食物繊維が多く低エネルギー な「ルバーブ」の栄養学

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以前(2015年~2016年くらい)、ルバーブのことを知ったばかりの時に、”ルバーブをジャムにすると美味しい”という情報を基に自作したことがあるのですが、仄かな酸味と独特の風味が本当に美味しかったです。

【関連記事:「道の駅こぶちざわ(小淵沢)」がハーブ好きには魅力的で笑顔が溢れてしまった件】(2017年7月30日)

☝の記事では、ルバーブジャムの写真があります。

ルバーブジャムはお店で見かける頻度も徐々に上がってきているので、認知度が少しずつ上がってきていると思います。

今日はそのルバーブの栄養学関連の情報について取り上げたいと思います。

ルバーブは食物繊維が多く低エネルギー 糖尿病の人は夜に食べたい【時間栄養学と旬の食材】

ルバーブ

【時間栄養学と旬の食材】ルバーブ

 ルバーブは、フキやセロリのように大きな肉厚の葉、赤やピンクの茎、独特の強い酸味が特徴的な野菜です。野菜と言いながらも調理法がほぼ果物と一緒のため、米農務省(USDA)では果物に分類されていたりする面白い食材といえます。爽やかな香りも独特で、エルメスでもルバーブを使った香水が出ているほどです。

 海外では日常的に食べられている野菜ですが、日本ではまだなじみがなく、現在、ルバーブを栽培している農家も国内に100軒ほどだそうです。暑さや日当たりに弱く寒い土地を好むので、北ヨーロッパやイギリス、北米といった北の地域で栽培され、日本では北海道や長野で多く収穫されます。

 砂糖で茎を調理してジャム、パイ、タルトなどにして食べることがほとんどで、甘いルバーブパイはイギリスや北米の伝統的なデザートです。そのため、ルバーブを「pie plant(パイの植物)」と呼ぶことも。また乾燥した根は、日本では別名「ショクヨウダイオウ(食用大黄)」とも呼ばれ、漢方として使用されています。漢方名はダイオウとして扱われており、便秘やそれに伴う腹部の膨満感などに効果的だそうです。

 そんなルバーブは非常にエネルギーが低く、食物繊維の量が多いのが特徴です。1カ月間毎日27グラムのルバーブ(茎)を食べた場合、総コレステロールが8%減少し、LDL(悪玉)コレステロールが9%減少したという報告もあります。また抗酸化物質もとても豊富なので、細胞の老化を防いだり、ストレスを軽減するホルモンの生成や、免疫力を強化する効能も期待できるでしょう。

 総ポリフェノール量もケールより多いという報告もありますし、ルバーブの茎の赤色成分のもととなるアントシアニンも豊富に含まれます。アントシアニンには血流促進効果があると考えられており、眼精疲労を軽減したいときに効果的です。

 なるべく血糖値を上げないようにしたい夜に食べることで、寝ている間の疲労回復にも役立ちそうですね。4月下旬から徐々に収穫が始まり、加工品としての販売も多くなってきています。探してみてはいかがでしょうか。

(古谷彰子/愛国学園短期大学非常勤講師)

※日刊ゲンダイ ヘルスケアの2022年3月18日の記事(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/277395)より抜粋

個人的に知らない情報が多く、有益な記事内容です。

この記事から感じることは、ルバーブはヨーロッパやイギリス、北米では想像以上にメジャーな食材だということです。

エルメスでもルバーブの香水を商品化しているということなので、やはりあの風味に魅力を感じている人々は多いということですね。

ちょっとネットで調べるとルバーブの専業農家のページがいくつかヒットしましたので以下に貼ります。

(福島県)

(長野県)

また以下のCookpadのページでは500以上のルバーブレシピを確認できます。

ルバーブをもっと身近にして、接点を多くしていきたいという気持ちが高まってきました。

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