今年2月に、東京・木場にある「Arkhē apothecary&kitchen(アルケー・アポセカリー&キッチン )」という薬膳カフェに行った時のことをレポートしました。
【過去記事:東京漢方・薬膳小旅行【~Arkhē apothecary&kitchen(アルケー・アポセカリー&キッチン )~編】】(2021年2月28日)
提供されている食のレベルの高さ、且つ、販売されている様々なカテゴリーの品質の高さに感銘を受けたお店であり、改めて足を運びたいと思っています。
今日は、兵庫県にある国際中医薬膳師の料理長が運営する薬膳カフェについて取り上げたいと思います。
古民家で味わう薬膳ランチ。伊川谷「ローゼンファームズ カフェ」
<神戸発>2020年1月に満を持してオープンした、神戸市西区前開の農家さんの旬野菜を使った薬膳ランチを頂きに「RAWZEN FARMS CAFE(ローゼンファームズ カフェ)」に行ってきました!料理長は「国際中医薬膳師」でいらっしゃるということで、なんだかちょっぴりドキドキです。
カラフルなビタミンウォーターでお出迎え
お水はセルフサービスですが、身体にいいものを!と今日のビタミンウォーターは3種類。柑橘系2種はイライラやストレスを軽減する効果、グリーンのセージは気の巡りをよくしてくれる効果があるとか。もちろん3種類全部飲んでみました。お水だけでもホッとして何杯もおかわりしてしまいます。メインを頂く前に体の中を浄化してくれます。
見た目にも癒やされます~
本日いただいたランチメニューは心も体も喜ぶ「初秋の薬膳」。メインプレートは丹波焼のひと皿でこれがみんな違うので、それも楽しみのひとつ。
夏の疲れを癒やし、乾燥に弱い肺を潤してくれる旬の地元産旬野菜のプレートに玄米と沖縄イナムルチのお味噌汁。生のコリンキーのシャキシャキ感、ゴーヤの旨苦味、オクラと山芋のネバネバいっぱいのオムレツ、しいたけのココナッツカレーソースなどなど、体に効いている!感じ。しっかりと食べたと感じるもののさすが薬膳だけあって、胃が全くもたれていないんですよね。
ランチはこちらの「ベジタブルデリプレート」のほかにも「薬膳スパイシータコライス」もあり、食欲増進に繋がること間違いなしです。
デザートも旬なフルーツで爽やか
本日のデザートは地元産いちじくを使ったパンナコッタ、ドリンクも色々選べますが、やっぱり今の時季はシャインマスカットの使ったノンアルコールサングリア! 濃厚な味を楽しんでほしいので本当は氷は入れたくないそうで「お早目に飲んでくださいね」とアドバイスがあったので、大急ぎで、ググッとマスカットの味を堪能しました。
地元『想い』溢れる空間
お店の名前の「RAWZEN FARMS CAFE」由来は
◆「RAW」⇒「生」「ありのまま」
◆「ZEN」⇒ お店のある神戸市西区前開の「前(ぜん)」
ということでありのままの地元西区前開を伝えるカフェということだそうです。多くの人のご縁があって、この地で古民家カフェをオープンすることになり、普通のカフェではなくて「何か意味のあるお店」にしたいという願いと料理長が「国際中医薬膳師」の資格を取得したタイミングで開店されたそうです。
今後、カフェコンサートを開催したり多くの人々の交流の場となり地元の活性化に繋げたいとのことで、お店の前スペースには地元農家さんの新鮮なお野菜やスイーツ、そして丹波焼の食器も販売されていて、まさに「地元愛の想い溢れる」カフェです!
RAWZEN FARMS CAFE(ローゼンファームズ カフェ)
住所:神戸市西区伊川谷町前開1825
(駐車場有り)
電話番号:078-940-8955
営業時間:11:00-15:00(ランチタイムは二部制)
15:00-17:00(カフェタイム)
定休日:月曜日(祝日営業、翌日火曜休み)
(インスタグラム)http://www.instagram.com/rawzen_farms_cafe/
※予約はインスタグラムのダイレクトメッセージかお電話で
食の一品一品にこだわりを強く感じ、大きな魅力を感じるお店です。
地域の人とのつながりを非常に大切にしていることも伝わってきますので、自然に人が集まる温かい店主だということも想像できます。
また、インスタグラムで別の角度から撮影したお店の写真があったのですが、スゴイ雰囲気です!
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次回、神戸布引ハーブ園へ行く際にセットで訪問したい場所です。
【関連記事:神戸布引ハーブ園の初訪問レポート【ロープウェイ~ウェルカムガーデン編】】(2019年6月3日)