ハーブたっぷりの「イランの朝食」をはじめて食べてきました。

先日の記事【「朝ご飯を通じて世界を知る」”ワールド・ブレックファスト・オールデイ(World Breakfast All Day)”というレストランが気になります。】の中で、東京・外苑前と原宿にある【ワールド・ブレックファスト・オールデイ】というレストランをご紹介しました。

このレストランの事をご紹介してから、毎日このレストランのことが気になる状態が続いていたので、先日早速行ってきたのですが、期待を超える満足度でしたのでレポートしたいと思います。

東京メトロ銀座線の「外苑前駅」を降りて5分くらい歩くと、”WORLD BREAKFAST ALLDAY”の入り口が見えてきました。下にイギリス・スコットランド・台湾・イランの朝食が食べれることを示すプレートが立てかけられています。2月と3月の2か月間は、イランの朝食を特集しているのでイランの国旗がなびいていました。
店内に入るとお客さんで賑わっていたのでテーブルのところは写真を撮りにくい雰囲気でしたので、厨房の方をパチリ。いい雰囲気が伝わると思います。
席に座ると、イランの朝食を特集していることが改めてわかりました。
紙を開くと、イランの食と文化のことがびっしりと書かれていました。

ここに書かれている内容は、World Breakfast All Dayのホームページにも記載があるので以下に貼りたいと思います。

Iran

 

かつてペルシャと呼ばれ、3世紀ごろのササン朝の時代より東西の文化が交わるシルクロードの中継地として栄えてきた国イラン。豊かな天然資源が眠り、原油埋蔵量は世界3位、天然ガスの埋蔵量は世界2位で、昔から緊張感のある地域にあります。山岳地帯や砂漠地帯もある変化に富んだ美しい国土にははっきりとした四季があり豊かな農作物が実ります。そんなイランにはペルシャ料理とも呼ばれる独特の食文化が発展しました。

日本の書道のようなカリグラフィーの文化があります。筆ではなく竹を使って書きます。

食事の習慣
日本の日曜日にあたる日はイスラム教の休息日である金曜日です。週末にあたる木曜日の夜や金曜日には友人や親戚を招きあって一緒に食事をすることが多いです。「お客様は神様の友達」ということわざもあり、イランの人は客をもてなすことが大好きです。お皿を並べた絨毯の上に座って食べるのが伝統的なスタイルですが、最近の都市部ではテーブルで食べる家も増えました。また豚肉を食べないなどイスラム教の戒律に従った食習慣があります。

タアーロフ
他の国の人には理解しにくい過剰なまでの社交辞令を繰り返す礼儀作法です。教養のある人は必ず身につけているべき重要なマナーとされていて、お客さんを自分の家族よりも大事に扱うペルシャの伝統に根付いています

イランのお正月(ノウルーズ)
春分の日に当たる毎年3月21日頃です。頭文字にSがつく7つのもの(ハフト・スィーン)を集めてお祝いします。ハフト・スィーンに加えて、金魚鉢、鏡、卵なども飾ります。

ナン
昼と夜ごはんにはご飯も食べますが、朝ごはんの主食はナンです。ナンは酵母菌を使わないのであまり膨らんでいない平べったい形をしたパンでいくつかの種類があります。濃厚なバターや生クリームを付けて食べます。

ククサブジ
イランが原産のほうれん草などの野菜やハーブがたっぷり入ったオムレツです。イランの代表的な料理で朝ごはんにもよく食べます。ドライのラズベリーがよくのっています。

パニール
ギリシャのフェタチーズと似た製法のパニールというチーズをよく食べます。ナンにパニールをのばして、野菜やハーブをのせて食べます。

サフラン
クロッカスの一種の花のめしべを乾燥させて色付けや風味付けに用いる世界で最も高価なスパイス。イランは生産量が世界1位です。サフランが体に良いとされているイランでは料理の他にも体調が悪い時にサフランのお茶を飲みます。サフランの他にもシナモンやディル、コリアンダー、クルミなどがイランの料理を特徴づけています。

サラダ
イランではハーブをよく食べます。朝ごはんに生の野菜を食べることが多く、バジルやミントといったハーブやニラも生のまま食べます。ドレッシングはかけません。

ナボット

サフラン入りのお砂糖がついた棒で、イランでは紅茶に溶かして飲んだり、お腹の調子が悪い時に湯に溶かして飲んだりもします。

トルシ
砂糖を使わないさっぱりとした野菜の酢漬け(ピクルス)を食べます。たくさんの種類のトルシがあって食卓にはたいていトルシがあります。

国旗があらわすもの


緑は国家の繁栄と若さ、白は平和、赤は勇気を表します。 中央のシンボルの剣は力と安定の象徴、4つの三日月はアッラーを表します。

イランイスラム共和国
Islamic Republic of Iran
☆ 首都:テヘラン ☆ 人口:8,000万人 ☆面積:164.8万㎢(日本の約4.4倍) ☆民族:ペルシャ人、トルコ人、クルド人、アラブ人、ロルなど  ☆公用語:ペルシャ語 ☆通貨:イラン・リヤル  ☆政体:イスラム共和制  ☆宗教:イスラム教(90%がシーア派)

協力)
イランイスラム共和国大使館
Nahid Nikzad
アミラの店

※https://www.world-breakfast-allday.com/iranより、少々加工を加わえて抜粋

この紙を読んで、イランはハーブが生活の中に自然に溶け込んでいることが伝わってきました。

こちらは飲み物メニュー。イランの紅茶(ナボット付き)を選択しました。
メインは、こちらの特集メニュー「イランの朝ごはん」を選びました。レギュラーメニューとして、イギリスとスコットランドと台湾の朝食が食べられるようになっています。
あとは、折角なので、イランのデザートプレートを選びました。トータルで朝食で3000円近くかけてしまいましたが、初めてのイランの朝食となると「投資」という気分だったのであまり気になりませんでした。

まずは、イランの紅茶(ナボット付き)が出てきました。

こちらが、サフランが入っている砂糖棒(ナボット)付の紅茶。
紅茶の温度はさほど高くはなかったのですが、棒を入れると溶けるスピードが速かったのが印象的でした。喉と胃に優しい感じのするとても美味しい味でした。
続いて、メインが届きました。サラダ(ミント・バジル・タラゴン・ベビーリーフ・ラディッシュ・トマトが入ってます)に、トルシ(砂糖を使わないピクルス)に、ククサブジ(イランが原産のほうれん草の野菜やディルがたっぷり入ったオムレツ。上に載ってるのはラズベリー)、バルバリ(大きなわらじのような形、比較的厚みがあるナン)、パニール(ギリシャのフェタチーズと似た製法のチーズ。ナンにパニールをのばして、野菜やハーブをのせて食べます)の他に、バター入りのハチミツ(ナン用)が付いていました。

”サラダ”のミックス内容が個人的にとても勉強になったのと、”ククサブジ”にはディルがたっぷりだったのですが、それとラズベリーとの相性が良かったのが印象的でした。

食後、デザートが出てきました。左周りで、イラン産デーツ・ローズウォーター&カルダモン風味のミルクプリン・サフラン風味のアーモンドタフィー・サフランアイスクリーム・ハルワです。

個人的には、”ローズウォーター&カルダモン風味のミルクプリン”と”サフランアイスクリーム”の味が好きでした。

イランの飲料、食事、デザートには「サフラン」がよく使われることがわかりました。また、ローズウォーターとカルダモンの風味のバランスも絶妙でした。

眼から鱗の組み合わせばかりで、本当に貴重な体験をすることができました。

「イランの朝食」と言っても今回のメニューは一つの典型例だと思いますので、実際にイランへ行ったらもっともっと知らない世界を知ることになるんだろうと思います。

中東の国も一か国ずつ、ハーブの文化を確認していくことで本当に予想のつかない組み合わせに出会うことができると思います。

「朝ご飯を通じて世界を知る」”ワールド・ブレックファスト・オールデイ(World Breakfast All Day)”は、とても素晴らしいレストランでした。次回はスコットランドの朝食を試してみたいと思います。

【ワールド・ブレックファスト・オールデイ】のお店の情報

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