淡路島の『パルシェ 香りの館 香りの湯』で、はじめてのレモンユーカリ蒸留体験をしてきました。

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『第26回 全国ハーブサミット in 淡路島』へ参加した翌朝、JAMHA(日本メディカルハーブ協会)の参加者と一緒に、バスで『パルシェ 香りの館 香りの湯』へ向かいました。

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マルシェ、ハーブショップ、香りの資料館の他に、ハーブ農園等も一体化している場所なのですが、そこでレモンユーカリを使った蒸留体験をしてきました。

自分自身にとって、フレッシュハーブから精油をその場で抽出するという体験が初めてで印象に残りましたので、一連の流れをレポートしたいと思います。

『パルシェ 香りの館 香りの湯』へ到着。駐車場の横にはお洒落な建造物がありましたが、ここはハーブショップです。
今回は入れなかったのですが、ハーブショップの向かえには、香りの湯がありました。ラベンダー、ローズマリーなど、四季折々のハーブを浮かべた露天風呂を楽しめるようですので、入りたかったのですが、今回はツアー中でしたので我慢しました。

この香りの湯は宿泊施設(香りの宿)とも一体になっていて、食事も『ハーブ会席』が用意されていたりと魅力的です。

レモンユーカリのあるところへ到着する手前に広大な農園がありました。一面ローズゼラニウムで、とてもいい香りでした。
こちらはローマンカモミール畑。自宅でも植えているのですが、なぜか花が咲きません。。
ようやく、レモンユーカリのある場所へ到着しました。10m以上はあり大きさに驚いたのですが、説明員の話によるとレモンユーカリは約3年でこのくらいの高さになるそうで、それ以降は背は止まるそうです。
幹の皮が剥がれていますが、内側の部分はツルツルで白く独特の雰囲気です。
幹から伸びている細い新芽の葉はザラザラです。
一方、太い幹から出ている葉はツルツルで光っています。自宅の庭に植えているレモンユーカリも、最初はザラザラで、大きくなっていくにつれてツルツルになったので成長過程が一致しました。
蒸留用の枝がすでに切り落とされていました。
軍手とハサミが配られ、細い枝を切って葉の部分を集める作業が始まりました。
各自が切った枝はこのケースに入れていきます。
各参加者が切った枝はこの袋の集約しました。最終的に、この袋2つ分になりました。
この袋2つで29.5kgだったと記憶しています。この二つの袋を、蒸留場所へKトラックで移動しました。
こちらの建屋の中に蒸留設備があります。
水蒸気蒸留用の釜が二つありました。
釜の中を覗いてみました。すでに温まっているお湯が張られていました。
網目の入った底蓋落とします。
そのあとに摘んだレモンユーカリの葉をどんどん入れ、29.5KGの半分を詰めました。残りの半分は、もう一つの釜へ入れました。
詰めたあと蓋をします。
フローラルウォーターと精油を採取する瓶(4リットル)を設置しました。
蓋の淵に水を入れ密封します。この作業は重要とのこと。釜の中がすでに92.9℃になっているのがわかります。

精油が抽出されるまでの間、パルシェ大農園を見て回ることにしました。

ローズマリー畑。ローズマリーの畑はなかなかの迫力で、特定品種のローズマリーが集約されている光景は新鮮でした。
ラベンダー畑。ラバンディン系のグロッソですね。これからピークをむかえる感じです。
こちらは終わりかけのジャーマンカモミール畑です。ピークの時に改めて見たいです。
ラベンダーセージ。
メキシカンブッシュセージ
パルシェ大農園のハーブの配置と開花予定表です。

その後、ハーブショップなどで買い物をして、蒸留完了予定時刻に、蒸留設備のある場所へ戻ってきてみると、、。

精油(上)とフローラルウォーター(下)にしっかりと分離されていました。
蒸留後、蓋を開けてみるとレモンユーカリの良い香りが水蒸気と一緒にボワッと広がりました。
底蓋を引き上げてみるとこんな感じで少し固形化されていました。

採取したての精油とフローラルウォーターの混合液は、隣の”香りの館”へ移動し、最後の工程になる精油とフローラルウォーターの分離の作業が開始しました。

分離器に、精油とフローラルウォーターの混ざった液を入れ、フローラルウォーターを慎重に落としていきます。
精油とフローラルウォーターの境界線がわかると思います。
ほぼ境界線に来ると、参加者の注目が頂点に達し、かなり盛り上がりました。
精油だけになったあと、ビーカーに落としました。
こちらは全て精油です。贅沢にもビーカーに鼻を近づけ香りをたくさん嗅ぎましたが、出来立ての精油は格別でした。
参加者への精油の容器分け作業。結構集中力のいる作業です。
フローラルウォーターと精油の全ての容器分けが完了後、参加者全員に配られました。

今回のレモンユーカリの蒸留体験を通じ、自分も近い将来、自宅に蒸留器を購入して精油を作りたいという気持ちが沸々と沸き始めました。

この出来立ての精油の香りの良さというものが、予想を大きく超えるものだったというのは、今後のハーバルライフに大きな影響を与えるはずです。

本当に貴重な体験をすることができました。

『パルシェ 香りの館 香りの湯』の情報

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