約145年前に誕生した万能薬「タイガーバーム」について、成分等アレコレ調べてみました

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私が幼いころ、よく「タイガーバーム」という言葉を聞く機会があり、母親の父(祖父)が愛用していた記憶があります。

そして、タイガーバームと言えば、強烈なメンソール系の香りという印象が残っています。

でも最近、タイガーバームという言葉を久しく聞いてなかったのですが、たまたま同世代の知り合いの人から、「タイガーバームはすごくいいよ」ということを聞き、どんな成分なんだろう、、という疑問が沸いたので、『そもそも、タイガーバームってなんなの?』というところから知りたくなりました。

そんなわけで、タイガーバームのことについて色々と調べてみようと思います。

タイガーバームとは

タイガーバーム(Tiger Balm、中国語: 虎標萬金油、拼音: Hǔbiao Wànjīnyóu、白話字: Hó͘-phiau Bān-kim-iû)はシンガポールでハウ・パー・コーポレーションによって製造・販売されている軟膏の商標である。日本においては、医薬品メーカー・株式会社龍角散が輸入・販売代理店となっており、日本人の皮膚感覚に合わせアレンジを加えて販売していたが、2015年8月をもってシミックCMO株式会社に製造販売承認が承継された。ただし、承継後も製造販売は行われておらず、日本製品としてのタイガーバームは入手不可能である。(Wikipediaより抜粋)

一部ネットの情報で、最近タイガーバームが再注目されている内容もあったのですが、日本製品としてのタイガーバームが入手できなくなり、輸入品としてしか入手できなくなってしまったことも原因としてあるのかもしれません。

タイガーバームの歴史

タイガーバームは、1870年代に清の薬草商人・胡子欽によって、ビルマのラングーンで発明され、彼の死の床(1908年)で、息子の胡文虎と胡文豹に完全な製薬法が伝えられたと言われている。

タイガーバームは、胡文虎の名前が「上品な虎」を意味することにあやかって名付けられた、外用消炎鎮痛剤の薬剤である。いくつかのバリエーションがあり、ホワイトタイガーバームは冷却剤として、主に頭痛薬として推奨され、レッドタイガーバームは温熱剤として使用される。他のバージョンでは、タイガーバームウルトラという物もある。

タイガーバームのパッケージに書かれている記載事項
タイガーバームは、中国の帝政時代(清朝)にまで遡る秘密の製薬法によって、作られています。胡文虎と胡文豹の胡兄弟が、清を飛び出た薬草商人の父から受け継いだ製薬法でもあります。この薬は、文虎(中国語で「虎」を意味する名前)にあやかってタイガーバームと呼ばれ、多くの東アジアや東南アジアの国々で優れた販売戦略を展開したことにより、タイガーバームの名を広く一般に知られた物とする事に役立ちました。

1930年代に、胡一家はシンガポールと香港、中国(福建省)にタイガーバームの販売促進のため、タイガーバームガーデンと呼ばれる庭園を開いた。香港のタイガーバームガーデンは閉鎖されたが、シンガポール(ハウパーヴィラと改称されたが)、中国のタイガーバームガーデンは2013年現在も営業を続けている。

日本では、龍角散が代理店として販売していた。
(Wikipediaより抜粋)

ケンタッキーフライドチキンの産みの親、カーネルサンダースが考えた秘伝のスパイスレシピ的な感じで、惹きつけられる内容です。

赤バージョン・白バージョン・ウルトラバージョンがあるということは知りませんでした。あと、タイガーバームガーデンの情報をネットで調べたのですが、非常に独特な場所です。以下のブログが恐らく一番詳細がわかると思いますので、興味がある人は覗いてみてください。

※ここは、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』でも取り上げられた場所なんですね。

タイガーバームの成分

タイガーバーム の成分(Wikipediaより)

レッドとホワイトの一番の違いは、シナモンが入っているか否かなんですね。レッドは温熱剤として使われるというのが理解できます。

カユプテという名前は今まで聞いたことが無かったのですが、ユーカリと同じフトモモ科の常緑高木でした。Amazonで見てみると、カユプテの精油が結構でてきます。

カユプテについての詳しい情報は、以下のブログが参考になると思います。

あとは、カンファーといえば、ローズマリー・カンファーを思い浮かべる人が多いと思いますが、樟脳(しょうのう)もしくは、カンフルとも呼ばれる分子式C10H16Oで表されるケトン類の一種でクスノキの精油の主成分です。

カンファ―(樟脳)の用途についてWikipediaに面白い記述ありましたので一部抜粋します。

血行促進作用や鎮痛作用、消炎作用、鎮痒作用、清涼感をあたえる作用などがあるために、主にかゆみどめ、リップクリーム、湿布薬など外用医薬品の成分として使用されている。鹿児島県では、100年以上続く家庭の常備薬として「白紅」(丸一製薬)が広く知られている。

かつては強心剤としても使用されていたため、それらの用途としてはほとんど用いられなくなった現在でも、「駄目になりかけた物事を復活させるために使用される手段」を比喩的に“カンフル剤”と例えて呼ぶことがある(現在ではアドレナリン作動薬が工業的に大量生産できるので、それらが用いられる)。

19世紀初頭では樟脳とアヘンを混ぜて子供の咳止めとして用いることもあったが、多くの子供はよりひどい状態になり、この処方をするくらいなら放っておいたほうがましだと評価されていた。その他にも香料の成分としても使用されている。

また人形や衣服の防虫剤として、またゴキブリ・ムカデ・鼠などを避ける用に、また防腐剤・花火の添加剤としても使用されている。

『カンフル剤』という言葉は、樟脳が元になっていたんですね。

タイガーバームの使用法

タイガーバームは軽い病気・けがを和らげると、愛用者はコメントしている。 その他 筋肉痛や捻挫、鼻詰まり、蚊に刺され、虫のかぶれに対しても効能がある。
(Wikipediaより)

非常にあっさりとした内容です。
効能について少し丁寧に書いているブログがあるので以下に紹介します。

メンソール系以外にも、カユプテ・樟脳・クローブ・(シナモン)が入っていることを知ると、タイガーバームのことをじっくりを体験したい気分になってきました。。

アマゾンでは入手できなさそうなので、ヤフオク等で入手してみたいと思います。

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