ここ数年、通院した際に処方箋をもらい、調剤薬局に通った時に感じることは、様々な個性が出てきているということです。
森の中にいるような雰囲気であったり、様々な滋養強壮系ドリンクが販売されていたりと、昔の調剤薬局の雰囲気とは徐々に様変わりしつつあります。
今日は、千葉県流山市の”薬局ハカラメディコ”の試みを取り上げたいと思います。
薬局ハカラメディコ★調剤薬局に併設のおしゃれな薬膳カフェ
突然ですが、皆さんは健康に自信がありますか? 私は、長引く自粛を言い訳に三年越しの運動不足。今回は、猛省しながら…体調管理に最適な駅前カフェを紹介します。
薬食同源 癒やしの空間
薬局ハカラメディコは、つくばエクスプレス(TX)流山セントラルパーク駅前にある調剤薬局×薬膳カフェ。改札から総合運動公園方面へ向かって歩くと、すぐ左手に見えてきます。
駅前ロータリーに面したガラス張りの店内は、外光がたっぷり入っていい気持ち。写真のカウンター席のほかに、2人掛けのテーブル席が1つ。感染対策で、間隔を空けた配置になっています。
カフェカウンターの先に見えるのが、隣接の調剤薬局。一体感のある造りに、薬を受け取る待ち時間に利用する人がいるのも納得です。
薬膳ランチで健康に
昼食時に、管理栄養士が考えて調理したヘルシーな食事が楽しめるのも魅力のひとつ。一汁四菜のメディコ定食(1,100円)や小麦粉不使用の薬膳チキンカレー(1,100円)など、すべて低糖質で塩分を控えめ。
デザートのマフィン(200円)以外は、テイクアウトOK。自宅や公園で、ゆっくり食べるのもいいですね。
ワタシ仕様のハーブティーも
食事とともに人気なのが、健康や未病の改善を支えるための症状別ハーブティー。美肌・肩こり頭痛・胃腸スッキリ・脂肪燃焼・免疫力UP・アレルギー対策など、気になるものばかり。
さらに、体調や体質を伝えるとオリジナルブレンドを作ってもらうこともできるそう。自分だけのフレーバーって、ぜいたくですね。
ハーブティーは、各フレーバーごとに袋入りで販売しています。(10パック入り/1,100円) 試してから購入することもできるので、まずはスタッフに相談してみるのも◎。
また、特別感のあるガラス瓶詰での販売も。健康が気になる今、体を労わるギフトとしてもおすすめです。(10パック入り/1,500円)
由来にちなんで…
帰り際、ハカラメというユニークな店名にちなんだサービスを発見。
ハカラメとは、南アフリカ原産の多肉植物マザーリーフの別名で、暑さと乾燥に強い性質から「平穏無事」という花言葉が。葉の縁から出てくるかわいい新芽に生命力を感じながら、私もいただいて育てることにしました。
今日も、ハーブティーでひと息。これは、免疫力を高めるエキナセアとカモミールなど7種のハーブで疲労回復と風邪予防を心がける「免疫力UPブレンド」。色々な形で癒しをくれるお店、皆さんも訪ねてみませんか?
薬局ハカラメディコ
千葉県流山市前平井177-1 プロシードTX流山セントラルパーク1F
TEL 04-7197-7112
開局時間 9:00~17:30
閉局日 日曜・祝日
※Livingかしわの2022年2月25日の記事(https://mrs.living.jp/kashiwa/town_gourmet/reporter/4525759)より抜粋
確かに、調剤薬局では長い時で30分以上待たされることはザラなので、このような薬膳カフェを併設させることは非常に合理的だと思います。
薬局は体調を崩している人が集まる場所でもあるので、カフェへ分散することで人口密度も下げる効果もあります。
”調剤薬局×薬膳カフェ”のコンセプトは今後広がっていくかもしれないと個人的に感じます。