「お寺」と「薬局」とのコラボから生まれた薬膳茶「SUO-KOKUBUNJI」

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個人的に、ある要素とある要素の掛け合わせから生まれる新たなコンセプトに関連する情報には敏感なアンテナを張っています。

以前、「調剤薬局」と「薬膳カフェ」の融合コンセプトを紹介したとき、新たなマーケットの幕開けを感じました。

【関連記事:薬局ハカラメディコの【調剤薬局×薬膳カフェ】のコンセプトが魅力的です】(2022年2月26日)

この情報に触れたとき、今後「ハーブ・アロマ」が、社会を大きく変えていくエンジンに成り得るという確信みたいなものが心の中に芽生えてきました。

今日は、意外なコラボから生まれた商品を取り上げたいと思います。

【山口県】オリエンタルな「お茶缶」 薬師如来が持っていた宝物を再現

やさしい味のクッキーや焼き菓子がぎゅっとしきつめられていたり、コーヒーやお茶をいれる時間を特別なものに変えてくれたり。そんなかわいい缶、美しい缶を日本全国から集めました!

 いつもお世話になっているあの人へ、頑張っている自分へ。ずっと大切にしたくなるような缶に入った、各地のおいしいものを贈りませんか。


#35 山口県

◆和漢茶舗いくもや「黒豆ブレンド茶 SUO-KOKUBUNJI」

黒豆ブレンド茶 SUO-KOKUBUNJI 各1,400円(56g)。

奈良時代創建の寺院と薬局ブランドがコラボ

 和漢茶舗いくもやは、漢方薬局として始まった防府市にある薬局が立ち上げた、薬膳茶などを製造販売するブランド。

 いくもやのある防府市には、国の史跡に指定されている周防国分寺がある。

 周防国分寺は聖武天皇の命で建てられ、奈良時代よりこの地を守ってきており、重要文化財の仏像を多く有している寺院だ。

 この黒豆ブレンド茶は、周防国分寺のご本尊である薬師如来の左手にある薬壺の中に入っていたとされている生薬をもとにレシピを作成して誕生したもの。

 材料は黒豆のほか、黒米、はと麦、桂皮、高麗人参、丁子、黒胡椒といった6種類のスパイス。

 黒豆は山口県オリジナルの品種であるのんたぐろを、黒米は周南市で生産されているものを使用するなど、素材にこだわっている。

 シナモンの香りが漂い、焙煎された黒豆やスパイスの複雑な風味を感じるお茶は、後味が意外にもすっきりとした飲みやすいブレンドだ。

 豆乳と合わせ、豆乳ラテにアレンジしたり、お茶にした後の黒豆を食べることも可能とのこと。

お寺の特徴をモチーフにして散りばめて

 オリエンタルな蓋のデザインは、周防国分寺の薬師如来が持つ薬壺を上から見たような柄を軸に、境内の建物にも使用されている稲やカブなどの植物も取り入れたもの。

 側面の帯に印字されている5本の線は、仁王門前の白壁にある定規筋という格式の高さを表す5本の線を参考にしたのだとか。

 缶の色も、薬師如来の本来の名前である『薬師瑠璃光如来』から、瑠璃色のような色味にするなど、こだわりが詰まっている。

 周防国分寺への愛が溢れ、興味深いストーリーが満載。歴史や寺社仏閣好きの人に贈れば話も盛り上がるかも。

和漢茶舗いくもや

所在地 山口県防府市戎町1-6-11
電話番号 0835-24-5671
https://www.ikumoya.net/
※通販可(通販ではセットのみ)

文=Five Star Corporation
写真=釜谷洋史

※CREAの2022年3月24日の記事(https://crea.bunshun.jp/articles/-/35242)より抜粋

人類との関わりにおいて数千年という歴史を持つハーブの強みの一つは、過去の人々が感じていた香りや飲み物の味を正確に再現しやすいので、過去の嗅覚・味覚を「今」感じられる部分にあると思います。

時空を一気に飛び越える感覚が生まれるのも、そこに要因があると思います。

今日取り上げた、「黒豆ブレンド茶 SUO-KOKUBUNJI」もまさにその理屈を当てはめることができるが故、歴史好きと盛り上がることが可能だと思います。

今後、同様の切り口のニュースが増えていく予感がするので楽しみになってきました。

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