初秋の北海道ハーブ巡り記【”北見ハッカ通商”へ初訪問 編】

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本日は、「初秋の北海道ハーブ巡り記」の最終回です。

【昨日の記事:初秋の北海道ハーブ巡り記【北見ハッカ記念館《ホクレン北見薄荷工場の歩み⇒品種改良の歴史⇒薄荷蒸留館》編】】(2020年9月20日)

北見ハッカ記念館&薄荷蒸留館を最大限に楽しんだ後、この旅最後の目的地である”北見ハッカ通商”へ向かいました。

上記のリンクのパッケージの商品を見たことがある人は多いのではないかと思いますが、本当に様々なハッカ関連商品を製造している日本で最も有名なハッカ商品メーカーではないでしょうか。

実は、北見ハッカ記念館の管理人に、北見ハッカ通商には”展示スペース”があるかを確認したときに、「そのようなスペースはあるが、一般の来訪者向けに開放しているかどうかはわからない」という回答があり、若干不安を持ちながら、訪問してみることにしました。

北見ハッカ記念館から10分ちょっとで、北見ハッカ通商に到着。綺麗な建屋です。
こちらが社員専用駐車場。商品のパッケージが柱になっていました。
1Fにパネル展示の表示がありますね。ただ、アポなしで入れるか不安ですが入ってみます。。
中に入ってみると、大きな展示スペースが現れました。
右側に振り返ると、ハッカ関連商品の販売コーナーがありました。
パネル展示スペースのところから工場の中を覗くことができました!ここから全国に「北見ハッカ通商」の商品が送り出されていることを想うと感動します。

入口から入って、展示スペースのところをウロウロしていても、受付の女性に特に声を掛けられることが無かったので、一般の来訪者でも自由に展示スペースを見ても問題ないことがわかりました。

なのでじっくりとパネル展示を見て回ることにしました。

合成メントール(人工的に作られたメントール)。合成の容易性から様々な製品に使われているという記載があります。
驚いたのですが、スペアミントにはメントールが含まれず、主成分は「カルボン」だったんですね。この比較表は勉強になりました。
蒸留を狙うなら10月ですね。
滝上町の契約農家の情報。「とんたんファーム」の佐々木渉さんの名前があります。
仁頃の契約農家の情報。「仁頃 香りの会」のことは初めて知りました。

以下、”ハッカの歴史”に関するパネルを並べます。

ハッカの伝来。
日本のハッカ史
北見ハッカ史
ハッカ=北見となった理由
北見ハッカ通商の沿革
ハッカに関わる代表人物。「戦前のハッカの神様」=加賀操氏。「戦後のハッカの神様」=笠野英雄氏。
北見薄荷工場建設秘話
昭和初期のハッカ精製企業と、ハッカ商人
昭和初期の海外ハッカ商人

上記の歴史は、以下の記事と合わせて読み込むと参考になると思います。

初秋の北海道ハーブ巡り記【北見ハッカ記念館《人とハッカ(歴史)》編】
初秋の北海道ハーブ巡り記【北見ハッカ記念館《ホクレン北見薄荷工場の歩み⇒品種改良の歴史⇒薄荷蒸留館》編】

あとは以前のブログでもお伝えしましたが、「北見ハッカ通商」のホームページにはハッカに関する詳細情報が詰まっているので、そちらも参考にすることをお勧めします。

最後に、売店でハッカ関連商品を購入したあと、北見ハッカ通商を後にし、花薄荷というレストランで一休憩したあと、自宅へ帰るため、女満別空港へ向かいました。

今回の4泊5日の北海道のハーブ巡りは、今後のハーバルライフに確実に生きる情報に数多く触れることができ、重要な経験を踏むことができたと思います。

以上で、初秋の北海道ハーブ巡り記を終わります。

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