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私が、結婚を機に妻の実家のある神奈川県横浜市に移り住んでから、妻の母親がよく、ラベンダーを摘みに行ったり、ブラックベリーを摘みに行ったりしている場所がありました。

その後、たしか6年～7年前に、ラベンダーを摘みに妻の両親とうちの家族でそこへ行ったのがはじめてだったと思います。

「そこ」というのは、最近よく立ち寄るようになった神奈川県横浜市青葉区にある「ハーブガーデン和枝園（かずええん）」というハーブ園です。

ここ２～3年くらいは春～夏にかけて、苗を見に行ったり、ラベンダーシーズンにはラベンダーを摘みに行ったり、ブラックベリーを摘みに行ったり年に４～5回くらいは立ち寄る場所になっています。

今年の6月11日に行ったときに、園内の様子を一部写真に収めているので紹介します。

このときはラベンダーがまだ早かったので写真には収めていなかったのですが、ラベンダーの摘み取りを売りにしている場所でもあるので、ラベンダーの時期はぜひ行っていただきたい場所です。

写真に撮ったハーブは一部なので、他にもたくさんの種類のハーブが楽しめます。

いかがでしょうか。コンパクトではあるのですが、メディカルハーブを学んでいる私にとっては、植えられているハーブの種類が魅力を感じるハーブ園です。しかも、植えられている全てのハーブの摘み取りができるのですが、めちゃくちゃ安いんです。びっくりするほど。

あと、売られているのか、ただ置かれているだけなのかよくわからない鉢に入った大きなハーブ苗がだいたい一律200円くらいで買うことができます。

ここで働いている人のエゴが低く、癒される場所になっていることも立ち寄る頻度が高い理由の一つです。

実は、この「和枝園」は、1977年に横浜で起きた米軍墜落事故と深く関わりがある場所なんです。

まず、以下の動画の2分25秒から見てみてください。「横浜市緑区米軍墜落事故」のことについて紹介があります。

厚木基地を離陸した米軍機が、緑区（当時：いまは青葉区の地域）の新興住宅地に墜落し、米軍パイロットは自衛隊にすぐに救出されたにも関わらず、負傷した地域住民9人が取り残された事故です。

そのなかでも一番悲惨な状況になったのが林さん一家で、林和枝さんの息子さん二人が翌日死亡。そして、全身やけどを負った和枝さんも、4年4か月後に31歳の若さで亡くなりました。動画の中では精神的なダメージが大きかったのが理由という説明があります。

そして、和枝園自体は、以下の写真にもあるように、亡くなった和枝さんの遺志を受け継ぎ、父親の土志田勇さんが作った場所なんです。

その勇さんも82才で亡くなってからは、和枝さんの2歳上の兄である隆さんが園主として活動されています。

隆さんの今の想い、当時の状況、そして、現在の活動については、最近、神奈川新聞社の取材記事があり、そちらで確認できますのでぜひ見てみてください。

このような想いの上に作られたハーブ園なので、確かに現場へいくと凄く癒される場所ではあるのですが、同時に古い記憶に刺激を与えてくるような不思議な場の雰囲気です。

体内のノイズ的な情報はデトックスされて、頭の中はとてもクリアになる感じがあり面白いので定期的に行きたくなるというのもあります。

こんなハーブ園が今の自宅から車で10分以内にあるというのは、私にとってはとてもありがたいです。

【ハーブガーデン和枝園】
（問い合わせ先）045-981-0806
（住　所）横浜市青葉区しらとり台72-1
（行き方）青葉台駅より若葉台中央行きバスに乗り、青葉台営業所下車
その先の下台交差点を右折し３分程歩くと、左手の小路横に立て看板有
青葉台駅から歩くと２０～２５分程かかる
（開　園）９：３０～１５：３０　日休　　入場無料

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