アニス・ドゥ・フラヴィニーの「グリーンアニス」を用いたキャンディーを味わってみました。

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昨日、仕事で外出していたときに、ちょうど成城石井を通りかかったので、置いてある商品を眺めてみることにしました。

その時に以下の気になる棚を見つけました。

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アニス・ドゥ・フラヴィニー”というブランドの「アニスキャンディー」シリーズです。左から、レモン、ヴァイオレット・ローズ・ミント・アニスの5種類が見えます。

ブランドのネーミングからしても、アニスを専門に扱っているというのが伺えましたので、まずはノーマルな「アニス」を買いました。

こちらがパッケージです。とてもお洒落です。
裏面チェック。砂糖・アニスシード・香料という表記が見えます。

アニスシードというのは、スターアニス(八角)の種だと思っていたのですが、調べてみると違う種類のハーブでした。

 

アニスとスターアニスは一緒?
アニスはセリ科の植物で、ハーブの一種です。アニスと言えば、「スターアニス」というスパイスもありますが、厳密に言えば同じものではありません。スターアニスは、別名“八角”とも言い、もともとは中国が原産です。こちらは、モクレン科の木の実です。アニスと似たような香りがします。実の形が八角形の星の見た目をしているため、スターアニスと呼ばれるようになりました。

実はこのスターアニス、台湾料理でよく使われるそうなのですが、匂いに関しては、日本人の6~7割の人が苦手だというデータもあるようです。漢方薬のような匂いがします。タイ料理によく使用されるパクチーのようにクセのあるものが好きな人にはたまらないスパイスだと思います。中華料理によく使用するスパイスです。

アニスの特徴と効能
アニスは、エジプトを含む地中海沿岸東部地域の原産です。とても古い歴史があります。現在では、ヨーロッパ各地に広まり、栽培されるようになりました。どんな料理に用いられるかと言いますと、お菓子やリキュールの香りづけ、ハーブティーに用いられるそうです。日本ではあまり食べることができないのは、アニスの若葉を使用し、サラダとして食べる料理もあるそうです。料理以外にも、アロマに用いられているそうです。

●アニスの効能は?
・生理痛の痛みを緩和する効果
・腎機能を高める効果
・貧血を伴う頭痛の改善
・食欲を増進させる効果
・口臭予防
・ストレス緩和
・気管支系に有効

上記のようなさまざまな効能があります。古くから親しまれているスパイスならではだと思います。ただ、一つ注意してほしいのは、妊娠中にはおすすめできないスパイスだということです。

※スパイス調味料.orgの「アニスとスターアニスとの違いとは?アニスの魅力について」より一部抜粋

 

中国原産の八角は、アニスの香りに似ているということで、「星形のアニス(スターアニス)」と命名されたということですね。

このことは知っている方が多いのかもしれませんが、初めて知りましたので勉強になりました。

早速パッケージを開けてみます。

茶色系を想像していたので、ちょっと驚きました。一つ一つが非常にきれいな白い球体です。

早速口の中に運んでみましたが、アニスの主成分は「アネトール」ということもあり、フェンネル(ウイキョウ)やリコリス(カンゾウ)と似た味がします。

尚且つ、やはり、アネトールを含む八角(スターアニス)とも似た味がします。

※アニスの詳しい情報はこちら

アニス・ドゥ・フラヴィニーが用いている「グリーンアニス」というのは、セリ科のアニスの中でも学名が「Pimpinella anisum」というもので、一般的なアニス(学名:Anethum graveolens)とは少し異なります。

このキャンディーを舐めていて思ったのは、「もの凄く優しい味」ということです。

パッケージの裏面チェックの際、無機質に「砂糖・アニスシード・香料」とだけ書いていましたが、そんな薄っぺらい感じが全くしません。

そこでどんな素材を使っていて、且つ、どんな製造工程なのかを調べてみました。

 

砂糖

次にアニスの種を大きな鍋の中に入れ、シロップ(水と砂糖でできています)をアニスの種の上に流し入れます。アニスの種が回転するにつれて、まるで雪の坂道を転げ落ちながら大きくなる雪の球のように、シロップの層で少しずつ覆われていきます。また大鍋の中でこのように回転することにより、キャンディがなめらかになります。それは絶え間なく打ち寄せる海の波に揺られて丸くなる小石に似ています。この作業はデリケートで根気が要るものです。わずか2ミリグラムの小さなアニスの粒が1グラムのキャンディになるには、糖衣かけ職人の15日間に及ぶ作業が必要です。

1575年にオリヴィエ・ド・セールが甜菜を発見して以来、当社では白糖を使用しています。それ以前、当社では甘しゃ糖(やや赤みのある灰色)を用いていました。
インド遠征(紀元前510年)から戻ったダレイオスは、サトウキビのことを「蜂の助けなしに蜜を作り出す葦」と呼んでいました。

当社ではEcocertによってオーガニック認証されたコレクションに関しては、常に精製されていない甘しゃ糖を用いてアニス®を製造しています。


天然香料

アニス・ド・フラヴィニー®には、アニスはもちろんのこと、カシス、レモン、オレンジフラワー、ジンジャー、マンダリン、ミント、リコリス、ローズ、バイオレットという10種類の天然香料を用いたバリエーションがあります。

アニス風味の飲料は、トルコとギリシャの支配に伴い、古代に地中海沿岸に取り入れられました。こうしてアニスの栽培は徐々に地中海全域へと広がりました。

アニス風味のアニス・キャンディに続き、ローズ風味のアニス・キャンディ、そしてその他のフレーバーへと続きました。1800年にはアニス・ド・ラベイ・ド・フラヴィニー®には、既に幅広い味のバリエーションが存在していました。

当社の天然香料は、水蒸気またはアルコールを用いた蒸留によって、植物から抽出されています。たとえばミントの場合、葉をアランビック(蒸留器)の中に入れ、水を熱します。こうして発生した水蒸気には、ミントの葉の中を通過することで、ミントの精油が含まれます。グースネックパイプの中を通った後、冷却槽のパイプの中を通過する際に、精油が得られます。

ネロリの天然エッセンス(オレンジフラワー エッセンス)1リットルを作るには、オレンジ(ビターオレンジ)の花びら1トンが必要です。またローズの天然エッセンス1リットルを作るには、ローズの花びら2トンが必要になります。
※アニス・ドゥ・フラヴィニーのホームページより一部抜粋

優しい味の正体がわかりました。天然の素材にこだわりがあり、且つ、非常に手がかかっています。

アニス・ドゥ・フラヴィニーのホームページは、すごくお洒落で、尚且つ、面白い情報がたくさん詰まっていて、”アニス・ドゥ・フラヴィニー”のある「フラヴィニー」という街に行きたくなってしまいます。

ぜひご覧になってみてください。

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