山梨の桃の里にある、南フランスの片田舎を思わせる「農カフェ クルール」

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昨年、息子と山梨県(塩山)へ行った際に、ジビエ料理とハーブティーを楽しめる「Natural Cafe(ナチュラルカフェ)」へ足を運んだことがあります。

【過去記事:鹿肉料理・ハーブティーなどを楽しめ、大自然の中でくつろげる「Natural Cafe(ナチュラルカフェ)」in 山梨・塩山】(2020年7月14日)

広大な自然に囲まれた最高のロケーションの中で味わった、鹿肉のハンバーグとハーブティーの美味しさは今でも鮮明に蘇ってきます。

また、山梨県(大月)においては、現在、遊休農地を桃林に変える「桃源郷プロジェクト」が進んでおり、個人的に注目しているプロジェクトです。

【過去記事:遊休農地を桃林に変える「桃源郷プロジェクト」 (山梨県大月)。「薬用としての桃」の視点が無かったことに気付きました。】(2021年1月15日)

この桃林に使われているのは、”薬用桃”であり、漢方薬の原料となる「桃仁」を販売していくそうです。

今日は、山梨の桃の里にある魅力的なカフェを取り上げたいと思います。

山梨の桃の里で見つけた♪ 南仏の片田舎を思わせる「農カフェ クルール」で心も体も癒やされるスローな時間

山梨の桃の里で見つけた♪ 南仏の片田舎を思わせる「農カフェ クルール」で心も体も癒やされるスローな時間
東京から車で約2時間。桃やぶどう畑が広がる果樹地帯を走り抜けて、山梨県笛吹市一宮へ。「農カフェ クルール」は常に訪れる人が絶えないという、人気の自然食レストラン。築150年を超える古民家では、動物性食材をいっさい使用しない、野菜が主役のヘルシープレートや手作りスイーツが楽しめます。やさしい時間が流れるレトロな空間で、非日常のひとときを過ごしてみませんか?

農園の一角にある、築150年の古民家カフェ

農園の一角にある、築150年の古民家カフェ
センスの良さとこだわりが光る入口
JR山梨市駅から車でおよそ15分。日本一の桃の産地として知られる笛吹市に「農カフェ クルール」はあります。

お店を営むのは、桃を作り続けて70年以上という桃農家の「大北農園」。築150年を超える桃農家の作業場をリノベーションしているため、外観は農家そのまま。近づくと、さまざまなグリーンや雑貨の中にアクセントカラーの紫が効いた、非日常空間が出現!隠れ家を見つけたようで、ワクワク楽しい気分に浸れます。

気さくな人柄にファンも多い、店主の風間啓紗子さん
カフェをスタートさせたのは、今から13年前。桃農家に嫁いだ風間啓紗子さんが、料理の道へ進んでいた娘さんと一緒に、前身となる「農カフェ hakari」をオープンさせました。

その後、娘さんが独立したのをきっかけに、店名を「農カフェ クルール」に変えて、2019年1月にリニューアルオープン。現在は、料理好きの啓紗子さんが中心となって、お店を切り盛りしています。

つい長居したくなる、非日常のおいしい空間
柱や梁はそのままに、中はノスタルジックな雰囲気に包まれた特別な空間です。お庭に咲いている野花を飾ったり、紫陽花をドライフラワーにして飾ったり。風間さんのちょっとしたひと手間が、レトロな空間に彩りを添えています。さらに、冬は薪ストーブが大活躍。あたたかで幸せな空間になります。
桃畑に囲まれたテラス席
奥には、桃畑を望むテラス席もあります。テラスの大きな窓からは、暖かい日差しがたっぷり。目の前に広がる桃畑を眺めながら、のんびり過ごせすのも楽しいひととき。
古木には笛吹の歴史が詰まっています
今では桃とぶどうの生産量・日本一の笛吹市ですが、かつては養蚕が盛んな町でした。「大北農園」も、昭和初期までは養蚕農家だったと言います。

2Fのイートインスペースは、そんな養蚕農家時代の面影を残す、とっておきの場所。屋根裏部屋を連想させる斜め屋根は、養蚕農家の建物によく見られる「越屋根」の部分です。

長年、煙でいぶされているので、天井は黒くなって貫禄たっぷり。錆びついた釘も古木も、実はかつての歴史を忍ばせる希少な物です。

おいしいを伝える、満足度の高いビーガン料理

おいしいを伝える、満足度の高いビーガン料理
スープと7種のおかずがワンプレートになった「彩りプレート」(1375円)
「クルール」とは、フランス語で「彩り」を表す言葉。その言葉どおり、看板メニューの「彩りプレート」は、カラフルに盛り付けられた目にもおいしい逸品です。

ビーガン食というと、薄味で物足りないイメージを持つかもしれませんが、こちらのお料理は、心の底からおいしい!と感じるベジ料理ばかり。ハーブや塩、にんにくや生姜を使ってしっかり下味をつけることで、野菜本来の食感や味わいを活かしています。

特に車麩のメニューは絶品。この日に提供された車麩のフライは、お肉のような食感で食べごたえバッチリでした。桃の時期には、桃を使ったスープやパスタなどが登場するとのこと。そちらも楽しみです。

体想いの自家製スイーツたち

体想いの自家製スイーツたち
季節の果物がのった「米粉のワッフル」(フルサイズ940円、ハーフサイズ495円)
スイーツの人気メニューは、グルテンフリーの米粉を使ったワッフルです。サクッと軽い仕上がりのワッフルには、旬の果物をたっぷりのせて。みずみずしい生の果物をトッピングするだけでなく、ドライにしたり、ジャムにしたり。果物本来のおいしさをいろんな食べ方で楽しませてくれますよ。

「抹茶の豆乳プリン」(495円)
他にも「抹茶の豆乳プリン」は、豆乳で作るやさしいデザート。ゆで小豆には、精製されていない「きび砂糖」を使っているところも体に優しいポイントです。

寒い日にほっとひと息つける「マヤナッツチャイ」も、ぜひ試してほしい1杯。栄養価が高いスーパーフードのマヤナッツがたっぷり入っているので、疲れた体を芯から元気にしてくれます。

「マヤナッツチャイ」(570円)

素材の味をフレッシュなまま味わえる手作りジャム

素材の味をフレッシュなまま味わえる手作りジャム
手作りジャムはお土産にもぴったり♪
そして、お店自慢のジャムは、食べれば分かる本物の味。保存料やペクチンなどを一切使用しておらず、市販のジャムにはないフレッシュな味わいを楽しめます。

ほっとできる癒しの空間「農カフェ クルール」。人気店なので、訪れる際には、ぜひ予約してからお出かけくださいね。

農カフェ Couleur(ノウカフェ クルール)

山梨県 笛吹市一宮町金田1223 MAP

0553-47-5899

11:30~15:30(フードL.O.14:30、ドリンクL.O.15:00)

木曜

https://www.cafe-couleur.jp/

※ことりっぷの2021年11月13日の記事(https://co-trip.jp/article/548397/)より抜粋

あらゆる側面においてセンスの光るカフェです。

店主の風間さんとも直接話をしてみたいです。写真からは、話す誰もが癒されそうな温かい雰囲気が伝わってきます。

次回山梨県に行く際は必ず立ち寄りたいと思います。

農カフェ Clouleur(クルール)の情報

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