下水の熱を”冷暖房”として利用することで、通年でのハーブ等の栽培が可能になっていきそうです。

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昨年の夏は、日中の気温が40℃を超え、過去40年くらいの自分の人生の中で最も暑いと感じたと思いきや、今年の冬も、過去に経験した中でも最も暖かいと感じており、温暖化というのは確実に進行していることを強く感じています。

特にここ2~3ヵ月の特徴として、暖かい日と少し寒い日が交互に訪れていて、ハーブガーデンのハーブたちも戸惑っているのでは?と感じる日が多いです。

特に、農業に関わっている人たちにとって、この「温暖化」というのは生活に直結する話ですので不安を抱えている人も多いのではないかと思います。

そんな中、最近、下水道から熱をとりだし、施設の冷暖房や道路の融雪などに使う事例が増えてきているようなのですが、その熱を農業に使うことで様々なメリットがあることがわかりました。そのことを取り上げたニュースをご紹介します。

下水の熱でエコな冷暖房 バジルが香り、ワサビ田広がる

下水道から熱をとりだし、施設の冷暖房や道路の融雪などに使う事例が少しずつ増えてきた。農業利用では、年間を通して栽培できるか、実証実験も始まった。政府は、二酸化炭素を排出しない熱源として利用を広げたい考えだが、温暖化対策の大きな一手になるだろうか。

ワサビを栽培するハウスで熱交換などの仕組みについて説明する長岡技術科学大の姫野修司准教授(左)=新潟市西区の西川浄化センター

【写真】下水熱を利用するシステム。奥には冷室と温室の二つのハウスがある=新潟市西区の西川浄化センター

新潟市西区の下水処理場「西川浄化センター」。昨年12月、広大な敷地の一角に建てられた幅6メートル、長さ24メートルの温室のハウスに入ると、バジルが順調に育ち、葉の香りがほのかに漂っていた。室内は冬でも20度以上に保たれている。隣接する同サイズの冷室のハウスでは「ワサビ田」が広がり、ワサビの葉が覆い茂っていた。

この処理場では2016年から、長岡技術科学大や下水管の維持改修業などを営む東亜グラウト工業(東京)などが、新潟県の協力を得て下水熱の農業利用の可能性を探る実証実験をしている。同大の姫野修司准教授(環境工学)は「温室だけでは年間の半分しか活用できない。冷室のハウスも設けて年間を通して利用することを考えた。近年は温暖化による影響で不作になる作物もあるが、冷室なら猛暑でも栽培できる」と話した。

朝日新聞社

Yahooニュースで取り上げられた2020年1月29日の朝日新聞デジタルの記事(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000048-asahi-soci.view-000)

冬の寒さの中でも、猛暑の中でも、下水熱を利用することで、ハウスの中の温度をほぼ一定に温度を保つことができるということだと思います。

凄く画期的だと思いますが、どのような仕組みなのかについては具体的な情報がないので、細部がとても気になります。

でも、このような取り組みがされているということを現時点で知ることができ、視野が広がったので本当に良かったと思います。

農業分野におけるテクノロジーの進化は、思っている以上に速いかもしれません。

このようなニュースはとてもワクワクします。

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