先日、和ハーブ協会の理事長の方から、4月1日に『湘南和ハーブの会』の発足イベントがある旨を案内頂きました。
そのイベントのタイムテーブルは以下です。
<第一部>
『春の湘南和ハーブ塾 ~ 足元の有用植物の見分け方、
【会場】 新林公園~川名清水緑地
【タイムテーブル】
14:00 新林公園入口集合
14:00~16:30 新林公園~川名池・湿地周辺(終了時間、多少前後します
藤沢市でも豊かな植生が残る新林公園~川名清水谷戸を散
<第二部>
『食の和ハーブの秘密 ~“湘南和ハーブ”オリジナルメ
【会場】
食材の品質と地元湘南にこだわる居酒屋レストラン 「は
【タイムテーブル】
17:30~18:00
ミニ講座 『和ハーブ(湘南ハーブ)が日本人の健康美容
18:00~20:00 和ハーブ料理フルコース パ
上記の2部構成になっていたのですが、都合上、第一部には間に合わなかった為、『第二部』のみ参加しました。
その時の様子をレポートいたします。
上記は、平川 美鶴さんのミニ講座の本の一部なのですが、魅力的な内容なのが伝わると思います。
ミニ講座終了後、“湘南和ハーブ”のコース料理が次々と運ばれてきましたので、一品ずつご紹介していきます。
春菊のキッシュ 『藤沢産の春菊、自家製ベーコン、原木シイタケをソテーし、藤沢産の卵でとじています』
長野豚の生ハムサラダ『店主が仕込んだハモンセラーノタイプの生ハムを生かすアシタバ・みょうが・ししとう・柚子果汁使用。』
和ハーブスープ『生ハムの骨と生姜・にんにく・ゲンノショウコから出し汁をとり、山椒とミツバで香りを和えています』
※ゲンノショウコについてはこちら
海老とタラの西京味噌焼き柚子皮包み『味噌の女王西京味噌で味付け、柚子果汁と山椒とパルミジャーノ粉で仕上げました』とユキノシタの天ぷら(右)。
※ユキノシタについてはこちら
豚の角煮和ハーブの香り『煮込みダレはアマチャと味醂のみで甘みを出し、インスリン作用があるヤブニッケイで香りづけしました。殺菌力のあるクロモジの粉をトッピングしました』
※アマチャについてはこちら
※ヤブニッケイについてはこちら
※クロモジについてはこちら
和ハーブピクルス『レンコン・みょうが・ナガイモをヤブニッケイ入りのピクルス液で漬けました』
和ハーブのサルシッチャ『藤沢産のミツバが生きるチョリソー風のサルシッチャ(長野の契約農家さんが作った一味と使用)』
このあと玄米おにぎりが出たのですが、写真を撮り忘れてしまいました。
そして最後のシメです。
春の杏仁豆腐『砂糖などを使用せずアマチャで甘みをとり、女性ホルモン様作用がある桜をトッピングしました。』
湘南和ハーブのコース料理は以上になるのですが、どれも非常に美味しかったです。他の人と取り分けた関係上、見栄えは崩れてしまっていますが、味は確かでした。
『和ハーブ』という切り口のイベントに今回初めて参加したのですが、道路わきに生えていたり、公園に生えていたりするような非常に身近な野草が使われているという点において、西洋ハーブに比べてハードルが低いというのがいいと思います。
参加していた女性の方とお話した時に、和ハーブの事を学ぶ前は、自分の家の周りに何が生えているのかを全く意識したことがなかったけど、学び始めてから『こんな薬効のある野草が生えていたんだ!』と日々発見があり楽しいとおっしゃっていました。
素晴らしいことだと思います。
その女性は、今メディアの露出度が上がっている「ハーブ王子」こと山下智道さんのファンということで過去に、ハーブ王子のイベントに5回ほど参加されていました。
「ハーブ王子」がなぜ人気が出ているのかについては、野草の知識だけではなく、『気配り』とおっしゃっていました。なるほどです。
あと、湘南和ハーブの会の会長は、「瓜田綾子さん」という方で、AEAJ認定のアロマ&ハーブスクール「アヤ アルケミックスタジオ」の校長をされている方なのですが、アロマの効能について地道にデータを取得されていたりなど非常に熱意のある方でした。
湘南和ハーブの会は今後大きくなっていきそうな感じがします。
和ハーブ関連のイベントは今後も参加していきたいと思います。