初秋の北海道ハーブ巡り記【北見ハッカ記念館《ハッカ製品の製造フローがわかりスッキリ》編】

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昨日に引き続き、「初秋の北海道ハーブ巡り記」をお届けします。

【昨日の記事:初秋の北海道ハーブ巡り記【北見ハッカ記念館《人とハッカ(歴史)》編】】(2020年9月18日)

世界におけるハッカ、日本におけるハッカ、北見におけるハッカの歴史について学んだあと、次のテーマの部屋へ向かいました。

製品のできるまで。

私自身、今回の北見ハッカ記念館の訪問で、ハッカ製品の作られ方を整理したいという想いが強かったので、ワクワク感が止まりません。

部屋に入ると早速大きなパネルが現れ、ハッカ製品の作られ方が図示されていました。(パネル右側)
パネル中央
パネル左側

上記3枚を縦に並べても非常にわかりにくいと思いますので、以下のハッカ製品を軸に説明します。

(ハッカ製品の作られ方のフロー)

①ハッカ農家が、ハッカを収穫しドライにした後、蒸留器で取卸油(=精油)を抽出する。

取卸油は冷やした後、遠心分離機で遠心分離すると、粗油(赤油)粗脳に分かれる。

粗油(赤油)を蒸留器で蒸留すると、「白油」が出来上がる。「ハッカ油」と呼ばれているものは、この「白油」。

④ ②の粗脳に、白油を混ぜ10日間3℃で静置(脱油)すると精脳が現れ、その後、加温脱油し乾燥させることで、はっか脳が完成。

 

このフローが整理できた為、モヤモヤ感が取れスッキリしました。

以下はハッカ製品を世界へ販売していた当時の製造現場の写真。(3枚連続)

ハッカ農家の写真(昭和24年9月22日)。ハッカが巨大産業であったことがこの一枚の写真で伝わってきます。
ハッカの害虫。
「和種ハッカ」と「岡山のハッカ」が同列で区別されているのが面白いです。「和種ハッカ」=「道東エリアで品種改良されたもの」という定義なのでしょうか。。薄荷の原産地である中国の品種名も気になります。
最も普及したと言われる田中式薄荷蒸留器
取卸油(精油)を遠心分離する遠心分離機

以下(2枚)は、ハッカ農家だった方が昔の思い出綴った文章なのですが、大変さが伝わってきます。

ハッカ製品の製造フローがわかりスッキリしたあと、次の部屋へ向かいました。

明日へ続く。

「北見ハッカ記念館」の情報

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