東アジアの北方民族(アイヌ、ニブフ、ウィルタ)が生活に利用した約200種の植物を植栽展示している『北海道大学植物園』

昨日、”第26回 全国ハーブサミット in 淡路島”が無事に終了しました。

今日はこれから、”香の館パルシェ”へ移動し、マルシェ・施設見学をしたあと、蒸留体験をする予定です。

”ハーブサミット”と言うだけあり、カリス成城の坂出社長が出席されていたりと、現在のハーブ・アロマ業界を支えられている方々が集まる場でもあるんだということを認識しました。

ハーブサミットのことは別途レポートをさせて頂く予定なのですが、昨夜の参加者の交流会の中で、自分にとって貴重な情報を得ることができましたので今日はそのことを取り上げたいと思います。

私自身、北海道生まれでありながら、先住民族であるアイヌのことについて深く研究したことがなかったのですが、ハーブとの関わりを持つようになって初めて、『アイヌ民族は植物を大事にしてきた民族だったんだ』ということが徐々にわかってきました。

JAMHA(日本メディカルハーブ協会)においても、昨年『日本のハーブセラピスト』のカリキュラムが用意され、その中でアイヌ民族が大事にしてきたハーブのこともしっかりと取り上げれている影響で、私の周りでもアイヌとハーブの関わりについて興味を持つ人が徐々に増えてきているように感じます。

今夏北海道へ帰省する予定(未確定)を組んでいるのですが、アイヌとハーブの関わりについての勉強の機会を作りたいと思っていたところ、昨夜のハーブサミットの参加者の交流会の中で、

『北海道大学の植物園の中で、アイヌなどの北方民族が大事にしてきた植物200種が説明と共に植栽されていますよ!私は、その場にいるととても幸せな気分になります』

と教えてくださった方がいました。

部屋へ戻った後に、北海道大学の植物園のページを開いてみたので、その内容をご紹介したいと思います。

まず、植物園の園内の概要は以下のページで把握することができます。

このページ中の園内図を以下に貼ります。

左上に見える『北方民族植物標本園』と右側の正門の部分にある『北方民族資料室』がアイヌ等の北方民族に関わる植物が展示されているエリアです。

以下が、それぞれの具体的な情報です。

北方民族資料室

 アイヌを中心に、北海道周辺の北方諸民族の資料を展示しています。主に明治期と昭和初期に収集された資料には衣類や儀礼用具、狩猟用具など実際の生活で使われた物に加え、住居や罠の模型のように教育・研究用に作られた資料もあります。展示室奥にある祭壇の展示ケースでは北海道帝国大学の教授が監修した貴重なクマ送りの記録映像をご覧いただけます。

 

北方民族植物標本園

 東アジアの北方民族のアイヌ(カラフト、千島、北海道各地の部族)、ニブフ、ウィルタが生活に利用した植物約200種を植栽展示しています。 衣用(染織を含む)、食用、住用(用材、器具材など)、薬用、祭祈、狩猟、その他の用途がラベルに示されています。
管理棟2階の北方民族資料室には、植物を利用して作った多くの生活品が展示されているので、併せて見学するとより理解が深まります。

 

バチェラー記念館(外観観覧のみ)

 バチェラー記念館はイギリス人宣教師のジョン・バチェラー博士の旧宅です。博士はアイヌの教育と研究に熱心に取り組まれ、アイヌ研究の父と呼ばれています。もともとは植物園近くの北3条西7丁目に建てられましたが、1962(昭和37)年に北海道から寄贈され植物園に移築されました。博士の遺品も一緒に保管されていますが、現在は収蔵施設として利用しており内部は非公開となっています。
2000(平成12)年に登録有形文化財に指定されました。

- お問い合わせ -
北海道大学植物園 〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西8丁目
電話:011-221-0066  FAX:011-221-0664
代表メール:hubg(アットマーク)fsc.hokudai.ac.jp

北海道大学植物園のHPより抜粋(https://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/g_n_peoples.html#hoppou_2F)

 

アイヌ民族への理解を確実に深められる場所だと感じました。

北海道へ行った際には、この北海道大学植物園へ必ず立ち寄ってきたいと思います。

 

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