ユニリーバ・グループが、茶葉に特化した共存共栄型新会社「エカテラ」を設立

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ハーブ・アロマ関連の業界情報と触れていく中で、私自身、大企業の動きというのは非常に気になります。

ハーブ・アロマ関連の業界を健全な形で拡大させていきたいという想いが強いので、業界に(いい意味でも悪い意味でも)インパクトをもたらす可能性の高い大企業の動向には常にアンテナを張っています。

約2年前、コカ・コーラがアーユルヴェーダ分野の商品開発に取り組むというニュースを紹介しました。

【過去記事:コカ・コーラ社がアーユルヴェーダ分野の商品開発に取りかかる予定というニュースを読んで】(2019年5月12日)

その後の状況がどうなっているか調べたところ、コカ・コーラ社の人材募集のページに、「Manager, Marketing – Tea Coffee & Ayurveda Brands」の記載がありましたので、いよいよ市場に投入される感じでしょうか。

楽しみですが、しばらくはインドでテストマーケティングを行なうのかもしれません。

 

今日は、同様に大企業の動向について取り上げたいと思います。

茶葉に特化した新会社「エカテラ」、共存共栄型を目指す

「茶葉」という再生可能な資源に着目した世界最大のティーブランドカンパニー「ekaterra(エカテラ)」が誕生した。ユニリーバ・グループは、新会社「エカテラ・ジャパン・サービス」を1日に日本法人として立ち上げた。同社はティーブランドを専門に扱う新会社となり、「リプトン」ブランドを主軸に、さまざまなティーブランドを展開していく。同時に生産者から生活者、同社社員など、関わるすべての人々が繁栄できる新たな企業の在り方として「共存共栄型企業」を目指す。

新会社の「エカテラ」は、「リプトン」「ブルックボンド」などの紅茶や緑茶、ハーブティーの34ブランドを保有するティーブランドカンパニーとなる。各国での立ち上げとともに、国内では「エカテラ・ジャパン」として始動し、茶葉や飲料関連事業に専念し、さらなる拡大に取り組む。

9月24日、赤坂ガーデンシティ(東京都港区)で開催した説明会で光宗晃子ジェネラルマネジャーは「同社を立ち上げた理由は、拡大する紅茶やお茶の市場の有望性による。同事業に集中し、市場と一緒に成長を目指す。お茶に関わるすべての人が潤う好循環を生み出す企業にしていきたい」と抱負を語った。

「リプトン」ブランドの製品群

同社の最大の特徴となるのが「共存共栄型企業」を目指すことだ。そのためのビジョンとして「再生する植物(茶葉)のパワーを借りて、世界中の人が健康で幸せな世の中を作ること」を掲げる。

中村力也コーポレートPRマネジャーは「再生可能かつ生分解する“茶葉”という循環する資源に専念することにより、自然や地球との『共存』に努める。加えて『共栄』として、生産者から生活者まで関わるすべての人が繁栄できる企業を目指していく。その思いを込めて、サンスクリット語で唯一無二・約束を意味する“エカ”、ラテン語で地球・土地・自然を意味する“テラ”と命名している」と語る。

なお、同社の主軸となる「リプトン」ブランドについて、稲井綾乃サステナビリティ推進リーダーは「ブランドパーパスとして“大切な人とのつながり”を掲げている。大切な誰かと過ごす笑顔があふれる時間に目を向けてもらえるきっかけになれるようなブランドになっていきたい」と意気込みを語った。

投稿 茶葉に特化した新会社「エカテラ」、共存共栄型を目指す は 日本食糧新聞電子版 に最初に表示されました。

※日本食糧新聞の2021年9月29日の記事(https://news.nissyoku.co.jp/news/motoyoshi20210926081554928)より抜粋

リプトンがユニリーバのブランドだったことを今まで知りませんでした。。

今後、リプトン等のブランドをまとめていく新会社エカテラの元に、34のティーブランドがあるという部分にも驚きました。かなり巨大です。

抜粋記事の中にもあるように、今回の動きはお茶市場の拡大を睨んでのことだと思いますが、そこに今流行りの「サステナブル」をしっかりと織り込んでいます。

”サステナブル”という言葉が、今ほとんどの企業で使われているので、我々としては「企業の取り組みの実態」にしっかりと目を向け、うわべだけの”サステナブル”になっていないかを注視する姿勢がこれからの社会で必要だと思います。

エカテラの今後の動きにもアンテナを張っていきたいと思います。

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