バーテンダーがオススメする薬草・香草系リキュール4種

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外気温の低下と共に、アルコール度数高めの薬草酒をグビッといきたい気持ちが高まってきました。

ハーブ好きの間で有名な薬草酒というと「アブサン」が思い浮かびますが、以前、アブサンを使用したボンボンショコラを食べたことがあります。

【過去記事:”アブサン”とチョコのハーモニーを堪能できるボンボンショコラ「AKAYANE BONBON」】(2021年8月15日)

非常に美味でオススメです。

今日は、バーテンダーがオススメする薬草・香草系リキュール4種を取り上げたいと思います。

薬草系リキュール オススメ銘柄4種 「スパイシーさと大人な苦味が特徴」「バーに必ず一本あるのは…」

アルコールに薬草や果実の香りを抽出し、甘味と着色を加えて作られる『リキュール』。一般的に「甘いお酒」というイメージが強いが、実はキリッとした苦味が魅力のものも少なくない。今回は、神戸・花隈にある「Bar SAVOY hommage(サヴォイ・オマージュ)」の店主でバーテンダーの森崎和哉さんに、スパイシーさと大人な苦味を楽しめるリキュールについて話を聞いた。

【写真】バーテンダーオススメ! 薬草・香草系リキュール「ベネディクティン」

 一説によればラテン語の“リケファケレ(溶け込ませる)”が語源になったといわれる、リキュール。その歴史は非常に長く、「もともと、リキュールは“薬”としての役割を持っていて、中世の錬金術と関連していると言われているんです」(森崎さん)。錬金術(蒸留技術)によってリキュールの原型が誕生し、その製法は修道院にも伝わり、旅人の滋養強壮としても使われていたそうだ。

 そんな長い時の中でリキュールは進化し、現在では多種多様なフレーバーがバーに並ぶように。森崎さんは今回、バラエティ豊かなラインナップの中から“薬草・香草”を使ったリキュールを4種、紹介してくれた。

“薬草系”リキュール各種。左からスーズ、シャルトリューズ、カンパリ、ウニクム(写真提供:「Bar SAVOY hommage」)

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◆カンパリ
イタリアのミラノで生まれ、その鮮やかな赤色が特徴。ビターオレンジやキャラウェイシード、コリアンダーなど多くのハーブが使用されており、オレンジの苦味がより濃く引き立つ味わいだ。スタンダードカクテルにもよく使われているため、ポピュラーな1本だと言えるだろう。

◆スーズ
フランス生まれのリキュールで、高山植物のゲンチアナ(和名:リンドウ)の根が主な原材料。森崎さんいわく「イタリアのカンパリ、フランスのスーズ」と言われるほどメジャーな商品なのだそう。ハーブの独特な苦味にオレンジとバニラの風味を加え、複雑な味わいを楽しめる。

◆シャルトリューズ・ヴェール
バーには必ず1本ある、と言っても過言ではない定番のリキュール。フランスの修道院が旅人を癒すために作ったものと伝えられており、130種類ものハーブが配合されている。スパイシーな香りとキリッとした味わいが特徴で、アルコール度数は55度(ちなみにシャルトリューズ・ジョーヌは40度)と非常に高め。ジンと掛け合わせて作るカクテル「グリーン・アラスカ」にも使用されている。

◆ウニクム
ハンガリー伝統の薬草酒で、1700年代の後半、皇帝・ヨーゼフ2世が病に倒れ、主治医が調合した薬草酒を献上した事が始まりと言われている。「ウニクム」とは「特別な・特殊な」という意味で、その名の通りハーブの苦味が強い個性的な味わいだ。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 同じ“薬草系”リキュールでも、素材によってその味わいは大きく変わる。バラエティーに富んだリキュールの中から、お気に入りの1本を見つけてみたいものだ。

※ラジトピの2021年12月8日の記事(https://jocr.jp/raditopi/2021/12/08/401884/)より抜粋

カンパリは非常にポピュラーですが、多くのハーブが使用されていることを意識したことがありませんでした。

その他の3種は全く知らないリキュールです。

スーズに使用されている高山植物のゲンチアナ(和名:リンドウ)の根は、漢方にも広く使用されている生薬のようです。

今後のハーバルライフを豊かにするものとして、薬草・香草系リキュールを楽しんでいきたいと思います。

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