台湾の幾つかのハーブティーショップの情報を見ると、その独特の雰囲気に魅力を感じ行きたくなってしまいます。

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昨日の台風が過ぎ去った後、庭を見てみると、ウッドデッキのテーブルが吹き飛ばされていて、温州みかんの木の上に落ちてしまった為、木の枝が割けてしまっていましたが、何とか生き延びてくれそうです。

私の住んでいる場所からそんなに遠くない場所でも、水浸しになっている情報をニュースで見ていると、川の近くに住んでいる方や、窪んだような低い場所に住んでいる方の被害が大きく胸が痛みます。

台風の被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。

このような大きな自然災害に合うと、人間の無力さも痛感しますが、今後に備えて何ができるかということも考えるようになります。

私自身は、最低限、停電に備えて車のバッテリーから家に電気を引き込めるようにしておきたいと思いました。

では本日の話題に移りたいと思います。

先月、東京・日本橋の新商業施設「コレド(COREDO)室町テラス」がオープンしましたが、台湾の大型複合セレクトショップ「誠品生活」が出店し話題になっています。

このショップの中には、個人的に魅力を感じるお店が多く、日本橋へ行く機会を伺っているところです。

台湾料理の人気店「フージンツリー」というお店が、「コレド(COREDO)室町テラス」がオープンする前にテレビで取り上げられていたのですが、「豚バラ肉の角煮 ナツメとハイビスカスソース」というメニューが取り上げられていて、美味しそうだと感じましたし、自宅でも真似できそうだと思いました。

 

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明日オープンする日本橋室町テラスに入っている台湾料理の人気店「フージンツリー」のメニューにある「豚バラ肉の角煮 ナツメとハイビスカスソース」✨ これは美味しそう☺️家庭でも真似してみたい一品です。 #ハーブアロマの専門家の集合サイト #placeauxherbes #プラースオウエルブス #enjoyherballife #エンジョイハーバルライフ #ハーブのある暮らし #香りのある暮らし #スパイスのある暮らし #アロマ #ハーブ #スパイス #herb #aroma #spice #アロマテラピー #植物療法 #薬膳 #アーユルヴェーダ #ハーバリスト #ハーバルセラピスト #ハーブティー #精油 #エッセンシャルオイル #ハーブティー #ハイビスカス #ナツメ

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今日は、台湾のハーブティーショップが幾つか紹介されている記事を取り上げたいと思うのですが、その独自の雰囲気を見ているだけで行きたくなる衝動が高まってきます。

青草茶でデトックス!?台北で東洋ハーブの世界を堪能

「台湾で漢方を試したい、でも飲めるかな…」という人に、まず試してほしいのが、手軽に挑戦できる東洋ハーブティーです。
台湾で今ほど十分な医療が整っていなかった時代に、ハーブティーを飲んで体の調子を整えていました。台北・萬華区には青草巷と呼ばれる「ハーブティー」のお店が軒を連ねます。さらに近年、老舗青草店がスタイリッシュに生まれ変わり、東洋ハーブが再注目。台湾ハーブティーで体内から綺麗になりませんか?

新感覚のハーバルカフェ!西門町の老舗「老濟安」

写真:中園 まりえ

西門駅から徒歩10分、古き良き台湾のノスタルジック感が残る萬華の住宅街に佇むお洒落な青草店「老濟安 Healing Herbar」。元々、龍山寺の横にある「青草巷」に店を構えていましたが、現在三代目・王さんが引き継ぐ際に新しくこちらに店舗を構えました。
大学卒業後、一般企業に勤めていた王さん。仕事で疲れたときなど体調に合わせてハーブティーを煎じて飲むという、自分が薬草店で生まれ育ち、自然と身についていた知識を周囲の人達が知らないことに驚きます。そこで改めて、家業である東洋ハーブの面白さに気づき、もっと若い人や海外の観光客にも台湾のハーブ文化を生活に取り入れてほしいと思うようになります。
そこで、昔ながらの粉が舞い、東洋ハーブを求める人しか寄り付かないような薄暗い青草店の雰囲気を一掃し、スタイリッシュで若者にも興味を持ってもらえるようなお店に生まれ変わらせました。

写真:中園 まりえ

店頭は、まるでバーカウンターのようなゆったりとした空間を演出。その奥には、昔ながらの青草店の雰囲気をあえて残しつつも、美しい緑のラベルを貼ったハーブを保管する缶が、グラデーションのようにズラリと並びます。その500種類以上のハーブの中から、それぞれのお客さんの体調に合わせて数種類のハーブを調合するのが、昔ながらの青草店の仕事。
東洋ハーブが初めてという人とために、同店では効能毎に調合した台湾ハーブブレンドを用意。4000~5000ccの大量の水に煮出すタイプと、一回ずつティーバッグタイプがあります。
たとえば、鼻アレルギー気味の場合には「地錦板藍茶」(280元/15個入)。ミントの爽やかな香が強すぎず、飲みやすく、季節の変わり目などに飲み続けるとアレルギー症状が和らぎます。

写真:中園 まりえ

台湾でハーブティーというと、暑い時期に体内の熱を取り除く効能のある青草茶が有名ですが、こちらでは体質に合わせた6種類の温かいハーブティーが中国茶芸スタイルでいただけます。
仕事や家事に疲れた身体にオススメの「神清気爽茶」(スッキリハッキリ茶・80元)は、ドクダミ・疳取草・ヨモギ・烏山椒・タカサゴギクがブレンド。
中国茶と日本の茶道からヒントを得て、このハーバル茶芸のスタイルを編み出した王さん。セットには、中国茶の聞香杯も付いており、まずはハーブの爽やかな香りを嗅いでリラックス。その後、お茶をゆっくりと頂きます。お好みで、天然の甘味が優しいステビアの葉をお茶に入れたり、口に含んでお茶と一緒に楽しみます。しばらくすると、不思議と身体がポカポカ。すぐにその効能を体感できます。
<老濟安 Healing Herbarの基本情報>
住所:台北市萬華區西昌街84號
電話番号:+886-2-23141878
時間:火~土9:00~19:00(日曜・月曜定休)
アクセス:MRT「西門駅」から徒歩約10分

迪化街散策で立ち寄りたい「姚徳和青草號」

写真:中園 まりえ

迪化街の民楽街沿いにも、昔ながらの青草店が数軒立ち並びます。その中でも永楽市場の向かいある「姚徳和青草號」は、70年以上続く老舗青草店。2017年に台北市商業處主催の「伝統店改造計画」によりリノベーションして生まれ変わりました。

写真:中園 まりえ

木の温もりが感じられる落ち着いた店内には、麻袋に入った乾燥ハーブが天井までびっしりと積まれており、本業がハーブ問屋であることがわかります。
今や、台北観光では欠かせない迪化街エリアということもあり、観光客が手に取りやすいティーバッグやハーブ入り入浴剤もたくさん並んでいます。
「青草茶などティーバッグ」(150元~・300-500L×15袋入)
「苦茶ティーバッグ」(160元・3.6L用×2袋入)
「青草入浴剤」(120元・3回分)

写真:中園 まりえ

新しく生まれ変わった店内奥には創業者・姚徳和さんが実際に使用していた漢方箪笥もインテリアの一部として置かれています。迪化街散策で疲れたら、お洒落な店内でヒーリング効果のあるハーブの香りに包まれながら、台湾式ハーブティーを味わってみませんか?
(店内飲料)青草茶、茅根茶、アロエ茶、苦茶(各20~30元)
<姚徳和青草號の基本情報>
住所:台北市大同區民楽街55號
電話番号:+886-2-2559-5389
時間:8:00-20:00(日曜定休)
アクセス:MRT「北門駅」から徒歩10分、永樂市場の向かい

龍山寺参拝後に東洋ハーブの世界「青草巷」

写真:中園 まりえ

観光客にも人気の観光スポット・萬華区の龍山寺。その龍山寺の脇道に「青草巷」というハーブ専門店がひしめき合う通りがあります。
「青草巷」の入口付近には、その場で手軽にいただける「青草茶」や「苦茶」のドリンクスタンドがあります。台湾のうだるような暑い日には、この「青草茶」で台湾流に火照りを冷ましてみるのもいいでしょう。

写真:中園 まりえ

一歩路地に入ると、迪化街の漢方街の香りとはまた違う、爽やかなハーブの香りに包まれます。こちらでは、根っこ付きのフレッシュな大きなアロエから乾燥したハーブ類まで数百種類の東洋ハーブが並びます。
お土産にピッタリな「ハーブティーバッグ」や「ハーブの入浴剤」は、効能が記載されているので、自分や友達の体調に合わせて選ぶと良いでしょう。
今では、自分の体調次第でハーブの種類を選びますが、一昔前、医療をまともに受けられなかった時代には、皆お寺(ここでは龍山寺)へ行き、おみくじを引き、そこに書いてあったハーブを青草巷に来て、調合してもらい煎じて飲んだんだとか。まさに神頼み!?そんな地元の人の昔話を頭の片隅に置きながら、龍山寺を参拝するとまたお寺の印象も変わってくるでしょう。
<青草巷の基本情報>
台北市萬華區西昌街224巷・廣州街
時間:7:00~20:00(日曜定休)
アクセス:MRT「龍山寺駅」出口4を出て、龍山寺に向かって右の路地が「青草巷」。
※定休日・時間は、店によって異なるので要確認。

ハーバルティーで台湾の新たな魅力に迫ろう!

日本ではタピオカミルクティーから始まった台湾ブームがまだまだ続いていますが、台湾の魅力は食やスイーツだけではありません。台湾の人々を見ていると、よく食べよく飲み、そしてよく身体の声を聞いているなという印象を受けます。
自分の身体と向き合いながら、漢方や東洋ハーブをうまく取り入れているからこそエネルギッシュなのかもしれません。次回の台湾旅は、そんな台湾の進化した青草店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※一般的に台湾の「青草店」では、青草だけではなく、様々な種類のハーブ(薬草)を売っています。しかし、台湾政府は漢方薬や西洋薬を売る店と差別化し、店名や詳細に「薬」という文字を入れることができません。よって、ここではあえて「ハーブ」や「青草」という名称を使っています。
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
老濟安 Healing Herbar公式Facebook
https://www.facebook.com/HealingHerbar/
姚徳和青草號Facebook
https://www.facebook.com/YaodeHerb/

ORICON NEWSの2019年10月6日の記事(https://www.oricon.co.jp/article/953222/)より抜粋

この記事の中に出てくるの写真の一つ一つが、個人的に興味をそそられる風景ばかりで、台湾へ行きたい衝動に駆られます。

ちょうど20年前くらいに、仕事で3度程、台湾へ行ったきりで、それ以来全く行っていないこともあり一層強い想いが沸き起こっています。

上記の記事に出てくる「青草茶」については、以下の記事を見ると概要がわかると思います。

ちょうど昨年、トルコのハーブセミナーに出席した際、台湾のお茶のことについて研究している方が隣に座り、私がハーブのことが好きで色々と探求していることを伝えると「台湾には、青草茶というのが有名ですので、ぜひ飲んでみてください」ということを言われたことが、この記事に触れたことでフラッシュバックしました。

台湾のハーブの文化へ直に触れる機会を近いうちに作れるよう努力していきたいと思います。

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