バジルの新鮮さを維持する6つの保存方法

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以前、冷蔵しておけば1年近く保存できる「塩バジル」というテクニックを取り上げました。

【過去記事:冷蔵しておけば1年近く保存できる「塩バジル」の作り方。】(2020年10月26日)

今日は、別の切り口でのバジルの鮮度を保つ保存方法について取り上げたいと思います。

フレッシュさをキープするバジルの保存方法6選!冷凍保存のやり方や保存食の作り方は?

フレッシュさをキープするバジルの保存方法6選!冷凍保存のやり方や保存食の作り方は?

イタリア料理やフランス料理などで目にする機会が多い「バジル(バジリコ)」。日本でもよく知られているハーブの一種であり、家庭でもソースやトッピングなどに使うことがあるだろう。しかし、市販のバジルはパックに多めに入っているため、一度に使い切れないということも少なくない。そこで今回は、フレッシュな「生バジル」を長持ちさせる保存方法について詳しく紹介する。

1. バジルの保存の前知識

バジルはシソ科のハーブであり、シソ(大葉)と同じで水分や寒さに弱い。例えば、水に濡れたまま保存すると変色を起こしやすく、冷蔵庫の吹き出し口近くに置いておくと早く枯れてしまう。そのため、特に冷蔵保存する際には保存方法に注意が必要になる。正しく保存すれば1週間程度は鮮度を保つことが可能だが、間違った方法で保存すると2~3日程度で傷んでしまうこともある。

2. バジルの冷蔵保存のやり方

バジルは、一般的に冷蔵庫で保存することが多い。パックの状態のままでも冷蔵保存は可能だが、乾燥対策をした保存容器に移したほうが長持ちする。また、この方法で保存すれば、1週間程度は鮮度を保つことが可能だ。以下で、バジルの正しい冷蔵保存のやり方を確認しよう。

バジルの冷蔵保存のやり方・手順

保存容器に湿らせたキッチンペーパーを敷く
保存容器にバジルを入れてキッチンペーパーを被せる
保存容器のフタをして、冷蔵庫に入れて保存する

3. バジルの冷凍保存のやり方

バジルは冷蔵保存することが多いが、実は冷凍保存することも可能だ。冷凍保存することで、3週間~1か月程度は美味しいバジルを楽しめるようになる。また、事前に軽く水洗いしているため、解凍せずにそのまま料理に使えるのもメリットだ。そんなバジルの冷凍保存のやり方を確認しよう。

バジルの冷凍保存のやり方・手順

バジルの香りが飛ばないよう優しく水洗いする
キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る
バジルの軸を取り除き、葉部分をラップで包む
保存容器に入れてから、冷凍庫に移して保存する

4. バジルの常温保存のやり方

バジルは寒さには弱いが、暑さに強いため常温保存することが可能だ。ただし、そのままの状態で置いておくと水分が蒸発し、干からびてしまう可能性がある。そのため以下のように、少量の水が入ったコップなどに軸部分だけを浸すようにしよう。これで2~3日程度はフレッシュな状態に保てる。

バジルの常温保存のやり方・手順

小さめのコップに水を少量注ぐ
バジルの軸部分だけが浸かるよう入れる
※毎日、コップの水を交換する

5. バジルの乾燥保存・ドライ保存のやり方

大量にバジルが余ってしまったら、乾燥保存・ドライ保存をするのもおすすめだ。完全に乾燥させるフルドライの場合、きちんと保存すれば6か月程度は美味しく食べられる。電子レンジで簡単に作れるので、もしバジルが余っているなら自家製ドライバジルに挑戦してみよう。

バジルの乾燥保存のやり方・手順

バジルの香りが飛ばないよう優しく水洗いする
キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る
キッチンペーパーを敷いた耐熱容器にバジルを並べる
600Wの電子レンジで50秒~1分ほど加熱する
※完全に乾燥するまで10秒単位で加熱を繰り返す
手で揉むか、すり鉢で挽いて粉末状にする
※煮沸消毒しておいた保存瓶に入れて保管する

6. バジルの保存食の作り方2選

バジルを長期保存したいなら、バジルペーストやオリーブオイル漬けといった保存食に加工するのもおすすめだ。いずれも冷蔵庫で1週間程度、冷凍庫で1か月の保存が可能となっている。肉料理や魚料理のソースをはじめ、バジルの豊かな香りが楽しめる調味料として使ってみよう。

保存食1.バジルペースト(冷蔵保存用)

バジルは水洗いし、葉部分だけにしておく
ニンニクは皮を剥き、薄めにスライスする
ミキサーにバジル・ニンニク・松の実・粉チーズ・塩を入れて撹拌する
(3)にオリーブオイルを加え滑らかになるまで撹拌したら完成
※煮沸消毒した保存瓶に入れ、オリーブオイルでフタをして保管する

保存食2.バジルのオリーブオイル漬け(冷凍保存用)

バジルは水洗いし、葉部分だけにする
バジルの葉部分をみじん切りにする
冷凍用保存袋にバジルの葉っぱを入れる
バジルが完全に浸かるようオリーブオイルを加える
平らになるよう広げてから冷凍庫に入れて保存する

7. バジルの保存に関するよくある質問

ここまでバジルの保存方法について詳しく紹介してきた。しかし、まだバジルの保存に関して質問や疑問などもあるだろう。そこで最後に、バジルの保存に関連するよくある質問・疑問に回答する。

Q1.傷んだバジルを見分けるポイントとは?

正しく保存していても、時間が経つとバジルは傷んでしまう。特に「茶色く変色している」「葉っぱがブニョブニョ/ヌルヌルしている」「干からびて枯れている」「鼻をつくような異臭がする」などの異変・異臭がする場合には、腐敗している可能性が高い。腐敗したバジルを食べると食中毒などの原因になる可能性もあるので、無理して食べずに捨てるようにしよう。

Q2.バジルを使うときは水洗いすべき?

前述のとおり、バジルは水分に弱いため、調理する直前に軽く水洗いするとよい。また、水洗いしたあとは、しっかりとキッチンペーパーで水気を拭き取るようにしよう。雑に扱ったり葉っぱどうしを強くこすったりすると、黒く変色したり香りが飛んでしまったりするので注意が必要だ。

結論

市販のバジルは摘み立てのものをパッキングしているため、できるだけ早くに使い切るほうが望ましい。しかし、パックに入っている量は多いため、余ってしまうことも少なくない。もしバジルが余ってしまったら、ここで紹介した冷蔵保存・冷凍保存・乾燥保存・保存食などで長期保存を行うようにしよう。なお、万が一傷んでしまったら、無理せずに捨てるようにしよう。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 中山沙折

※オリーブオイルのひとまわしの2021年11月18日の記事(https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/08/post-190.html)より抜粋

親切に様々なバリエーションの保存法を紹介してくれており、非常にありがたいです。

個人的には、バジルの冷凍保存は盲点でした。1か月くらい持つのであれば、かなり価値の高い手法です。

あとは、乾燥バジルをレンジで手軽に作っちゃうのもいい知恵ですね。

バジルの香りが大好きなので、これらの保存法をマスターしつつ、ハーバルライフをより楽しめるように環境整備していきたいと思います。

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