香りを使った自分との対話によって、心身がラクになる「パーソナルブレンディング」とは

※広告

毎晩寝る前の、妻への(手と足に対する)アロママッサージは完全に習慣として根付いたのですが、日に日にその威力に気づき始めています。

妻の体調の変化を敏感に感じ取ることができるようになりますし、その日、妻が使いたい香りを選択し、お互いがその香りを感じ取りながら、言語と身体のコミュニケーションを図ることにより、私自身の心身の充実にもつながることがわかりました。

まさにアロママッサージは、Win-Winの構図です。

そんな経験をしているので、香りを使ったアプローチで心身に働きかける試みは非常に興味深く、広くアンテナを張っています。

今日は、精油療法士による「パーソナルブレンディング」という手法について書かれた記事を取り上げたいと思います。

一人ひとりの生き方や考え方を導く「THENN」のアロマブレンディング

人と距離を置かなければならなかった2020年を経て、もはや私たちの生活にはネット上でのコミュニケーションが必要不可欠になった。新しい楽しみ方が増えた一方で、オンラインによる視覚からの情報に少々疲れ気味なのでは。そんな時に訪れたいのが、精油療法士・加藤広美さんが主催する「THENN」のパーソナルブレンディングだ。香りを使った自分との対話によって、心身がラクになる不思議な体験をすることができる。

こんなご時世もあり対面のコミュニケーションが減り、必然的にオンラインで繋がることが加速している。視覚からの情報が多くなっている中で、アロマテラピーのように嗅覚から五感を刺激するのはどうだろう。

ファッションPRとして活動する傍ら、植物学を学び英国IFA所属のセラピストとして活動する加藤さん。そんな彼女が主催する「THENN」のパーソナルブレンディングはいわば、心の治療のように一度訪れると思考がほぐれ心身がラクになると評判だ。その理由は、加藤さんのアロマテラピーとの向き合い方からも伝わってくる。

例えば、眠れないという悩みがあったとしても、何が原因で眠れないのかは人によってさまざま。『香りで肖像画を描く』という言葉があるのですが、精油のブレンディングを通してその人のイメージを描き、なおかつ、いわゆる未病といわれる症状にも働きかけることができたらいいなと思い活動しています

身体や心の状態、生活についてカルテにまとめる加藤さん。

ひとりで暮らしであったとしても、ネット上で人と繋がったり動画を見るなど常に何かと接触している状態が多い現代人。生活の中で自分と向き合う時間を確保できているという人は少ないだろう。「THENN」のセッションは、じっくり自分について理解を深める90分。加藤さんとの対話のなかで、心が必要とする香りを見つけていく。

リラックスしたい時はラベンダーとか、今でこそアロマや精油の認知もあり、前より知識が備わっている人が増えたと思うんです。ただ、それは最大公約数であって、人によってはラベンダーではなくミントでリラックスする場合もあったり……。その人の体調や生まれた時から持っている性質で異なるので、お話しをしながら考えます

セッションの始めは、カルテをもとに身体に関することや心の状態、生活に関することまで詳しく探っていく作業から。「精油は身体の状態や妊娠中によっては使えないものもあるので。結構細かいことまで聞くので、初めての人はびっくりされる時もあります」と加藤さんは話す。

150種類以上の精油から気になる香りを試香紙に付けて、一つひとつ香りを嗅ぎくらべていく。

一通りの質問が終わったところで、対話をもとに150種類以上の精油から提案される香りを試していく。加藤さん曰く、先ほどのカルテはもちろん、その人のキャラクターなどを含め、そこに合った香りや不足している香り、強すぎるエネルギーを抑える香りなど、バランスを取りながらブレンドしていくとのこと。

セッションにこういう手順でやるとかは特になくて、その人とのお話の流れで変わるんです。ラベンダーがすごく好きだという方がいたら、ラベンダーひとつとっても産地でいろんな香りがあるので、悩みや性質から判断してチョイスしたりします。同じ方でも毎回違うプロセスで香りを考えたり、唯一無二の時間です

カウンセリングでは、その方の纏う雰囲気を大切にして香りを提案していくことを意識しているという加藤さん。

加藤さんの話にも出てきたラベンダーは、 生育環境や標高によりさまざまなタイプがあるそうだ。香りの個性もそれぞれ異なり、深い眠りにアプローチするにはプロヴァンス産の真正ラベンダーを、香りとして楽しむならブルガリアのラベンダーなど提案を分けている。こんな精油にまつわるウンチクを聞いているとあっという間に時間が過ぎていく。

さらに不思議なことに、冬生まれならヒマラヤシダーなどの寒いところで育った精油を好んだり、静岡県出身の方がマンダリンなど柑橘類の香りに安心するなど、好みの精油が自身のバックボーンと通ずることもあるという。しかも、意識せずに何気なく試香紙で香りをかいだ瞬間、過去の記憶と繋がるというから面白い。まさにこれが「プルースト効果」なのだろう。

「嗅覚は記憶や感情、本能に関わる大脳辺縁系に直結する部分なので、セッション中に香りで感情が揺さぶられるというのをダイレクトに感じられる方も多いようです。思いがけず香りと記憶が繋がったお客様のそんな瞬間をとても尊く思います」

キャリアオイルにはコールドプレスしたホホバオイルを使用。食用オイルのようにキレイな黄色。

このようにカウンセリングを受けながらブレンドした精油に、キャリアオイルを混ぜていただきオリジナルオイルが完成。自身の悩みや不調はもちろん、お話の中でブレンドした植物が育つ環境や性質などを聞くうちに、より香りを愛おしく感じるようになるのを実感する。

「人と話すことで気持ちがラクになることはあるけれど、それが友達やパートナーなど近すぎる人だと全て曝け出すことができないこともあります。カルテを取ることで話すきっかけになり、精油のプロフェッショナルということでの安心感はあるのかなと。話すことで心が軽くなったと言っていただくことは多いです」

その他にも、自分らしさを引き出してもらえたり、心地良く会話ができるのは、紛れもなく加藤さんの包み込むようにおおらかな人格にもあるといえる。

加藤広美 / ファッションやライフスタイルブランドのアタッシュ・ド・プレスとして活躍。ロンドン・スクール・オブ・アロマテラピー・ジャパンにて、植物学、解剖・生理学、精油の化学についてアロマテラピーを体系的に学び卒業。 英国IFA所属 PEOTセラピスト/精油療法士。THENN主宰。パーソナルブレンディング 90分 ¥14,500(税別)※パーソナルブレンディングの申し込みはHPのメールから問い合わせください。毎月20日頃までに、頂いた希望を元に翌月のスケジュールをご連絡しています。現在不定期での募集となり、お待ちいただく場合もあります。

完成したオイルは容器に入れて持ち帰ることができる。いただいたオイルを持ち帰り、ドレッサーに置いた容器を見る度にカウンセリングのプロセスを思い出すから驚きだ。生活で目につくところに置くことで、家でもオイルを付けて深呼吸をする習慣をしっかり確保するようになった。

1番シンプルな使い方は手に馴染ませて香りを楽しむ方法。 鼻から入った精油の分子が瞬時に大脳へ届き自律神経やホルモンへ影響をもたらします。手に馴染ませて深呼吸をすると経皮、鼻腔、肺の3つの経路から精油を取り込むことができます

自分の気付かなかった思考や内側の悩みをすくい上げ、ラクな状態に導いてくれる「THENN」のパーソナルブレンディング。オンラインでは解決できない心のモヤモヤや答えのない不調を抱える人こそ、足を運んで欲しい場所である。

撮影:服部希代野

※Harumari TOKYOの記事(https://harumari.tokyo/64606/)より抜粋

これは面白そうです。

今後ハーバルライフを充実させたいと思っている人にとっては、このセッションは貴重な財産になるのではないかと思います。

加藤広美さんのセッション、近々予約を入れてみたいと思います。

THENN AROMATHERAPYの情報

Like! Provence – プロヴァンスが大好きな、貴方へ。(バナーをクリック!)

名前 (必須)メールアドレス (必須)サイト

コメントを残す