余ったビールをボタニカルジンにすることで半永久的に飲めるようにする発想

先日、宮崎県で限定販売されている「カモミールジン」のことを取り上げました。

【過去記事:宮崎県で日向市のカモミールを使用した「カモミールジン」が限定販売】(2021年10月11日)

自分の中で、インパクトの強いニュースだったこともあり、どんな味なんだろう。。と気になる瞬間がよくあります。

今日もジン関連のニュースを紹介したいと思うのですが、コロナ禍でにわかに話題になっていた内容のようです。

ヤッホーブルーイングの余ったビールを戸塚酒造が蒸溜した和風クラフトジン「未来ヅクリ2021」発売!昨年よりも香り豊かに

ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)と老舗酒造、戸塚酒造(長野県佐久市)が今年も余ったクラフトビールを原料としたクラフトジン「未来ヅクリ2021」を共同開発。2021年10月14日(木)から戸塚酒造店頭や同社オンラインサイト、長野県内の一部酒販店を中心に販売中だ。

画像: 戸塚酒造×ヤッホーブルーイング共同開発       未来ヅクリ2021

戸塚酒造×ヤッホーブルーイング共同開発       未来ヅクリ2021

kanchiku.com

 

2021年春の緊急事態宣言によって、約6,000L(400樽分)のビールが余剰在庫に

クラフトジン「未来ヅクリ2021」は、昨年新発売した「未来ヅクリ2020」に続いて今年で2回目となる2社共同の取り組み。ヤッホーブルーイングでは、2021年4月25日~5月11日に発令された緊急事態宣言によって、クラフトビール約6,000L(400樽分)が廃棄処分間近となっていた。

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酒類提供の停止を受けて、よなよなエール公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」全店でビールの提供がストップ。公式ビアレストランからの返品や、取引先からの発注が止まって抱えていた在庫の賞味期限が迫っていたからだ。

画像1: 2021年春の緊急事態宣言によって、約6,000L(400樽分)のビールが余剰在庫に

そこで、ヤッホーブルーイングの醸造所がある佐久市で日本酒や焼酎を製造する戸塚酒造の蒸留設備を使い、余ったビールを賞味期限を問わないジンとして再生。戸塚酒造の杜氏とヤッホーブルーイングのブルワーによる共同開発に銀座「STARBAR」マスターバーテンダー岸久氏の助言を取り入れながら、ヒノキのアロマが特徴の和風クラフトジンに仕上げた。

画像2: 2021年春の緊急事態宣言によって、約6,000L(400樽分)のビールが余剰在庫に

「未来ヅクリ2021」では、昨年より漬け込むボタニカルの種類を増やし、山梨県南部町の「南部の木(ヒノキ)」など8種類のボタニカルを使用。清涼感やヒノキのアロマを感じつつも、その奥にジュニパーベリーや柑橘を思わせる香り、ビール由来の甘いモルト香りも重なる奥行きのあるクラフトジンだ。倍量のトニックウォーターで割るのがおすすめの飲み方だとか。

画像: ラベルに描かれているのは、未来に繋がる会話を表す吹き出しをイメージしたキャラクター
ラベルに描かれているのは、未来に繋がる会話を表す吹き出しをイメージしたキャラクター

「未来ヅクリ2021」の売上の一部は、軽井沢の耕作放棄地を減らす活動を行う「軽井沢ホワイトブーツネットワーク」と、食品ロス削減と生活困窮者支援を目的に活動している「認定特定非営利活動法人 フードバンク信州」の2団体に寄付される。ビールの廃棄削減だけではなく、一連の取り組みを通じて地元の未来をツクル活動につなげようとする試みだ。

この「未来ヅクリ2021」を飲みながら、「明るい未来につなげてほしい」という、名前に込められた思いを感じてみてほしい。

【「未来ヅクリ2021」商品概要】
品目:スピリッツ(品名:クラフトジン)
原材料:ビール、発泡酒、南部の木(ヒノキ)、山椒、オレンジピール、緑茶、カルダモンシード、コリアンダーシード、生姜、ジュニパーベリー
アルコール度数:44度                
容量:500ml
価格;4,290円(税込み)
製造販売元:戸塚酒造株式会社
販売場所:
▪戸塚酒造通販サイト
https://kanchiku.com/products/detail/100
※通販送料1,000円・税込み11,000円以上の購入で送料無料           
▪戸塚酒造店頭、一部の長野県内酒販店
寄付先:「軽井沢ホワイトブーツネットワーク」「認定特定非営利活動法人 フードバンク信州」 

※ワイン王国の2021年10月15日の記事(https://www.winekingdom.co.jp/bk/17488441)より抜粋

この取り組みは、コロナの影響を受け始めた昨年から動いていたものだったのですね。

社会的な貢献度が高く、且つ、商品そのものの魅力も高いので、「未来ヅクリ2021」は飲んでみたいと思います。

実は、この記事を見た数日前、同様の発想でジンを作っている会社のことをテレビで知りました。(以下)

☝の記事で紹介されている「東京リバーサイド蒸留所」は、エシカル・スピリッツという会社が運営しているのですが、循環社会の実現を目指し、新時代のジンやウィスキーを生産する蒸留専門のベンチャー企業です。

エシカルスピリッツ最高責任執行者・小野力さんの、

「ジンにすることによって、半永久的にお楽しみ頂ける。腐ることがないので、ずっと飲んで頂けるものにできる」

という言葉が強く印象に残りました。

美味しい魅力的なジンを創り出す上で、様々なハーブ・スパイスの調合は必須となっているため、「サステナブル+ジン」領域の今後が非常に楽しみです。

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