クロモジの研究、生産、加工、商品化等の流れが「産官学連携」の枠組みで加速していきそうです。

私自身が、日本のハーブとして知られる「クロモジ」に注目したのは、昨年はじめてそのお茶を飲んだ時です。

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品のある香りがホワッと広がり、且つ、味はスパイス系の爽快感があり、ハーブ・スパイス好きの人であれば、一度飲むとファンになる人は多いはずです。

近年、養命酒製造のクロモジ研究への取り組みが加速し、同社のクロモジ商品が市場へ徐々に投入されてきています。

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※養命酒製造は、上記の実験結果を発表したあとに、クロモジエキスを配合したのど飴を販売開始し、その後、クラフトジンを販売開始しました。

※クラフトジンが販売される前に、そのことを記事にしたことがあります。

【過去の関連記事:養命酒製造が「クロモジ」を主体としたクラフトジンを2019年3月に発売予定。お味が気になります。

そして昨日、養命酒製造を起点として、クロモジに関する研究、生産、加工、商品化などが「産官学連携」の枠組みを通じて加速していきそうな予感のするニュースをみました。

個人的に追っていきたい内容の為、取り上げたいと思います。

<食卓ものがたり>楊枝やお茶に 多彩 和製ハーブ クロモジ (長野県駒ケ根市)

人の背丈ほどのクロモジ(中央の細い幹)。右の人が持つのは、乾燥させたクロモジ=長野県駒ケ根市で

中央アルプス駒ケ岳のふもと、長野県駒ケ根市。中央自動車道の駒ケ根インターチェンジから数十分、「クマ出没注意」の標識が目立つ山道を車で上ると、頭上にアカマツが枝を広げる森に着いた。高さ二~三メートルの低木がちらほら。クロモジの自生地だ。「和製ハーブ」と呼ばれ、細い枝を手折ると、レモングラスのようなさわやかな芳香が漂う。胃腸の働きを助ける漢方「烏樟(うしょう)」としても知られる。

「日当たりが良すぎても悪すぎても育たない。このくらいの木漏れ日がちょうどいい」。薬用植物に詳しい東京大名誉教授の谷田貝光克(やたがいみつよし)さん(75)が話す。

クロモジはクスノキ科の落葉低木で、本州のほぼ全域に自生する。緑の樹皮の斑点が黒い文字に見えることから、この名がついたとする説が有力だ。

ほかにも茶道で菓子を食べるときに使う「黒文字楊枝(ようじ)」にしたり、生け垣に使ったりと用途は広い。しかし看板商品に長年クロモジを配合する養命酒製造(東京)のアンケートでは、クロモジの認知度は一割程度と低かった。

そこで昨年、同社や千葉大、駒ケ根市など産学官協同の「クロモジ研究会」が発足。抗酸化作用による疲労回復効果などマウス実験による研究成果や、お茶や除菌スプレーなど各地のクロモジ入り商品を会のホームページで広く発信する。

信州大の「産学官連携コーディネータ」唐木好美さん(65)は「クロモジの収穫と併せ、周囲の雑草を抜いて空間を整備。種が落ちて新たなクロモジが生えることで、森林の保水力が高まり、土砂崩れなど災害防止にもつながる」と話す。

「生産(一次)から加工(二次)、販売(三次)まで引き受ける六次産業に育成。森林浴などの快適空間としても活用したい。この環境を次世代に残すのが私たちの務め」と、唐木さんは力を込めた。

文・写真 北村麻紀

◆買う

クロモジの用途は広い。のどあめ(259円)=写真(左)=やクロモジのブレンド茶(650円)=同(中)、クラフトジン(300ミリリットル950円、いずれも送料別)などの製品は「養命酒オンラインショップ」(キーワードで検索)で注文できる。同社駒ケ根工場の「健康の森」=駒ケ根市赤穂16410=でも販売している。同工場ではクロモジや漢方について学べる工場見学を1日5回、無料で実施。所要時間約1時間20分、要予約=電0265(82)3310。

東京新聞 Tokyo Web の2019年8月3日の記事(https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201908/CK2019080302000184.html)より抜粋

この産官学の連携を通じ、クロモジの適用範囲というのが広がっていくはずなので、商品化の部分だけではなく、植物としてのクロモジの可能性も明らかになっていくことで、環境保護面での活躍も期待したいです。

クロモジを取り巻く今後の動きは、アンテナを広く張り、注目していきたいと思います。

(養命酒製造の工場見学も早く実現したいです)

養命酒製造のオンラインショップ

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