昨年9月に、【”ミントレイノ(石川県)”における芳香事業本格化のニュースを見て、今後のハーブ園の復活に期待したくなりました。】の記事の中で、石川県にある「ハーブの里・響きの森ミントレイノ」の過去からの経緯、及び、今後の方向性について書かれたニュースをご紹介しました。
もともとは、人を惹きつけるハーブ園として機能していたけれども、2013年に管理者が変わって以降、ガーデンの荒廃が進んでしまった為、ガーデンの再生に着手し、アロマ事業の本格化に取り組んでいるという内容です。
その「ミントレイノ」に関するニュースで今月新たなニュースが入ってきましたのでご紹介します。
「アーユルヴェーダ」発信 白山・ハーブの里、30日に初イベント
白山市女原の市観光施設「ハーブの里・響きの森ミントレイノ」は2日までに、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の発信に乗り出した。「体に足りない物を、身近な食材を摂取して補う」という考え方に基づいた医学で、30日に初のイベントを開催する。白山麓で栽培されるハーブや薬草の活用にもつなげる。
ミントレイノは、ハーブの栽培やハーブを原材料にしたアロマオイル、フローラルウオーターの生産に取り組んでいる。今年度は薬草の栽培加工事業強化に向けて金大薬学系准教授の佐々木陽平氏と連携しており、日本アーユルヴェーダ学会員でもある同氏の勧めでイベント開催を決めた。
30日は「ハーブ・フェスタ」(仮称)と銘打ち、薬草の「トウキ」を使ったおかゆの試食や、「クロモジ」を包んだハーブボールによるマッサージ体験などのワークショップを実施する。健康相談コーナーも設ける。
※北國新聞の2019年4月3日のニュース(https://www.hokkoku.co.jp/subpage/OD20190403501.htm)より抜粋
記事の中には、4月30日に行われるハーブフェスタの中で、”どのような形で”アーユルヴェーダの情報発信をするのかという内容が書かれていないのですが、ミントレイノのFacebookページで、詳しい内容が書かれてありました。
『自然からのおくりものⅡ』 ~アーユルヴェーダで健康に~
この春、身近な植物でアーユルヴェーダ生活を始めてみませんか?【日時】
2019年 4月 30日(祝日)
10:00~15:30(全日)【会場】
ハーブの里・響きの森 ミントレイノ
石川県白山市女原甲58【定員】
40名■第1部(10:00~12:00 / 120分)
【あなたの知らないお粥の世界!】お粥の秘めたる効能に着目しお家で再現しやすいギーやごまを使ったこの季節にふさわしいお粥をアーユルヴェーダの古典書からピックアップ!
薬草:当帰(トウキ)などみなさまにぴったりのトッピングをチョイスして「うる艶お粥」をご賞味ください。・アーユルヴェーダのお話(浅貝)
・薬草のお話(佐々木)
・能登のお米と土地の話(三林)
・3人の専門家による対談■第2部(12:00~13:30 / 90分)
【ミントレイノ特製・季節を楽しむ薬膳ランチBOX】地元で採れた山菜やトウキの葉の天ぷらなど、
季節を味わってください。
山菜には、春に必要な苦味渋味が含まれています。食後は出店ブースや近隣散策等でお楽しみ下さい♪
出店ブースについては、
追ってご紹介させていただきます。■第3部(13:30~15:30 / 120分)
【Let’s enjoy ピンダ(アーユルヴェーダのハーブボウル)】ピンダとは、アーユルヴェーダの発汗法のひとつ。
血行促進し老廃物を排泄することで、肩凝り、腰痛などを軽減する効果が期待できます。
地元石川産のトウキ、クロモジ、ヨモギ 他を使って、自分のオリジナルピンダを作ります。
実際に温めたピンダを使って気になる部位にあてて体験しましょう。・ピンダの効能(浅貝)
・薬湯(やくとう)の話(佐々木)
・ピンダの作り方説明と体験
・オリジナルピンダ作り(作ったピンダはお持ち帰り下さい)
(おやつ、お茶付)■講演者プロフィール
【浅貝賢司】
自身の慢性病がアーユルヴェーダの実践で良くなったのを機にアーユルヴェーダの勉強をはじめる。
日本アーユルヴェーダスクール卒業後、インド国立アーユルヴェーダ医科大学に入学。
7年間妻と子供と共にインドに滞在しアーユルヴェーダ医師(国家資格)を取得。
帰国後は、関西、沖縄、北海道、中国地方、中部地方、北陸、四国、九州等にワークショツプや
アーユルヴェーダ学会初級認定コース等を開催して「暮らしにいかすアーユルヴェーダ」の普及に努めている。
現在大学院で「アーユルヴェーダの教育学」を研究中。
神戸アーユルヴェーダ 代表 http://kobe-ayurveda.com/
日本アーユルヴェーダ学会 理事
アーユルヴェーダ学会認定校【佐々木陽平】
薬用植物園や白山市での薬草生産、国内外での生産地の調査を通じて漢方薬材料である生薬の品質について研究している。
国産生薬の普及にはアーユルヴェーダが必要であるという考えを持っている。
金沢大学医薬保健研究域薬学系准教授、薬剤師
2018年 日本アーユルヴェーダ学会金沢研究総会大会長
日本植物園協会理事、日本生薬学会他。【三林 寛(みばやし ひろし)】
能登で自然栽培に取り組みながら、消化器内科医師として働く、半農半医生活中。
アーユルヴェーダ・ヘルスコーディネーター
日本臨床栄養協会NR・サプリメントアドバイザー
日本キレーション治療普及協会認定医
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
「結の手」メンバー。■参加費
①全日(ランチ付) 通常 7,000円、早割 6,500円
②午前の部(ランチ付) 通常4,800円、早割 4,500円
③午後の部(ランチ付) 通常4,800円、早割 4,500円事前申込要。
早割…4/20までに申込、振込完了の方メールやFacebookコメントなどからお申込の連絡をいただいた方に
振込先をお知らせします。
振込での支払をもちましてお申込完了とさせていただきます。イベントの参加ボタンを押すだけでは、申込完了となりませんのでご注意ください。
■キャンセルについて
2日前30%
1日前50%
当日100%
(振込での返金の場合、手数料をひいた金額での返金となります)■申込先
申込・問合せ先 金沢アーユルヴェーダ kanazawa.ayurveda@gmail.com 090-5177-2186(池田携帯)
主催 金沢アーユルヴェーダ
共催 ミントレイノ、金沢大学・薬用植物園、結の手
講師が非常に経験豊かな方々で非常に魅力的なワークショップです。関東であればすぐに申し込みたいです。
【過去の参考記事:「Tea for Peace」で、インドの伝統医学”アーユルヴェーダ”の基本的な考え方について学んできました。】
『ミントレイノの再生』を本気で行なっていることがわかり、とても胸が躍る気分です。
次回、石川県へ行く際は、”ミントレイノ”は必ず立ち寄りたいと思います。
また、隣の富山県にて2019年7月にオープンするハーブ・アロマの総合リゾート「ヘルジアン・ウッド」にも合わせて立ち寄りたいです。
【過去の参考記事:富山県の若き薬品会社社長が建設中のハーブ・アロマの総合リゾート「ヘルジアン・ウッド」が今年7月オープン】