今から約8年前に、長野県蓼科にある蓼科ハーバルノート・シンプルズに初めて訪れた時のことは今でも鮮明に記憶しています。
会いたいと思っていた萩尾エリ子さんにもお会いでき、心が躍りまくったことは昨日のことのように思い出すので、8年も経ったことが若干信じられない感覚です。
今日は、蓼科ハーバルノート・シンプルズの萩尾エリ子さんと永易理恵さん(店長)による、ダンデライオンムースの作り方を取り上げた記事を紹介します。
ハーブを楽しむ「ダンデライオンムース」のつくり方。ほろ苦いたんぽぽの根と黒糖が高相性/蓼科ハーバルノート・シンプルズ・萩尾エリ子さん、永易理恵さん
蓼科ハーバルノート・シンプルズの萩尾エリ子さんと永易理恵さんに、「ダンデライオンムース」のつくり方を教わりました。コーヒーの代用品として知られるたんぽぽの根は苦味と香ばしさが特徴。たんぽぽコーヒーに黒糖を加えたムースは、柔らかな喉ごしで、深みのある味わいです。
(『天然生活』2025年5月号掲載)カフェインフリーで、肝臓を丈夫にする薬草「たんぽぽの根」
たんぽぽコーヒー×黒糖で、ほろ苦く深みのある味わい蓼科ハーバルノート・シンプルズ萩尾エリ子さんと、店長の永易理恵さんに、ハーブを生かしたおやつ「ダンデライオンムースのつくり方を教えていただきました。
コーヒーのようなほろ苦さが黒糖と好相性。
たんぽぽの根は、市販の「たんぽぽコーヒー」でも代用可能です。
「ダンデライオンムース」のつくり方
材料(150mL容量の器4個分)
● たんぽぽの根(ローストしたものを粉にする) 10g ● 水 250mL ● ゼラチン 5g ● 黒砂糖A 50g ● 牛乳 130mL ● 生クリーム 200mL ● 黒砂糖B(細かくしておく) 大さじ1 つくり方
1 小鍋にたんぽぽの根と水を入れ、弱火で半量(120mL)になるまでコトコトと煮つめて濃いたんぽぽコーヒーをつくる。
2 1を茶こしでこして小鍋に戻し、ゼラチンをふり入れて中火にかける。ゼラチンが溶けたら黒砂糖Aを加えてよく溶かす。
3 2をボウルに移し、牛乳を加え、別のボウルに用意しておいた氷水に当てて冷やす。ときどきゴムべらで混ぜて、均一にとろみをつける。
4 3を冷やしている間に、別のボウルに生クリームを入れ、黒砂糖Bを加えてふんわりと八分立てに泡立てておく。ゼラチン液が冷えてとろみがついてきたら、生クリームの一部を3のボウルに入れ、ゴムべらでざっくりとなじませる。
5 4に生クリームの残りをすべて加え、ゴムべらでボウルの底からしっかりとよく混ぜる。
6 レードルを使って容器に取り分け、冷蔵庫で3時間ほど冷やし固めていただく。好みで上にたんぽぽの花びらを散らしても。
〈料理・監修/萩尾エリ子・永易理恵 撮影/寺澤太郎 取材・文/玉木美企子〉
教わった人
萩尾エリ子さん(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。日々ショップという場で過ごし、植物の豊かさを伝えることを喜びとする。永易理恵さんとの共著『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)が発売中。永易理恵さん(ながやす・りえ)
蓼科ハーバルノート・シンプルズ店長、アロマインストラクター。製菓学校卒業後、ハーバルノートのレストラン(※)勤務を経て、ハーブレッスン後のおやつも担当。『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)が初の著作に。※現在は閉店※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
天然生活Webの2025年4月9日の記事より抜粋
落ち着いた休日に作ってみたい一品です。
記事の最後に、店長の永易さんがハーバルノートのレストランに勤務していた記述に目を奪われましたが、すでに閉店していたんですね。。どんなメニューが出ていたのか非常に気になります。
レストランの再開を強く望みます!