岡本亀太郎本店の薬味酒『保命酒』を飲んでみました。

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先日の記事【徳川慶喜やペリー提督も好きだったという薬草酒『保命酒』とは】の中で、岡本亀太郎本店が販売している「保命酒」のことについて取り上げました。

上記の記事でも取り上げましたが、この酒を発案したのは、中村吉兵衛という江戸時代初期の人物です。彼は大坂の漢方医の家に生まれたため、舶来の薬草の買い付けに、しばしば海路で長崎まで出かけ、その途次に立ち寄った福山藩の良港鞆の浦(とものうら)で美味な地酒があることを知り、持っていた薬草を加えれば、薬効のある美酒になるやと、いろいろ試して完成したのが保命酒のはじまりと言われています。

グーグルで「保命酒」で検索すると、同じ保命酒でもいくつかのお店が販売していることがわかります。

その理由は、明治維新の社会変動の中で中村家が滅びた際、ごく少数の蔵元がこのレシピを引き継いで今に至っていることによるものです。

徳川慶喜やペリーも好きだったことが記録されているこのお酒の味が気になったので、岡本亀太郎本店から直接購入し、味を確かめてみましたのでレポートいたします。

神秘という言葉が、ますます興味をそそります。
クリックすると大きくなります。側面には、ペリーと保命酒との関係が説明されています。
クリックすると大きくなります。保命酒の歴史についての若干詳細な内容がかかれています。16種類の薬味の写真があるのですが名称の記載はありませんでした。漢方系の生薬だと思うのですが、私にはまったくわかりません。。
ラベルの裏面チェック。みりんをベースにしたお酒です。薬用養命酒もみりんベースのお酒という情報を読者の方から教えて頂きました。

ますは、保命酒そのものの味を確認するため、ストレートで飲んでみましたが、コクのあるシロップという印象でアルコール分がしっかり後味に効いています。

そのコクは、薬草からしみわたるものだということははっきりと認識できます。

風邪気味のときなんかはストレートでグビッといくといいかもしれません。

ストレートでいったあとは、炭酸水で割りました。
シャンパンのような感じの見栄えです。
不要かもしれませんが、上からの図。

この炭酸水との組み合わせ、かなり気に入りました。

ちょっと面白いと思ったのが、ストレートで飲むとどろっとしたシロップという感じで甘かったのですが、炭酸水で割ると、飲んだ後に口の中に甘さが残らずすっきりという感じ。

通常のシャンパンは、飲んだ後も甘さが口に残る感覚があると思います。

これが、みりんベースのお酒の魅力なのかな?と思ったのですが、今後検証が必要です。

薬用養命酒との比較もしたくなってきました。

みりんベースの薬酒の世界もかなり深そうですので、探求していきたいと思います。

【岡本亀太郎本店】
住所:広島県福山市鞆町鞆927番地の1
電話:084-982-2126
営業時間:9:00~17:00(年中無休)
公式サイト:http://www.honke-houmeishu.com

 

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