いよいよ今年最後の1日になりました。
今年は、コロナウィルスによって大きく仕事のスタイル、及び、生活スタイルが大きく変化した1年でした。「コロナウィルス」というと、どうしても負の側面ばかりを考えてしまいがちだと思いますが、自分にとっては正の側面も非常に多かったです。
予期せぬ何らかの事象が発生した時には、自分にとってのプラス面とマイナス面を俯瞰して思考し、行動を起こしていくことの重要性を認識しました。
来年はワクチンが普及し、コロナがインフルエンザと同等の扱いになることを願います。
毎年、1月1日~12月30日の間に弊ブログ「ENJOY HERBAL LIFE」の中で取り上げた記事の10大トピックを取り上げていますが、今年もピックアップしたいと思います。
【2019年の10大トピックはこちら】
※今年も以下の基準でランキングをつけていきます。
◆自身の今後のハーバルライフに大きく影響を与えるであろう体験
◆自分自身の固定概念を打ち壊した目から鱗の体験・情報
では、10位からです。
第10位:刀豆茶と椿茶のそれぞれに含まれる有用成分のインパクト
刀豆にしか含まれない「コンカナバリンA」の効能について研究が進んでおり、非常に興味深い結果が得られていること。及び、椿(ツバキ)茶の有用成分『オキカメリアシド』の抗アレルギー力の強さに驚きました。
【『なたまめ茶(刀豆茶)』をはじめて飲んでみましたがとても美味。なた豆にしか含まれていない「コンカナバリンA」という成分が注目されているようです。】(2020年2月24日)
【椿(ツバキ)茶の有用成分『オキカメリアシド』の抗アレルギー力は、かなり強力なようです。(データ&体感より)】(2020年3月5日)
第9位:パチュリの香料界における役割
パチュリ単体の精油の香りを嗅いだ時に、「墨汁」のような独特な香りだったため、「香水」に古くから使われてきたというのが最初理解ができなかったのですが、パチュリの香料における役割を知ることで理解できるようになりました。
【「パチュリ」はマニアックな香りとして捉えられるけど、フレグランスの世界ではなぜ必須素材なのか?】(2020年7月21日)
第8位:和ハッカ特産化の動きの活発化
北海道の滝上町は、和ハッカ栽培で有名ですが、徐々にそれ以外の地域で和ハッカを特産物にしようと動きが出てきており、注目しています。
【長崎県・佐世保市(俵ケ浦半島)における「和ハッカ」特産化の動きについて】(2020年6月26日)
【「幻の日本薄荷(はっか)」を復活させ、宿場町として栄えた街に新たな観光資源を提供する岡山県の「矢掛ハッカ普及会」。北海道のハッカのルーツは岡山県にある?】(2019年9月30日)※2019年の記事ですが、トレンドを示すため貼ります。
第7位:北海道(特に富良野)のラベンダー栽培史
Garden Storyに寄稿している文筆家であり園芸家でもある、岡崎英生さんが連載している”富良野ラベンダー物語”の記事を読むことで、北海道におけるラベンダーの歴史への理解が大きく進みました。
北海道におけるラベンダー栽培の歴史背景を取り上げた物語【第一部】(2020年4月7日)
北海道におけるラベンダー栽培の歴史背景を取り上げた物語【第二部】(2020年4月8日)
北海道におけるラベンダー栽培の歴史背景を取り上げた物語【第三部】(2020年6月15日)
北海道におけるラベンダー栽培の歴史背景を取り上げた物語【第四部】(2020年8月21日)
第6位:白湯にローリエの葉を浮かべるという発想
ハーブ研究家の山本真衣さんが実践しているハーブ活用の知恵に目から鱗でした。
【あるハーバリストの日常。~”超シンプルでマネしたくなる”3つのハーブ活用の知恵~】(2020年10月20日)
第5位:古代エジプト時代からの用いられた甘味料「キャロブ」との出会い
砂糖無しでチョコレートと同じ甘味であることを知ってから、リピーターになりました。
【ココアやチョコの代替品として有名な、古代エジプト時代からの用いられた甘味料「キャロブ」のことについて】(2020年1月14日)
第4位:横浜のベトナムと呼ばれる「いちょう団地」
いちょう団地にある「タンハー」というお店で食べたベトナム料理は、明らかに人生で一番の美味しさでした。
【「横浜のリトルベトナム」で、絶品ベトナム料理を堪能してきました。】(2020年11月15日)
いよいよTOP3です!
第3位:福島県のハーブ巡り
あぶくま洞ラベンダー園、猪苗代ハーブ園、ハーブスペースバンディアを日帰りで巡りましたが、ハーブスペースバンディアは特に思い出が残る場所でした。
【福島県ハーブ巡り記【ハーブスペースバンディア(Herb Space Bandia) 前編】】(2020年7月27日)
【福島県ハーブ巡り記【ハーブスペースバンディア(Herb Space Bandia) 後編】】(2020年7月28日)
第2位:山梨県・長野県のハーブ巡り
1泊2日で巡ったのですが、特に山梨県の「日野春ハーブガーデン」で売られているハーブの種類の多さに衝撃を受け、宿泊した長野県の「八寿恵荘」のカモミール尽くしの至福のひとときは自分の中での深い思い出になりました。
【初夏の山梨・長野旅行【日野春ハーブガーデン編】】(2020年6月3日)
【初夏の山梨・長野旅行【カミツレの宿 八寿恵荘編(前半)】】(2020年6月6日)
【初夏の山梨・長野旅行【カミツレの宿 八寿恵荘編(後半)】】(2020年6月7日)
第1位:北海道のハーブ巡り
北海道白老町では、ナギナタコウジュについての知見を得ることができ、石狩市では、蜂蜜とハーブの切り離せない関係性を学ぶことができました。そして、北見におけるハッカの歴史を深く知ることができ、且つ、滝上町のハッカ農家と農園の中で直接会話することができ、貴重な時間を過ごすことができました。
【初秋の北海道ハーブ巡り記【自生しているナギナタコウジュ(エント)を探し求めて in 白老町】】(2020年9月9日)
【初秋の北海道ハーブ巡り記【ミツバチのためのハーブガーデン『ラ・ターブルベール』in 石狩市(前編)】】(2020年9月11日)
【初秋の北海道ハーブ巡り記【北見ハッカ記念館《人とハッカ(歴史)》編】】(2020年9月18日)
【初秋の北海道ハーブ巡り記【人生初のハッカ農家の畑へ行く 編】】(2020年9月15日)
以上です。
今年1年ありがとうございました。
来年もハーバルライフをさらに充実させていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。