アロマ&ハーブEXPO訪問レポート【冬を美しく乗り切るフィトケミカルクッキング編】

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昨日は、【アロマ&ハーブEXPO訪問レポート【葉山つながりプロジェクト はっぷ大橋マキ代表のビジョン編】】の中で、大橋マキ代表が率いる”葉山つながりプロジェクト はっぷ”のことについて取り上げました。

本日は、予告通り、林真一郎先生岡野真弥先生による「冬を美しく乗り切るフィトケミカルクッキング」と題したセミナーの内容についてお伝えしたいと思います。

セミナーの構成は、前半、林真一郎先生の方から、

1.日米の機能性研究の歴史
2.時代の変化と栄養学の変化
3.フィトケミカル成分の機能性
4.食品のフィトケミカル成分と機能性

上記の項目についての丁寧な説明があったあと、

後半は、「4.食品のフィトケミカル成分と機能性」のところで取り上げられた食材を使って、岡野真弥先生が調理した(フィトケミカルの機能性に着目した)料理を頂く、というワクワク感のある内容でした。

では、まず、林先生のお話の内容のポイントと興味深かった部分について取り上げます。

この資料に沿ってお話されました。

1.日米の機能性研究の歴史

フィトケミカル成分とその機能性に着目して国民の健康を高めていこうという動きは、最初、米国が発端であったものが、徐々に日本の動きのほうが活発化してきたという内容でした。

”エビデンス(証拠)があれば、事業者の責任で、食品の効能効果を商品に表示をしてもいい”という「機能性表示食品制度」は、日本政府が他国に先駆けて認めた動きだそうです

(補足)デザイナーフーズ計画 (designer foods project) についてはこちら

2.時代の変化と栄養学の変化

従来の栄養学は、戦後の飢餓の時代(常にお腹がすいている時代)に生み出されたものなので、食品のカロリー計算に重きを置かれたものになっていたが、現在注目されているフィトケミカル栄養学は、昨今の飽食の時代背景の中で生まれてきた考え方。

すでにアメリカでは、食品の「抗酸化能」をORAC値(100gの中にどのくらい酸素ラジカル吸収能を持つ成分が含まれているか)として表示する制度が開始しているそうで、

日本でも2019年から、食品の抗酸化能を、AOU値にて示す制度が始まるという説明がありましたが、私自身にとっては全く知らなかった内容でした。

3.フィトケミカル成分の機能性

フィトケミカル成分の機能性として、抗酸化作用だけではなく、抗糖化作用、抗炎症作用、抗菌作用があり、ハーブを摂取することで、これらの機能性がまるごと働きかけるという説明でした。

4.食品のフィトケミカル成分の機能性

上記の対応表(写真)に沿って、フィトケミカル成分とその機能性について具体的に説明されていたのですが、とても新鮮な内容に感じました。

ゴマに含まれるセサミンは「血行促進」の機能があるという説明を聞いたときに、最近学び始めたアーユルヴェーダの中で、「ごま油を身体に塗ると身体が温まる」という知識を学んだのですが、それとリンクしました。

また、タイムはに効き、セージはに効くという説明も印象に残りました。

さらに、ブロッコリーの”スルフォラファン”が、「肝解毒酵素誘導」の機能性を持っているというのは初耳でした。ブロッコリーのスプラウトは、約20倍~30倍解毒効果が高いということも実験で分かってきたそうです。

以上、林先生のお話のポイントについて記載しました。

そしていよいよ、岡野真弥先生が調理した(フィトケミカルの機能性に着目した)料理を頂く時間となりました。

こちらがレシピです。

セミナー中は写真を撮らないでくださいという事前の注意があった為、料理の写真を撮れなかったのがとても残念だったのですが、、レシピ内容だけで申し訳ないですが我慢ください。

「スパイシーコロッケ ファラフェル風」ファラフェルとは、ヒヨコマメをベースにして、クミンやコリアンダーなどのスパイスを混ぜて揚げたイスラエル発祥の中東風コロッケだそうです。

ファラフェル関連の記事を以下に貼ります。

ひよこ豆の歯応えがよく、且つ、使われているスパイス・ハーブのバランスが絶妙でとても美味しかったです。これは自宅ですぐに作ってみたいと思いました。

「タヒーナソース」とは、ファラフェルに添える中東の家庭には欠かせない白ごまのソースのことだそうです。

これもめちゃくちゃ美味く、「スパイシーコロッケ ファラフェル風」との相性も抜群でした。これも自宅ですぐに作ってみたいです。

作り方について親切に書かれた記事がありましたので以下に貼ります。

「ニンジンのラぺ」は、キャロットラペ (Carottes râpées)として、フランスの家庭料理の定番となっているようです。

これも凄く美味しかったです。これは冷蔵庫で1週間ほど保存ができるので、作り置きサラダとしても最適という情報が以下の記事にあります。

あと、今回の料理のPairingとして準備頂いたブレンドハーブティーは、

長野黒ぶどう、沖縄サンニン(月桃)、西伊豆レモングラスのブレンドだったのですが、食事との相性が良かったです。

岡野真弥先生のレシピは一つ一つが考え抜かれているというのが伝わってくるのですが、情報量が多く、まだ自分の中では消化しきれていない部分がたくさんあります。

これから気づいていく部分が多いと思いますので、まずは今回のようにメモ的な形で記載し、後々読み返してみたいと思います。

林真一郎先生&岡野真弥先生による「冬を美しく乗り切るフィトケミカルクッキング」のセミナーに参加できたことは、今後のハーバルライフに大きな影響を与えるきっかけにもなりそうなので、本当に良かったと思いました。

林真一郎先生のプロフィール

岡野真弥先生のプロフィール

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