米KFCがチキンの香りがする薪を販売し、即完売というニュースを見て、香りのマーケットのさらなるポテンシャルを感じました。

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ハーブに関わっている方と色々と接している中で、一点気づいたことがあります。

それは、健康に関わる分野にいながら、会話の中で「オーガニック」という言葉があまり出てこないということです。

逆に、会話、文章の中で「オーガニック」を連発するひとを観察していて思うことは、

『物事を表面的にしか見ていないのでは?』

と感じることがあります。

「これは身体にいいんです」ということを、「オーガニック」という言葉だけで一生懸命にアピールしているように感じてしまう自分がいます。

ハーブのことに関わっていると、大昔から様々なハーブが民間薬として活躍していたという歴史や、毎日ハーブティー等で体内に摂取するという体験を通じ、「身体の健康維持にとってプラスになるもの」という感覚を持っていることがベースになっているので、常により深いところでの会話が中心になります。

もちろん、農薬・化学肥料を使わないオーガニックな栽培が行われているかという部分はハーブにおいても当然重要な要素ですが、ハーブのことに深く関わっていると、

「体感的に、ローズヒップはここのが美味しい。ルイボスはここのが美味しい。」

というように、自分のお気に入りを決めていく部分もあるので、私は、”農薬・化学肥料を使っているか使っていないか”という部分に意外に意識が向いていないです。

また、私自身は、ハーブティーを毎日飲んだり、料理にハーブを取り入れる生活をしながらも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン、その他のファーストフードも食べます。

特に、ケンタッキー・フライド・チキンは昔から好きで、「チキンフィレサンド」はずっと大好物です。

「ファーストフードは絶対に食べない」という人もいるかもしれませんが、私自身は、その制限はせず、生活をしています。

「ファーストフード=体に悪い」という考えが固定化してしまうと、自分自身の思考にも偏りが出てしまう可能性があると思うので、いつもフラットに見るように心掛けています。

40年ちょっとの人生の中で、『信仰』ってかなり怖い側面があることを学んできたことが響いているかもしれません。なので、ハーブ・アロマのことも当然ですが、いつもゼロベースに立ち返るように意識しています。

そんな、私の好きなケンタッキー・フライド・チキンから、興味深い商品が販売されていたことがわかりましたので取り上げます。

即完売!米KFCがチキンの香りがする薪を販売

Case: Fire log smell’s like fried chicken
アメリカの寒い冬には欠かせない(?)暖炉に着目して、KFCが今年のクリスマスプロモーションで実施した一風変わった取組みをご紹介。

同社は、“燃やした時にフライドチキンの香り”がする11種類のハーブとスパイスでできた『暖炉用の薪』を開発し、販売しました

 

商品の説明書きには、「美味しい匂いがするのでフライドチキンが食べたくなりますが、商品(薪)は食べないでください」、「お腹を空かせた熊やご近所を引き寄せてしまうかもしれません」といったコミカルな記述も。

さらに、今回開発された薪は、100%再利用可能な素材でできており、昨今の環境意識への配慮も見られました。

普段から思わぬコラボや発想で顧客を笑顔にするプロモーションを数多く手がけるKFC。商品購入のフックは意外な所にあることを考えさせられるユニークなXマスプロモーションでした。

※広告・クリエイティブの事例データベース「AdGang」の2018年12月18日の記事より抜粋

 

薪を焚くとフライドチキンの香りが漂うという発想はとても面白いと思いました。

今まで、「香り+様々な空間」という形で、香りのマーケットの広がりを感じてきたのですが、”消費する素材”の中に香りを同化させておき、消費のタイミングで香りも副次的に楽しむという今回の記事は、今後の香りのマーケットのポテンシャルを感じます。

家には暖炉がないので、この商品を試すとしたら、自分の庭のピザ釜で試すことになると思いますが、暖炉がアメリカより浸透が進んでいない日本では、この商品が販売される可能性はあまり高くないかもしれませんね。

でも、この商品がどんな感じなのか、いつか体験してみたいです。

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