昨年から、「国・地域を代表する独特の調合された味」というものに徐々に触れるようになってきました。
まずは、にんにく・塩・玉ねぎ・チャイブ・ピーマン・パセリなどを、ヨーグルト(サワークリーム・マヨネーズ)とオリーブオイルで和えるギリシャ発祥のザジキソース。
作るのが非常に簡単なので、たまに自分でも作るのですが、非常に美味しいです。
【過去の参考記事:”Oil&Vinegar”にて、ギリシャ料理には欠かせないという「ザジキソース」をはじめて知り、買ってみました。】
続いて、唐辛子に、にんにく、キャラウェイ、コリアンダー、天然塩などをあわせて練り上げたチュニジア発祥のハリッサ。
東京・五反田のSherry Museum Tokyoでそのお店特製のハリッサと出会ったときはその美味しさに衝撃を受けました。
今年は自分で作りたいと思っています。
さらに、昨年カルディでその存在を知ったエジプト発祥のデュカ。
デュカは、白ゴマ、コリアンダー、クミン、塩、コショウなどのハーブ&スパイスにナッツをミックスさせたもの。家庭によって加えるハーブ・スパイス・ナッツにかなりバリエーションがあるようです。
他に、昨年のアロマ&ハーブEXPOで、岡野真弥先生からその存在を教えて頂いた、クミン・ニンニク・レモンなどを加えた白ごまペーストである中東発祥のタヒーナソース。
【過去の参考記事:アロマ&ハーブEXPO訪問レポート【冬を美しく乗り切るフィトケミカルクッキング編】】
また、ゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り白ごま、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味した中東発祥のフムスにも、カルディで昨年初めて出会いました。
そして、同じく中東発祥のザター(ザタール)というスパイスミックスの存在を昨年知り、昨日初めて試食したのですがその味が大きなインパクトがありましたのでレポートいたします。
タヒーナソース・フムス・デュカ・ザターとどれも中東発祥なのですが、【白ごま】がどれも大事な要素として入っていますね。中東と白ごまの関係性は今後調査していきます。
※スマックは、昨年行ったスパイス専門店『レピス・エピス(Lepice et Epice)』に売っていたので買ったことがあり、今も家に置いてあります。”ゆかり”のような味です。
【過去の参考記事:フランス直輸入のスパイス・ハーブ等を販売するスパイス専門店『レピス・エピス(Lepice et Epice)』】
早速妻と一緒に食べましたが、この初めての味の感覚に2人ともハマってしまい、すぐに無くなってしまいました。
「タイムと白ごま」がベースの味となっている調味料というもの自体、人生で初だったのですが、このザター(ザタール)との出会いは今後のハーバルライフにおいても大きな意味を持ってくる経験となると思います。
※以下の記事では、タイム・白ごま・(スマックの代わりに)ゆかりを使って超シンプルにザター(ザタール)を作っていますので貼っておきます。
【最後に】
上で紹介したスパイスミックスと国・地域の地理的相関性について地図にしました。