1,000年以上前から”天然の歯ブラシ”として使用されてきたサルバドル・ペルシカ(歯ブラシの木)について

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以前、何かのテレビで見た記憶があったのですが、”どこかの先住民族が、食事の後に何かの木の枝を噛んでいる映像”で、それが彼らにとっての歯磨きタイムだというものです。

その時は、「へえ~、面白いなあ」くらいの感覚で、それが何の木なのかについては全く調べもしていませんでした。

ですが、「その木はもしかしたらこの木だったのかも!」という記事を昨日目にしました。以下です。

チェコにも天然歯ブラシが

みなさんこんにちは

12月に入り、プラハはクリスマスマーケットが始まっています。

今回はこちらをご紹介。

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Siwak(シワーク)の天然歯ブラシ。
https://www.siwak.cz

サルバドル・ペルシカ(Salvadora perská)という木の根っこを使った100%ナチュラルの歯ブラシです。

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サルバドル・ペルシカは砂漠地帯に生息する樹木で、抗菌・組織修復効果があります。
多くのフッ素を含んでいて、歯の腐食や黄ばみを防いでくれるそう。
また、この樹木は抗菌作用が強い物質で構成されていることから、口の中に存在するバイ菌を撃退し、口臭を防ぐ効果があるんだとか。
そして驚いたのは1000年以上も歴史のある歯ブラシだということ。

他にも「Meswak(ミスワク)」というハーブの枝の歯ブラシもあるそうなので気になる方は検索してみて下さい。

天然歯ブラシと聞くと歯磨き粉と比べて磨き上がりに不安を抱くところですが、この樹木の説明だけでも素材そのものの良さがわかります。
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また、Siwakのブラシも長い歴史があり、消毒、消臭効果、抗菌効果、歯石予防、ホワイトニング効果など様々な面での実績があります。

オーガニックの歯磨き粉は見たことがありますが、ブラシ本体がナチュラルなのは初めて使います。
中身はこんな感じです。

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フレーバーはオリジナルとミントがあります。
オリジナルはケース付き。

匂いは高麗人参に近い。
それだけでナチュラルな感じがします(笑)

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根っこの先を少しほぐし、ブラシの様にしてから歯を磨いたり、
噛むことで歯の汚れを落とします。
感触は柔らかめで、歯茎のマッサージにも程よい硬さ。
舌の掃除までこれ一本で済むのもありがたい。

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口をすすいで、終わった後は水で洗ってケースへ。

繊維の味がなくなってくるので、2日に1回ほど、皮をむいて新しい毛先を使います。

使った感想は
想像よりも磨けている!!すごい!
裏側は磨くのにコツがいりそうですが、表面はツルツルになりました!
不快感もありません。
歯磨き粉なしで磨けるなら充分だと思います。

ただ、今までナイロンの歯ブラシと歯磨き粉を使っていたので
すぐには慣れないですね。

まずはランチ後のケアとして一本ポーチに入れています。
これ一本で歯のお手入れができるので、とても楽でおすすめです。

普段のケアはもちろん、外食の後や、キャンプやグランピングといったレジャーなど、
幅広く活躍するのではないでしょうか。
オリジナルはケース付きなので携帯しやすいのも良いです。

プラハにも取り扱ってるお店がたくさんあります。
公式サイトのMAP にも載っているので観光の間にのぞいてみてはいかがでしょうか。

チェコ語のサイトなので一見難しそうに見えますが、今は便利な世の中です。
翻訳アプリを使えばしっかり読み取れるので是非目を通してみてください。
Siwakの商品の使い方や歴史など丁寧に説明されています。
チェコでは都心はだいたい英語が通じるので店舗に行ってみるのもおすすめです。

また、先日ブログで紹介したECOWORLD のような健康やBIOのイベントにもよく出店しているので、気になった方は是非試してみて下さい!
HP:https://www.siwak.cz
Facebook:https://www.facebook.com/SiwakToothbrush/?brand_redir=745932572150692#

地球の歩き方の2018年12月4日の記事より抜粋

非常に興味深い商品です。サルバドル・ペルシカには、抗菌・組織修復効果があり、且つ、たくさんのフッ素を含んでいるので、歯の腐食や黄ばみを防いでくれるとの事。

私自身、この商品を見て、「実際に使用した後の口の中の感覚がどうなのか」とても興味が沸いたのと、「旅行の時に携帯すると(歯磨き粉が要らないので)便利だろうなあ」と思いました。

サルバドル・ペルシカという植物について、少し詳しい情報が記載されているページがありましたので以下に貼ります。

サルバドル・ペルシカ(ツースブラッシュツリー)の種

 
乾燥させた枝は1,000年以上も前からインドで天然の歯ブラシとして使われてきた木です。 
 
イスラムの預言者ムハンマドの時代においては、アラブ人たちは歯を磨くためにサルバドル・ペルシカと呼ばれる樹木を用いていました。 
 
砂漠地帯に生息する樹木で、抗菌・組織修復効果を持っています。
 

サウジアラビアやイエメン、インド、イランといったアジアの一部の地域では普通に、この木が見られます。

多くのフッ素を含んでいることから、歯の腐食を防ぐために大きな効果を発揮します。

 

この樹木は抗菌作用を有する物質で構成されていることから、口の中に存在するプラークを初めとするばい菌を殺し、口の中を消毒して口臭を防ぐ効果があります。

キダチタバコ(Nicotiana glauca)とは異なる品種です。

和名: サルバドル・ペルシカ、ツースブラッシュツリー
英名: Toothbrush Tree、Arak、Galenia Aasiatica、Meswak、Peelu、Pīlu
学名: Salvadora persica

原産国: ムンバイ・インド
形態: サルヴァドラ科ペルシカ属、常緑中木
草丈: 2~8m
種まき: 4~9月
発芽適温: 25℃
発芽率: 82%
ベランダ栽培: 不可能
結実性: 雌雄同株
耐寒温度: -15℃
耐暑温度: 40℃
株間: 3~5m
連作障害: なし
栽培難度: ★★

【栽培方法】
■芽出し
初年度に赤い実を付けたいのでしたら、桜が開花する時期に種蒔きをしてください。 種を1粒蒔いたら、土を1cm程度被せて、水は常に湿っている状態ににしてください。

■育てる場所・土
土質は特に選びませんが、水はけが良いように砂を多めに入れてください。

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。  真夏は乾きやすいので、回数を多めにあげてください。

■肥料
肥料はそれ程必要としません。 冬に寒肥として緩効性の固形肥料をあげてください。

■冬越し
寒さには強いので、越冬は気にすることはありません。

■手入れ
成長が遅いので、基本的に剪定の必要はありません。 丈夫なので、太枝の部分まで刈り込んでも芽吹きます。 強い剪定をしたから枯れるということもありません。

■増やし方
挿し木(水挿し)で増やすのがとても簡単です。

MARCHE AOZORAより抜粋

冒頭の記事では、チェコで売られている商品ということでの紹介でしたが、サルバドル・ペルシカ自体はインド原産で、主にインドと中東で普通に自生している木なんですね。

ネットで、”サルバドル・ペルシカ”で検索すると、「キダチタバコ」がたくさんヒットするのですが、歯ブラシとして使用される品種とは違うということなので注意が必要です。

日本でどこかに、この歯ブラシが売っていないかな?と思い、色々と探していますが、今のところ見つかっていません。。

ただ、サルバドル・ペルシカの種は、2つ目の抜粋記事のソースとなっている、MARCHE AOZORAで購入できるようです。

継続して情報を探してみたいと思います。

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