先日、以下の記事でご紹介した”ローリエの葉を浮かべた白湯”は、今も定期的に飲んでいるのですが、それを飲んだ時の写真をInstagramへアップした際の反響は大きかったです。
【過去の参考記事:あるハーバリストの日常。~”超シンプルでマネしたくなる”3つのハーブ活用の知恵~】(2020年10月20日)
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実はこのレシピは、ハーブ研究家・ 山本真衣さんが紹介していたものだったのですが、ハーブとのクリエイティブな関り方の観点で、物凄く感度が高いかたという印象を受けました。
この人の考えるレシピをもっと知りたいと思っていたところ、「これは試してみたい!」と思えるレシピに出会いましたので、早速ご紹介したいと思います。
お疲れ気味のあなたに。「カモミールカルピス」で体ぽかぽか【ホットドリンクレシピ】
教えてくれた人
ハーブスタイリスト / 山本真衣さん
20代で病になったことをきっかけにハーブに出会う。独学でハーブや精油について学び、主婦ならではの視点で暮らしに取り入れやすい活用法を日々研究中。インスタグラムでは「ハーブのある暮らし」を発信。雑誌やメディアでハーブ料理のレシピを提供している。カモミールで体ぽかぽか!
カモミールはキク科のハーブで、日本では「カミツレ」と呼ばれています。カモミールの黄色い花は、りんごの甘い蜜のような香りがすると言われているんですよ。乾燥させたものをハーブティーとして取り入れることが多いです。発汗作用があるカモミールは体を温めるので、ホットドリンクにぴったり。また、疲れを癒すリラックス効果や安眠効果もあります。気分転換したいときや寝る前に飲むのがおすすめです。(※1)
ホットカモミールカルピスの作り方(調理時間:10分)
りんごのような爽やかさがある「カモミール」と、甘くて少し酸味のある「カルピス」は相性抜群なんです。ホットカルピスにカモミールの効果が加わるので、飲んだあとは体がぽかぽかに。カフェインレスでお子様にも飲みやすいホットドリンクですよ。材料(1人分)
・ジャーマンカモミール……2g またはティーパックタイプ1個分
・お湯……200cc
・カルピス原液……50cc手順
1. 沸騰したお湯をカップに注ぎ、ジャーマンカモミールを加える
2. 3〜5分ほど置いたら、ジャーマンカモミールを取り除く
3. カルピスの原液を加え、混ぜれば完成作り方のポイント
ティーパックではなく茶葉のまま作る場合は、茶こしに茶葉を入れながら煮出すとより簡単に。もしくは、お茶パックにドライカモミールを入れて小分けにしておくと使いやすくて便利です。また、甘さを足したいときはカルピス原液ではなく、はちみつを加えるとやさしい甘さになるのでおすすめですよ。
カモミールを取り入れて体を整えよう
カモミールは不安・緊張を取り除く鎮静効果や、消化促進効果もあると言われており、治療に用いられることも。お疲れ気味のときは積極的にカモミールを取り入れましょう。寝る前にぜひ飲んでほしい「カモミールカルピス」。やさしいカルピスの甘みと、カモミールの豊かな香りで癒されること間違いなしです。簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。(※1)
※本記事は山本真衣さんご協力のもと、株式会社トラストリッジが作成しています。
企画・文/内山 栞(macaroni編集部)※macaroniの2020年12月16日の記事(https://macaro-ni.jp/95097?utm_source=kddi&utm_medium=kddi&utm_campaign=kddi)より抜粋
とても試してみたくなる組み合わせです。
カモミールとの相性という観点では、以前、「カモミール×緑茶」をご紹介したことがありました。
【過去の関連記事:緑茶とカモミールの組み合わせがとても美味。「緑茶」×「ハーブ」の組み合わせで商品化している販売者は意外に多いことがわかってきました。】(2020年1月23日)
緑茶との組み合わせも相性が非常によく、驚いたことを記憶しています。
また、抜粋記事中にある”甘さを足したい時ははちみつ”という部分ですが、「カモミール×蜂蜜」も抜群の相性です。
【過去の関連記事:市販の「マンサニージャ・コン・ミエル」(はちみつ入りカモミールティー)を飲んでみて気づいたこと】(2017年11月15日)
さらに、「カモミール×ミルク」も有名な組み合わせで、とても相性が良いです。
こうやって見ていくと、効能の観点だけではなく、組み合わせの観点においても、カモミールは万能ハーブです。
とにかく、カモミールカルピスはすぐに試したみたいと思います!