HARIO(ハリオ)「ハーブウォーターメーカー」ではじめての芳香蒸留水づくりに挑戦してみました

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JAMHA(日本メディカルハーブ協会)ハーバルセラピスト養成講座を受けていたときに、芳香蒸留水(ハーブウォーター、フローラルウォーター)というのは、水蒸気蒸留法で精油を抽出するときの副産物として得られるものだと学びました。

しかしながら、先日あるご縁で「ハーブウォーターメーカー(ハリオ製)」というものを頂いたのですが、これは純粋に芳香蒸留水のみを得るためのものだということがわかり、「こういうものがあったのか」と少し感動しました。

ネットで調べて驚いたのですが、お値段は20000円弱もすることがわかりました。こんな高価なものを頂けたのは本当にありがたいです。

この製品の構成部品と使い方は以下です。

ハーブウォーターメーカーの構成パーツです。シンプルなつくりだと思います。
ハーブウォーターメーカーの使い方です。構成パーツ同様シンプルです。

抽出原理としてはわかりやすいと思います。熱湯にハーブを入れて水溶性成分を抽出してから揮発させて、氷で冷やして小型ビーカーに落とし込むというものです。

非常に簡単につくれることが分かったので、早速家にたくさんあるローズマリーのドライを使用して作ってみることにしました。

下ボール(本体)にドライローズマリーを入れたあとに、沸騰させたお湯をくびれ部分まで注ぎ込み、スタンドの上にはめました。

その後、本体のくびれ部分に受け皿を落とし込み、その上にフラスコをのせた後、氷がほとんど冷凍庫に無かったので凍らせた保冷剤を数個、上ボール(氷皿)に入れて本体の上に置きました。

最後にキャンドルに火をつけて蒸留開始です。以下にかなりざっくりで恐縮ですが、芳香蒸留水を得るまでのプロセスを4枚の写真にて説明します。

セッティング後、キャンドルに火をつけると、ローズマリーの水溶性成分が出てきて水が徐々に褐色化してきました。
フラスコの中に水滴が落ち始めました。
本体の壁面の水滴が下にどんどん流れていくと、フラスコの状態が見えてきて、1㎝くらいすでに溜まっていることがわかりました。約1時間くらい経過したときの写真。
1時間半くらい経ってから火を消し、フラスコを取り出し完成!

今回ローズマリーを選択したのは、ハーブウォーターメーカーの説明書の中に、「おすすめのハーブウォーター」として、ラベンダー・ローズ・オレンジフラワー・ローズマリーの4つが紹介されていて、自宅にたくさんあったものがローズマリーだったからです。

説明書には、ローズマリーの芳香蒸留水の効能として、以下の記載がありました。

【成熟肌・脂性肌に】
肌を引き締め、さっぱりとした使用感です。男性にもおすすめです。


ローズマリービネガーは一般的に抜け毛に効果があるという言われていますので、男性向けというのは納得です。。ただ2年前くらい、抜け毛があったときにローズマリービネガーを数週間試したことがあったのですが効果があるのかがよくわからなかったです。様々な条件・要素が絡んでくるので検証には時間がかかると思います。

また、この説明書には飲用としての推奨書きはなく、化粧水や入浴剤としての利用をすすめています。

インターネット上では飲用として活用できるという情報がありますが、これはどんな状態・品質のハーブを使用するかに依存すると思います。

私が今回使用したローズマリーは料理用には向いていないクセの強い香りで、ポプリ等に使えるタイプのものなので、全く飲む気持ちが起きません。。

説明が長くなってしまいましたが、出来上がったものを早速肌につけてみましたが、肌に自然に馴染み心地いいです。

以前、生活の木さんでローズの芳香蒸留水(スプレータイプ)を試したことがありますが、やはり添加されているものがあるなあという感覚があり、自然な感覚が低下していました。

それとの相対比較でみてみると、純度100%の芳香蒸留水は意外にインパクトがありました。水と空気の境界が非常に柔らかく、スッと肌に優しく吸収されていく感じです。

今、仕事に出る前に足の裏にパパっとつけて、靴下をはいているのですが、気分上々という感じです。

正直なところ、期待感はあまり高くなかったのですが、実際に作って肌につけてみると意外に驚きがあり、継続的にいろんなハーブで試してみたいと思いました。

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