五感をひらく!奥多摩エリアの自然と暮らしと食を楽しむツアーが新鮮です。

子供たちが幼稚園、小学生のころは、毎年ゴールデンウィークと夏休みに東京・奥多摩のバンガローに泊まりにいくことが本当に楽しかったです。

出発前日に、バーベキュー用の様々なお肉をハーブで下味を仕込み、出発当日は庭からハーブティー用のフレッシュハーブ(BBQが終わってから一人で楽しむ用)を採ってから現地に向かっていました。

ハーブはつくづく生活を豊かにしてくれていると感じます。

今日はその奥多摩エリアの興味深い企画を取り上げたいと思います。

鉄道の「沿線まるごとホテル」ツアーが本格開始、五感をひらく観光コンテンツを体験してみた

JR東日本と地域活性化やビジネス創出を支援する「さとゆめ」が設立した「沿線まるごと株式会社」は、JR青梅線の駅を起点とした「沿線まるごとホテル」ツアーの販売を開始した。2021年2月に白丸駅を起点とした実証ツアーを実施しており、今回はそれに続くもの。第一弾はJR青梅線の終着駅「奥多摩駅」を起点として周辺を巡る。鉄道の駅をホテルのフロントと見立てて、沿線の集落を訪ね、地元の自然や食を楽しむ新しい旅のカタチを一足先に体験してみた。

テーマは「奥多摩発、五感をひらく、源流への道」

JR東日本では、JR青梅線の青梅駅から奥多摩駅までを「東京アドベンチャーライン」と名づけ、東京ながら気軽にアウトドアアクティビティが楽しめるエリアとして売り出している。週末には、トレッキングシューズを履き、バックパックを担ぎ、片手にハイキングステッキを持ったハイカーの姿を多く目にする。しかし、新宿から快速で90分ほどにもかかわらず、一般的な観光客はまだ限定的だ。

その首都圏からのマイクロツーリズム需要を狙うのが「沿線まるごとホテル」ツアー。実証では無人駅の「白丸駅」を山梨県小菅村の「NIPPONIA 小菅 源流の村」のレセプションとして位置付け、周辺集落を巡るツアーを販売し、完売した。

本格事業第一弾の起点となる奥多摩駅は、東京アドベンチャーライン13駅のうち2駅ある有人駅のひとつ。今回のツアーは「奥多摩発五感をひらく、源流への道」をテーマに、奥多摩エリアから多摩川の源流にあたる山梨県小菅村にかけての自然と暮らしと食を楽しむ内容だ。

旅の出発は東京アドベンチャーラインの終着駅「奥多摩駅」。駅から15分、森林セラピー認定コースへ

奥多摩駅を出て、まず向かったのが、駅から歩いて15分ほどの「香りの道 登計トレイル」。全国に65ヶ所ある森林セラピー認定のコースのひとつで、全国初のセラピー専用コースとして設計された。散策路などが整備された森林セラピー基地としても認定されており、登計トレイルはその認定基地のなかでは駅から一番近いという。

コースは約1.3km。高低差は約50m。コースには木片チップが敷き詰められ、スニーカーでも歩きやすい。森の中に一歩足を踏み入れると、空気が変わった。眼下には奥多摩の集落を見下ろせるが、その距離感以上に人里からは遠く感じる。ベテランガイドの小峰さんが、地面に残った窪みを指して、「鹿の足跡ですね。山の方から下りてきたんでしょう」と教えてくれた。見上げると、杉の木の上の方に巣箱。「運が良ければ、昼間でもムササビが飛び立つところが見れますよ」。JRを降りてまだ30分も経っていない。

トレイルの途中には、ヨガや座禅ができる空間も整備されているほか、所々に自然の景観をゆっくり眺められるイスも用意されている。そこに座って、森を眺めると、杉や檜の木々の間からさす木漏れ陽が美しくゆらめき、深呼吸をすると、緑の香りが胸いっぱいに広がった。

しばらく歩くと、寝そべることができる場所を見つけた。小峰さんから「寝ると、森の見え方が違いますから、ぜひ」と勧められて、寝てみると、視界には林立する緑の林と青い空が一幅の絵画のように鮮やかに広がった。夜には満天の星空の景色に変わるという。

寝そべると自然との一体感をさらに感じる。冬の奥多摩エリアは都心と比べるとやはり寒い。さらに、トレイルは奥多摩駅よりも体感温度が下がり、空気も一段階尖った感じがする。その冷えた体を少し休めるために、コースの中程に設置された休憩場所(ステーション2)に入ると、木材を使ったモダンな室内では薪ストーブがパチパチと燃えていた。徐々に体も温まってくる。ツアーでは、ここでハーブティーが提供されるという。

登計トレイルの半ばにはステーション2。コースに戻ると、「面白いから見てみてください」と小峰さんから小型ルーペを渡された。木々や岩に張り付く苔に顔を近づけてみる。マクロの世界からミクロの世界へ。マクロで同じようにみる苔もミクロでみると形はさまざまで、小さな世界でも大きな生態系が形成されていることが分かる。ルーペを動かし、焦点を合わせながら、苔を観察していると、視覚だけでなく、嗅覚も変化していく。すると、それまで当たり前だった野鳥のさえずりにも敏感になってきた。

トレイルを抜けると登計集落に出た。勾配のきつい路地に民家が点在し、その中を降りていくと、赤い頭巾を被ったお地蔵さんが出迎えてくれた。

小峰さんは「四季それぞれで森の自然が変わっていくので、感じ方も違います。それぞれの季節を楽しんでもらいたいですね」と話す。また、トレイルを管理するおくたま地域振興財団の白田武司さんは、「これからもさまざまな事業者とコラボして、奥多摩地域の魅力を発信していきたいです」と話し、「沿線まるごとホテル」ツアーの今後に期待感を表した。

トレイルを下ると登計集落宿泊は築150年の古民家ホテル「NIPPONIA」

登計トレイルからは奥多摩湖に沿って小菅村に移動した。宿泊場所は古民家ホテル「NIPPONIA小菅源流の村」。小菅村の人々から「大家」の愛称で親しまれてきた築150年の古民家を改装し、2019年8月にオープンした。

見事な日本庭園を独り占めできるスイートルーム(4ベッド)のほか、蔵をリノベーションした部屋など計4室の「秘密の隠れ家」的なホテルだ。梁や柱などはそのままに、スタイリッシュかつ快適な空間に蘇らせた。観光地ではなく、アクセスも便利とは言えない土地ながら、高価格帯でユニークな宿泊体験を提供している。村人が案内するツアーも人気だそうだ。

ツアーの夕食は併設のレストラン「源流懐石24SEKKI」。奥多摩エリアの食材を使った創造性あふれる地産地消メニューを「奥多摩ガストロノミー」として提供する。東京アドベンチャーラインの沢井駅に程近い小澤酒造の日本酒とのペアリングも用意する。小澤酒造では酒蔵見学なども行なっているので、翌朝チェックアウト後に訪れてみるのもいい。

NIPPONIAのコンセプトは「700人の村がひとつのホテルに」

NIPPONIAのラウンジ
スイートルームは4ベッド。2人から予約可能。

ツアーの予約開始、2月に期間限定で実施

沿線まるごと株式会社は、この沿線まるごとホテルプランの予約を1月7日から開始した。実施は2022年2月4日~22日。料金は一人2万9700円(税込)。特設サイトで販売する。

同社では、NIPPONIAに加えて、2023年にもJR青梅線沿線で古民家ホテルを開業する開始する予定。2026年までには全8棟まで増やし、無人駅をホテルのレセプションとして、周辺の集落をめぐる「沿線まるごとホテル」事業を展開していく計画だ。

※トラベルボイスの2022年1月14日の記事(https://www.travelvoice.jp/20220114-150414)より抜粋

とても新鮮なコンセプトです。

真冬の寒い中で実施するからこそ、「五感」が研ぎ澄まされ、とても貴重な時間を過ごすことができる感じがします。

個人的には、休憩場所で提供されるハーブティーのブレンド内容が気になります。(奥多摩エリアで収穫されたハーブを使用しているはずですので)

2月の楽しみ方として、こういうのもアリだと思いました。

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