岡山県の「堀家ハッカプロジェクト」について。岡山県におけるハッカ復活への想いが高まっているように感じます。

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「今年1番の想い出は何か?」と聞かれたら、真っ先に、「北海道のハッカ巡りの旅」と答えます。

ハッカに関する歴史の詳細情報を確認できたり、ハッカ農家を訪問して色々とお話を伺うことができた体験は貴重な体験になりました。

【過去の関連記事:初秋の北海道ハーブ巡り記【北見ハッカ記念館《人とハッカ(歴史)》編】】(2020年9月18日)

【過去の関連記事:初秋の北海道ハーブ巡り記【人生初のハッカ農家の畑へ行く 編】】(2020年9月15日)

北見ハッカ記念館では、以下の年表で、日本におけるハッカ栽培の歴史を整理できたことは個人的に嬉しかったです。

ハッカをビジネスとして過去に大きく成長させたのは【北海道北見市】ですが、一番最初に日本で栽培が開始されたのは【岡山県】です。岡山県も、最盛期は米国・メンソレータム社向けに原材料を輸出する一大産地だったようです。

以前、岡山県矢掛町での、ハッカ栽培を大きく復活させようとするプロジェクトについて取り上げたことがあります。

【過去の参考記事:「幻の日本薄荷(はっか)」を復活させ、宿場町として栄えた街に新たな観光資源を提供する岡山県の「矢掛ハッカ普及会」。北海道のハッカのルーツは岡山県にある?】(2019年9月30日)

今日は、同じ岡山県において、別のハッカプロジェクトが存在していることを知りましたので、早速取り上げたいと思います。

衰退した伝統の“岡山ハッカ”が復活!「堀家ハッカプロジェクト」が抱く思いとは?

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。11月28日(土)の放送では、「堀家(ほりけ)ハッカプロジェクト」の東恩納真弓(ひがしおんな・まゆみ)さんに、同プロジェクトでの取り組みについてお話を伺いました。

「堀家ハッカプロジェクト」こだわりの開発商品

かつて、日本が世界の生産量の9割を誇っていた植物「ハッカ」。ミントの1種ですが、国外では「日本ハッカ」と呼ばれています。

江戸時代、全国に先駆けてハッカの栽培を始めたのが、岡山県総社(そうじゃ)市。総社出身の秋山熊太郎という人が、換金作物として大規模な作付けをおこなったのが始まりです。

その後、ハッカ栽培は全国に広まり、昭和初期には世界一のハッカ生産国になった日本でしたが、時代と共に合成ものや海外の低コストのハッカに押され、日本のハッカ産業は衰退していきました。

かつては世界の生産量の9割を誇っていた日本の「ハッカ」

そんななか、伝統的な岡山ハッカの活用に着目したのが、「総社商店街筋の古民家を活用する会」。

ハッカ栽培の先駆者、地元出身の秋山熊太郎にちなんで、衰退した岡山のハッカを復活させようと「堀家ハッカプロジェクト」をスタートさせました。

プロジェクトでは、地元の農業高校とも連携しながら、岡山のハッカを使ったハーブティーや石鹸を作っています。

「私たちは、総社でハッカを育てています。本当に少人数でやっていて、しかも、それぞれ仕事があっての活動です。商業ベースには乗らなくても、このストーリーを大事に育てて、長く続けられるようにやっていきたいなと思っています」と東恩納さん。

「ハッカを総社から発信していきたい」

第1弾、第2弾……とオリジナル商品を開発していき、総社市から発信したハッカの声を、再び全国に響かせていくのが目標だという「堀家ハッカプロジェクト」

東恩納さんのメッセージはまだまだ続きます。

「ハッカは、とても清涼感があってスッキリとします。みなさんもハッカを試して、元気にこの世の中を突き進んでいただきたいと思っています。本当に愛情を持って育て、製品を作っていますので、ハッカを総社から全国に発信していきたいと思っています。その思いだけですね」

<番組概要>

番組名:DUNLOP presents みらい図鑑

放送日時:毎週土曜13:55~14:00

パーソナリティ:吉田美穂

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/

※TokyoFMプラスの2020年12日6日の記事(https://tfm-plus.gsj.mobi/news/sBW0rkZMwB.html)より抜粋

岡山県のどこで日本初のハッカ栽培が開始したのかの情報を知りませんでしたが、「総社(そうじゃ)市」であることがわかりラッキーです。

一方、矢掛町は、総社市の西側に隣接するエリアであることがわかりました。

掘家ハッカプロジェクトのInstagramを拝見すると、このプロジェクトの魅力がさらに伝わってきます。非常に魅力的な商品で溢れていますし、拠点の古民家もすぐに行ってみたい気持ちになります。

岡山県におけるハッカ熱の高まりを感じ、とてもワクワクしてきました。来年は岡山県とその周辺を探訪する予定としていますので、引き続き様々な視点で情報を集めていきたいと思います。

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