のどに優しい「ブルーマロウのスロートハニー」のつくり方

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朝晩の冷え込みが一段と増してくるにしたがって、部屋の中の乾燥度合いも気になってきましたので、先日から加湿器を運転開始しました。

空気が乾燥してくると、喉の乾燥のケアも必要になってきますが、喉の粘膜を保護するハーブというと、ブルーマロウマーシュマロウが思い浮かびます。

どちらもハーブティーにすると”トロッとする”ので、粘膜の保護をしてくれそうなことが感覚として伝わるので、空気が乾燥しているときに飲むと嬉しい気持ちになります。

”トロッとする”ハーブというと、自分の中でのNo1は、ブルガリアの高山ハーブ「ムルサルスキー」です。

【過去記事:ブルガリアの高山ハーブ『ムルサルスキー』が届いたので早速ハーブティーを飲んでみました。】(2018年9月20日)

このハーブの効能を見ると、喉の痛み、風邪、インフルエンザ等に効果が高いことがわかりますので、粘膜の保護をしてくれるのは確かだと思います。

今日は喉を労わるハーブハニー「ブルーマロウのスロートハニー」のつくり方を取り上げたいと思います。

のどをいたわるハーブハニー「ブルーマロウのスロートハニー」のつくり方|私の植物アロマワーク

ボタニカルライフプランナーの末吉真由美さんに、喉をいたわる「スロートハニー」のつくり方を教えていただきました。粘膜を保護する働きのあるハーブ「ブルーマロウ」とはちみつを使って、喉のイガイガや痛みなどをやさしくケアする方法をご紹介します。スロートハニーはそのままなめてもよいですし、お湯に溶かしてトリートメントティーとしていただくのもおすすめです。

スロートハニーについて

画像: スロートハニーについて

はちみつにハーブの有効成分を浸出させたものを「ハーブハニー」といいます。

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ハーブの有効成分には、脂溶性のものと水溶性のものがありますが、このハーブハニーは水溶性の成分を取り入れて、健康や美容に役立てる方法です。

「スロートハニー」とは、中でも粘膜を保護する働きのあるハーブを使って、特に喉のケアに使います。

今回は、ブルーマロウというハーブを使ってスロートハニーをつくり、喉のイガイガや痛みなどをやさしくケアする方法をご紹介しますね。

皮膚や粘膜、胃腸に働きかけるブルーマロウ

画像: 皮膚や粘膜、胃腸に働きかけるブルーマロウ

春に咲くブルーマロウの花は、摘みたては赤紫色をしていますが、乾燥させると青紫色に変化します。(写真右側が摘みたての花、左側が乾燥させた花です)

ブルーマロウはハーブティーとして飲むと、とろりとした粘液質で、皮膚や粘膜の保護、胃腸の炎症時に働きかけます。

ブルーマロウをはちみつに浸出させたスロートハニーは、保存性が高く、そのまま使うこともできれば、飲み物の甘味剤として使うこともできるので、とても便利です。

ブルーマロウのスロートハニーのつくり方

画像: ブルーマロウのスロートハニーのつくり方

材料(つくりやすい分量)

● はちみつ50mL

● ブルーマロウ大さじすりきり2杯分(約1.2〜1.5g)

● 蓋付き保存瓶煮沸消毒しておく

つくり方

 大さじすりきり2杯分のブルーマロウをミルサーで細かく粉砕します。

画像1: つくり方

 はちみつを約50mLはかります。

画像2: つくり方

 煮沸消毒した保存瓶に、はかりとった50mLのはちみつを入れます。

画像3: つくり方

 にミルサーで細かくしたブルーマロウを入れて、ひと混ぜします。

画像4: つくり方

 ブルーマロウの入った瓶をそのまま湯煎に入れ、温度を上げていきます。湯煎の中に指を入れて、熱いと感じる温度になったら火を止めて、そのまま置き、しばらくしてから湯煎から出して、蓋をして保存します。温度が50℃以上になると、はちみつの酵素や栄養分が失われてしまうので注意してくださいね。

画像5: つくり方

ブルーマロウハニーの使い方

画像: ブルーマロウハニーの使い方

喉がイガイガする時に

スプーン一杯をすくって、舌の上にのせ、ゆっくり舌を転がすようにして、喉の奥までじわじわと届けます。

肌や喉の乾燥が気になる時や胃腸が不調の時のトリートメントティーとして

 カップに150ccの熱湯を注ぎます。

画像1: 肌や喉の乾燥が気になる時や胃腸が不調の時のトリートメントティーとして

 ティースプーン大盛り1杯分のブルーマロウハニーをカップに入れます。

画像2: 肌や喉の乾燥が気になる時や胃腸が不調の時のトリートメントティーとして

 ほんのり薄紫に色づくまで、よく混ぜます。色を楽しみながら、ゆっくりとお飲みください。私はいつもそのままお花も食べてしまいますが、細かい花びらが気になるようでしたら、濾してから召し上がってください。

画像3: 肌や喉の乾燥が気になる時や胃腸が不調の時のトリートメントティーとして

本来のブルーマロウティーは薄い青色ですが、レモンなどの酸を加えるとピンク色に変わるのをご覧になったことがあるかもしれません。

このブルーマロウハニーティーも、はちみつがレモンと同じ反応をすることで、淡いピンク色が広がり、目を喜ばせてくれています。

画像4: 肌や喉の乾燥が気になる時や胃腸が不調の時のトリートメントティーとして

 

画像5: 肌や喉の乾燥が気になる時や胃腸が不調の時のトリートメントティーとして

末吉 真由美(すえよし まゆみ)
暮らしの植物アロマケミスト/恋する石けん®︎研究家
(公社)日本アロマ環境協会資格認定校フェールマヴィ校長
日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト

家族と暮らしのハウスキーピング品やコスメ、恋する石けんワークを通して地域で生き生きと活躍する女性を増やすことが使命。

●ウェブサイト:フェールマヴィ
https://fairemavie.com
●Instagram:@fairemavie.mami
https://www.instagram.com/fairemavie.mami/
●公式 LINE
https://lin.ee/zGxUbnI

※天然生活の2021年11月16日の記事(https://tennenseikatsu.jp/_ct/17494704)より抜粋

「ブルーマロウのスロートハニー」は、乾燥する冬に常備しておくとかなり有難いですね。

今、ブルーマロウが家にないので購入して作ってみたいと思います。

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