自宅でできる自立もあります。絵が好きな子だったらイラストレーターに進む道を、パソコンが得意な子だったらユーチュバーになる方法を一緒に考えてあげるとか、どんなかたちでもいいので、いろいろな可能性を見つけて自立して生きていける道もあるのだということを知ってほしいですね。

※Net IB Newsの2020年1月23日の記事(https://www.data-max.co.jp/article/33674?rct=business)

こちらについては、植物療法(フィトセラピー)の普及のための事業を展開している組織が、ハーブ通じた就業支援を行なっているという点が目新しいです。

今後もこの流れについては追っていきたいと思います。

 
 
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