ルピシアの北海道・ニセコでの茶葉生産の挑戦について

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今から約3年前に、東京・自由が丘のルピシア(世界のお茶の専門店)の本店に訪問したことがあります。

【過去記事:世界のお茶専門店 ルピシア(LUPICIA)本店へ行ったことで、ルピシアに対するイメージが少し変わりました。】(2018年12月17日)

デパートの中にテナントして入っているルピシアのイメージとは異なる場所で、今でも新鮮な記憶として蘇ってきます。

そのルピシアが北海道で茶葉生産の挑戦をしているという記事を見かけました。茶葉の生産というと静岡県が有名であり、割と温暖な場所で栽培されているイメージなのですが、どんな背景でそのような取り組みをしているのかが気になります。まずはその記事を取り上げます。

【今月号特選記事】ルピシアの壮大な夢 ニセコでの茶葉栽培を追う

 茶の製造販売大手「ルピシア」といえば、2012年にアンテナショップを後志管内ニセコ町で開業以降北海道とのかかわりを強め、2017年には新工場が稼働。昨年7月には本社所在地を同町内に移転し東京・渋谷区の本社とともに二本社制を導入した。

 そんな同社が道内での茶葉生産に向けて挑戦を続けている。

 茶の木は亜熱帯原産の常緑樹で寒さに弱く、寒風や降霜があれば葉が損傷を受ける。このため寒冷地では産業として成り立ちにくい。国内における茶葉生産の北限は、新潟県村上市と茨城県大子町を結んだ線付近が商業的に成立する限界と言われる。

 ハーブティーや穀物茶などの生産は見られるが、いわゆる代用茶。茶の木がつけた葉の生産はなく、農林水産省の作物統計調査では、過去に道内で茶の木の作付けがされた年はない。道産の茶葉が出荷されれば、それだけで過去にない快挙だ。

「北海道でお茶を作る取り組みは、『新しいお茶を作りたい』という思いから始まりました」と語るのは、ルピシアの担当者・中村文聡氏。

 世界では茶葉は産地によって味や香りが異なることが常識。一方で日本では均一的な味つけが好まれ、産地の差はあまり大きくない。

 中村氏は世界の茶産地を回った経験から、日本茶の可能性に着目。ルピシアはそれまで畑を持っていなかったが、思い切って栽培の北限を越え、ニセコで作れば新しいお茶が生まれるのでは、と思いついた。

 挑戦の相棒は宮崎県五ヶ瀬町で茶園を営む興梠洋一氏。農林水産大臣賞を17回受賞した釜炒り茶の達人で、ルピシアとは20年来の付き合いだ。

 スキーに親しみ、ニセコにも何度も足を運んだことがあった興梠氏は、提案を受け、ニセコの自然を見ながら「できるんじゃないか」と返答した。

羊蹄山をバックにニセコで茶葉栽培に挑む興梠洋一氏(左)と中村文聡氏 ©財界さっぽろ

 こうして「北限のお茶」を目指すプロジェクトが始まったのは15年6月のこと。

 寒冷地での茶の木栽培にあたって一番のハードルは、冬の寒風による茶葉の変色や枯死。豪雪地のニセコではなんと雪が寒風から守ってくれるという。

 “かまくら”と同じ発想で雪の保温効果を利用できることを期待して、初年度は5種42本の苗木を植えた。

 春になると4割程度の苗木が枯れずに生き残っていた。しかし、非常に小さく、葉っぱがわずかについているばかり。このままでは収穫はとても不可能だった。

 プロジェクトの継続が危ぶまれたその時、中村氏の頭にあるアイデアがひらめいた。それは、茶の木栽培の常識からは考えられない発想だった。

 中村氏の“あり得ない発想”や、茶葉初収穫に至った決め手、茶葉の冬越えの手法、ルピシアの今後の展望については発売中の2021年11月号で詳報している。

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※財界さっぽろの2021年11月10日の記事(https://www.zaikaisapporo.co.jp//news/news-article.php?id=16206)より抜粋

なぜ北海道のニセコで茶葉生産する発想に至ったのか、クリアになりました。

豪雪地帯における利を生かしているというのは目から鱗でした。

確かにどんな風味お茶が出来上がるのかが非常に気になります。。

財界さっぽろ11月号は確認してみたいと思います。

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