自然乾燥した場合と、レンジでチンした場合で、ドライハーブ(ローズマリー)としての見栄えとハーブティーの風味を比較してみました。

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自宅の小さなハーブガーデンで、ハーブを育てていく中で、自家製のハーブを使ったハーブティーを飲むことが普通になってきています。

自宅で育てたハーブで作ったハーブティーを一度飲んでしまうと、市販のものよりも格段に美味しい確率が高く、自宅のある環境の中で育てることのできるハーブは極力自分で育てて採取をしていきたい、という想いがどんどん強くなります。

確か、一番最初に市販のハーブとの味の違いに衝撃を受けたのは、ジャーマンカモミールをご近所さんの庭から頂いた時のことです。

【過去の参考記事:昨日は「Chamomile Day(カモミール・デイ)。フレッシュ・カモミール・ティーは最高でした。

このような経験を積み重ねていくと、自分の好きなハーブについては、庭で育てていきたいと思うようになると思います。

ただ、大きなお庭のあるお家では、大量のハーブを採取できるので、自家製の比率を高めていくことができると思いますが、私の家のように面積が限られた庭でハーブを育てる場合においては、採取量も限られていますので、本当に好きなハーブについては、自家製にするというポリシーで庭を運用しています。

今のところハーブティーとして100%自家製にできているのは、ローズマリー、レモンバーベナ、ホーリーバジルの3種類くらいだと思います。

私の場合、日々様々なハーブに興味が湧くので、ハーブへの投資というのは比較的高い水準で今後も推移していくと思います。

ハーブを自宅でドライにする場合、すべて室内での自然乾燥で行なっているのですが、昨日、レンジでチンした場合と比較して、”見た目”と”風味”の観点でどのような違いがあるのかについて、ローズマリーで簡単に検証してみました。

レンジでチンしたローズマリー(左)と、自然乾燥したローズマリー(右)。このローズマリーの品種は「カプリ」という品種で、自宅にあるローズマリーの中では一番ハーブティーに適していると感じています。

見た目の色で比較すると、明らかにレンジでチンした方が美味しそうな色に見えます。自然乾燥した方は約2週間程乾燥させたあと保存瓶に入れていたのですが、少し褐色がかっています。(この褐色がかった色は、保存瓶に入れる前からです)

では、いつも飲んでいる自然乾燥バージョンから飲んでみたいと思います。
やはり、いつもの安定した深みのある味で美味しいです。
次にレンジでチンしたバージョンです。今回初の試飲です。
飲んでみると、草っぽさというか、青汁っぽさというか、そんな風味が少し前面に出てきてしまっていて、今まで経験していたローズマリーの味の深みやキレが壊れてしまっているように感じました。

飲んだ感覚としては明らかに、自然乾燥をした場合の方が、(見た目の色は良くないですが)ローズマリー本来の風味が生きていました。

レンジでチンする場合、600Wで1分半~2分近く高周波を当てる(今回の場合)ことで、ローズマリーの組織が破壊されてしまうことは容易に予想ができます。

今後、時間があれば、他のハーブでも、レンジでチンバージョンを確認してみたいとは思いますが、今回の経験を通じて、「ハーブティーを一番美味しく飲む(ハーブが持つ本来の味を楽しむ)には、自然乾燥がベストではないか?」という仮説ができましたので、今後のハーバルライフにおいて貴重な財産になりました。

※以下に、ローズマリーに関する過去の参考記事を貼ります。

【過去の参考記事:ローズマリーの香りはなぜ記憶の維持に効果を発揮するのか?】(2019年5月29日)

【過去の参考記事:電子顕微鏡でみるローズマリー・ラベンダー・セージ・バジル・サフランの世界。視覚を通して効能の理解が深まることがわかりました。】(2019年2月2日)

【過去の参考記事:生活の木が運営する「メディカルハーブガーデン 薬香草園」へ行ってきました。【ローズマリーの蒸留体験編】

 
 
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