トロピカル・スパイス・ガーデン(マレーシア・ペナン島)の植物たち【ウォーターガーデン~熱帯雨林 編】

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先日から何度かマレーシア・ペナン島へ行った時のことをレポートしてきましたが、今回の訪問で自分自身が最も関心が高かった場所の一つである「トロピカル・スパイス・ガーデン」について、2部(前編・後編)構成でご報告いたします。

このガーデンは大きく、以下のテーマに分かれています。

①ウォーターガーデン
②熱帯雨林(Heart of the Garden)
③スパイステラス
④スパイス戦争の歴史についての情報展示
⑤バンブーガーデン
⑥毒草庭園
⑦コーヒー・紅茶・ココアの情報展示

 

前編では、【ウォーターガーデン~熱帯雨林 編】として①と②をレポートし、後編では、【スパイステラス編】として、③をメインでレポートしたいと思います。

こちらが、トロピカル・スパイス・ガーデン(Tropical Spice Garden)の入り口。入り口は全然目立たないですが、いい雰囲気です。
受付に置いてあった、ハーブ&スパイス。テンションが上がります。
受付でパンフレットと音声ガイド機器を受け取り、早速ガーデンの全体像を確認しました。機器に番号を入力するとその植物等の情報について約1分~5分くらいの説明を聞くことができる仕組みになっています。
こちらが、地図に記載されている番号についての情報です。
受付を済ませて早速散策開始。こちらがウォーターガーデン脇の光景です。広大な熱帯雨林が広がります。
ウォーターガーデンの中には大きく3つのカテゴリーの植物が存在しており、これらがうまくこの生態系を維持しているとのこと。
ウォーターガーデン左前方
ウォーターガーデン 右前方
難しい名前ばかりなのですが、自分が今回の旅で見たかったハーブの一つ、東洋のバニラと称されるパンダンが⑪に該当することがわかりました。
こちらですね。pandanus amaryllifoliusの学名は、一般的にデザートの色付けや香りづけ、消臭用等として使われているパンダンだと思います。
道を歩いていると、名前はわからなかったのですがこんな植物も見ることができます。
入園後10分ほどで汗が噴き出てきたので、一旦受付に戻り、レモングラスジュースを買いました。とってもうまい!
ウォーターガーデンを離れ、歩いているとパンダンのPandanus pygmaeusという品種のものを見つけました。
続いて、Bromeliad(ブロメリア)【アナナス科】の植物のエリアです。中南米(熱帯から亜熱帯)に広く分布する植物で、日本で最も有名なブロメリアといえば、パイナップルです。パイナップルは普通の植物と同じように土に根を張る地生種ですが、多くのブロメリアが木や岩の上にくっついで生活するいわゆる着生植物です。(エアプランツもアナナス科です。)
エアプラント。ホスト(木)に寄生しますが、木から養分を吸収するということはなく、彼ら自身の葉から吸収するとのことです。
こちらもエアプランツ。
奥の葉が目立ってわかりにくいですが、手前の木にも小さなエアプランツが生えています。
こちらはパイナップルの説明です。
アナナス科の植物のエリアを離れ歩いていると、フィロデンドロン Philodendronという植物がありました。観葉植物として栽培されるものが多いそうです。

 

いよいよ熱帯雨林のエリアに突入です。こちらはフィッシュテールパーム(カリオタ・ミティス)というヤシの木の葉。魚の尾びれに似ています。
こちらはフィッシュテールパーム(カリオタ・ミティス)の木の幹です。竹のような感じですね。
フィッシュテールパームの説明。東南アジア原産のヤシの木と書かれています。
熱帯雨林についての説明です。熱帯雨林は、南米・東南アジア・中央アフリカの3つのエリアに存在しており、その面積は地球の地表面積の5%以下であるが、世界の動植物の50%以上の種類が存在しているとのこと。この事実を見ると、熱帯雨林の高密度なバラエティーに富んだ世界観に驚かされます。マレーシアの土地面積の60%以上は熱帯雨林で、構成しているほとんどがフタバガキ科の木だそうです。
熱帯雨林の4つのレイヤーについての説明。こちらのサイトに熱帯雨林のレイヤーについての説明があります。(言語選択可能:日本語がちょっと不自然です)
熱帯雨林エリアの中心です。
こちらはタロ芋(@熱帯雨林エリア)です。

※東京農業大学の2012年の「タロイモは語る」というレポートが詳細にタロイモのことについて調査されており、非常に参考になります。今後参照したいと思います。

前編は以上になります。私自身の関心がスパイスのため、前編の写真の数がかなり手薄になってしまいましたが、実際はもっともっと色々な種類の植物を楽しめますので補足しておきます。

明日は、スパイステラス(様々なスパイスが植えられたエリア)を中心にレポートいたします。

後編につづく。。

トロピカル・スパイス・ガーデン(Tropical Spice Garden)

URL: https://tropicalspicegarden.com/

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