昨今の状況により、家の滞在時間が増えるにつれて、一つの傾向が見えてきています。それは、”家の中で”野菜・果実・ハーブを栽培する技術を集積したプランターに関するニュースが増えてきていることです。
先日ご紹介した「The Herb Garden」もそれに関連する商品です。
【過去の参考記事:植物を手軽に育てられ、オシャレなインテリアにもなる屋内ミニ庭園「The Herb Garden」とは】
本日も同様の商品をご紹介したいのですが、湿度の高い日本の夏にフィットしそうなプランターだと思います。
もう枯らさない! 空気中の水分を濾過して植物に与える自動プランター
梅雨の時期に大活躍しそう。
結露の原理を利用して空気中の水分の蓄え、それを濾過して自動で水やりをするプランター「dewplanter」が登場しました。これならやり忘れで枯らすことはもうないはず。
使い方は超カンタン。普通の鉢植えと同じように土と植物を装填したら、いつ水やりを行なうのかをボタンで設定するだけ。
何でも育つがお勧めはこれら
dewplanterいわく、このプランターはほぼすべての植物に利用できるものの、中でも中国の常緑樹、アスパラガスのシダ、マネープラントとも呼ばれるルナリア、アフリカバイオレット、スパティフィラム、アロエ、ゴム科の植物といった手間のかからない種類がお勧めとのことです。
そうした観葉植物も良いですが、窓際でレタスやハーブなど家庭菜園をするのも良さそうです。
ニャンコやワンコも興味津々の様子。
風呂場の湿度を下げる使い方も
お風呂の後のような湿気ムンムンの場所では一定量の湿度まで下げる働きがあり、ちょっとした除湿機代わりにもなります。容量を超える水を溜めた場合は自動的に排水されるので、そこはユーザーが受け皿などキャッチしないといけないようですけども。とはいえ24時間フル稼働で280gほどの水しか生成しないので、すぐ満タンになることはありません。
dewplanterのお値段は59ドル(約6,300円)。プランターとして考えると高いと感じますが、除湿もできるとなれば、梅雨の時期に活躍するガジェットになるかな?と思います。
Source: YouTube, Instagram, dewplanter via bOinGbOinG
「除湿器+プランター」の発想ですね。このような発想で過去に日本の中でリリースされた商品が無いか少し探してみましたが、見つからないです。
Amazonで、「室内 プランター」というワードで検索すると、LED照明が付いたLEDプランターがヒットします。先日、ご紹介した「The Herb Garden」のコンセプトに近い商品です。
近い将来、「LED+除湿器+プランター」の商品が出てくるかもしれませんが、日本の都会の高層マンションに住んでいる人などのニーズは高いような気がします。