札幌市内でアイヌの薬膳『シケレベカレー』をデリバリーしてくれるようです。

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「キハダ」は、縄文時代の遺跡からも発掘されるほど、歴史上最も古くから使用されてきた生薬で、アイヌ民族の間でも活用されてきたことを3年前のJAMHA(日本メディカルハーブ協会)のツアー時に学んだことがあります。

【過去の参考記事:第4回薬草観察ツアーin 小諸(JAMHA主催)の初参加レポート【2日目の座学編】】(2018年10月16日)

今日は、そのキハダの「実」を使用したアイヌの薬膳『シケレベカレー』を、北海道・札幌市内でデリバリーしている人がいることをニュースで知りましたので、取り上げたいと思います。

アイヌの薬膳『シケレベカレー』 森さやかの思うコト

アイヌの薬膳『シケレベカレー』に出会った!

新しい味との出会いがありました!!

それは「シケレベカレー」です。

シケレベとは、アイヌ語で「キハダの実」のこと。

このシケレベの爽やかな風味とカレーのスパイスが最高に合うんです。

この夏の北海道は暑すぎる!!

バテ気味な時こそオススメのシケレベカレーを紹介します。

このシケレベカレーを作り配達する川上容子さん(43)。

「体に優しいカレーを作りたい」と

自身のルーツであるアイヌの家庭に伝わるシケレベをスパイスの一つに加えました。

川上さんの実家では、シケレベをカボチャの煮物や甘露煮などに入れるなど

家庭料理で馴染みのあるものだったそうです。

また、風邪をひいた時に煮汁に砂糖を入れて飲む「薬」としても用いていたそうです。

殺菌・消炎作用があるとされるシケレベは、

アイヌの人々が自然から学び得た健康を保つための知恵でもあったのでしょうね。

シケレベは、ミカン科の植物で、北海道にも広く分布する落葉樹。

木を切り倒す際にはみかんの香りが広がるのだそう。

この黒い実がシケレベを乾燥させたもの。

山椒よりも大粒で、コショウにも似ています。

 

「そのまま食べてみてもいいですか?」

口に入れて噛んでみると・・・驚きました!

みかんの皮をかじったような強い香り。

そして、噛んでいくと次第に苦みが広がり、

最後は舌がピリピリ痺れるような刺激が残ります。

癖になるような、まさに和製スパイス。

このシケレベに、カルダモンやシナモンなど、10種類のスパイスを合わせ、

スープにはハーブや日高昆布なども使用。

野菜は細かく刻んでトロトロになるまで煮ています。

このシケレベカレーを、デリバリーで販売するようになったのは昨年5月。

新型コロナの感染拡大が収まらない中、自分が薬として飲んでいたシケレベで「みんなの体調が良くなってくれたらいいな」そんな想いをこめて、カレーを届けています。

水曜日と金曜日のみ、デリバリーでの販売です。(札幌市内)

優しさいっぱいのシケレベカレーを、ぜひ一度味わってみてほしいなぁ。

シケレベカレーのご注文は電話かメールにて(水・金のみ)

川上容子さんのFacebookをご覧ください。

https://m.facebook.com/profile.php?id=100057524766388&_rdr

※sodane(そだね)の2021年7月31日の記事(https://sodane.hokkaido.jp/column/202107301205001222.html)より抜粋

写真からも川上さんの優しさが強く伝わってきます。

みかんの皮をかじったような強い香りがするという「キハダの実」の香りがとても気になりますし、もちろん、それがスパイスとして入ったシケレベカレーのお味も体感したいです。

以下に、同じミカン科の山椒との成分比較を行った実験データがあり、興味深いので👇に貼ります。

次回札幌へ行く際は、このシケレベカレーを食べられるよう、日程を調整したいと思います。

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