私自身、今後数十年の時間をかけて、香り・味・効能において本当に納得のいくブレンドに辿り着きたいという想いもあり、世界各地のブレンドハーブティーの情報をコツコツと収集しています。
日本以外の地域で長年に渡り飲まれているブレンドというのは、日本人の私の感覚からすると「この味はなんだ?」と思うことが多く興味が尽きません。
日本には普及していないハーブ・スパイスを使っていることも多いので、自分自身が未知のハーブに出会い、且つ、その未知の香り・味を知った時の感動というものが、次なる興味へと繋がっていきます。
先日、ブータン王国に自生しているシーバックソーン(サジー)をベースにしたブータン製ブレンドハーブティーのことを紹介した記事の中で、今まで試してきた世界各地のブレンドのことについて触れましたので以下に貼ります。
【過去の参考記事:『シーバックソーン(サジー)』というスーパーフルーツをベースとした”ブータン産ブレンドハーブティー”が気になります。】
ちょうど先月、創業160年のドイツ・メディカルハーブ薬局『マリエン薬局』のブレンドハーブティーのことをインスタグラムで紹介されている方がいたのですが、私自身が同じタイミングで「マリエン薬局」についての記事を見ていたので興味を持ちました。
それから一ヶ月以上経ってしまったのですが、マリエン薬局のハーブティーを購入しようと思い、ホームページにアクセスしたのですが非常に驚いたことがありました。
【マリエン薬局のホームページ】(日本語)
私が驚いたのは、「目的・症状別おすすめ」のタブをクリックした後の以下のページです。
あ行~や行ではじまる目的・症状の項目が、ずら~っと86項目も記載されていて、そのそれぞれに作用するブレンドを提案しており、ページから伝わる几帳面さに衝撃を受けたという感じです。
私自身まだドイツに行ったことがないのですが、このページを見たときに「あ~、ドイツ人っぽい」という言葉がポロっと出てしまいました。
”ドイツ人の几帳面な性格”と”メディカルハーブ”の相性の良さも個人的には感じました。
私が購入したのは、春ということもあり、「た行」の”ダイエット・減量”の項目にあったデトックスブレンドです。
7日~10日でドイツから直送されてくるということですので、到着が楽しみです。
”マリエン薬局のホームページ”に、マリエン薬局の歴史について記載されたページがありましたので以下に抜粋します。
この内容を見て、長年にわたりメディカルハーブという領域において研究に研究を重ねているということが伝わってきて、とても信頼ができる薬局だと感じました。
購入した商品が到着し、試飲をした後に改めて記事をアップする予定です。

19世紀から現代まで、プリーンの人々の健康を見守り続けるマリエン薬局。伝統を守りながら、新しいトライアルも繰り返してきたからこそ、いまも愛され続け、地域に根づいています。
1858年、皇帝から薬局開業証明書を取得し、マリエン薬局は開業しました。 この当時、マリエン薬局はローゼンハイムからトラウムシュタイン間に おいて、鉄道がまだ開通していなかった時代の、唯一の医薬局でした。そのため、マリエン薬局はこの地域一帯の住民の生命を守る薬すべてを、製薬していました。 当時の薬と言えば、ハーブを中心とした薬草を原料にした自然薬。この時代からのレシピの積み重ねが、いまのマリエン薬局のメディカルハーブティーに受け継がれているのです。
現代医学の発達とともに、マリエン薬局でも、多くの新薬を扱うようになりました。でもその一方で、伝統として守り続けてきたメディカルハーブをはじめとする自然療法の研究・開発も怠りません。 1961年には、7代目の薬局長(現薬局長の先代)フリッツ・ロイター博士が2人の医学博士とともに、マリエン薬局のレメディウムシリーズをつくりました。これらは各博士の頭文字、E・K・Fから「EKFシリーズ」と名づけられ、<新陳代謝システム+神経システム+免疫システムの調和>を目指したホメオパシー薬でした。 EKFシリーズは、厳しいドイツ薬事法からの正当な認可も受けつつ、副作用がなく身体に負荷がかからないレメディウムで、まさにマリエン薬局の伝統の結晶ともいえるものでした。自然療法でありながら、きちんと効果がある。歴史を重ねてきた老舗薬局だからできたことなのです。
1984年、ヘルベルト・ロイター博士が薬局長に就任。このころから1990年にかけて、ドイツの薬局方が次々に改定されました。









