アイヌ民族が愛飲していたナギナタコウジュ(エント)。今後道端や野原で発見できるよう、その特徴をしっかりチェックしてみました。

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以前、東京・恵比寿にあるハーブと香りを楽しめるイタリアンレストラン「HERBA MONDO」(ヘルバモンド)のことについてご紹介しました。

【過去の参考記事:ハーブ好きにはタマラナイ、東京・恵比寿にあるイタリアンレストラン「HERBA MONDO(ヘルバモンド)」へ行ってきました。

このレストランのオーナシェフの石山圭さんに以前、アイヌ民族が常用していた「ナギナタコウジュ」(シソ科)のお茶を試飲させて頂いたことがあるのですが、その美味しさに驚いたことがありました。

その体験をした後、ネット上で「ナギナタコウジュ」と検索しても、ナギナタコウジュのお茶やドライハーブについての商品情報に辿り着けなかったのですが、先日よくよくチェックしてみると、ナギナタコウジュはアイヌ語で「エント」と呼ばれることが分かり、その単語で検索してみると、ナギナタコウジュのお茶の商品情報をいくつか確認することができました。

先日、以下の商品をAmazonで購入し、昨日家に届いたので早速味を確認してみました。

癒されるデザインです。
裏面チェック。原産地名の「北海道白老町」は、私の実家から車で約20分のところにあります。この地域はアイヌ民族の集落が沢山あったことで有名で、独特の雰囲気が漂うとても好きな場所です。セカンドライフを白老町で過ごしたいという人が多いという情報を母親から聞いたことがあります。

早速飲んでみましたが、独特の甘い風味がやはりとても美味しく、妻と息子も「なにこれ、おいしいわ~」と絶賛していました。

「ナギナタコウジュ(Elsholtzia ciliata)=アイヌ」というイメージが、私の中で強すぎて、てっきり、ナギナタコウジュは日本の中で北の方にしか自生していないという誤った認識を持ってしまっていたのですが、北海道から九州まで広く分布していることが以下の記事で確認できました。

上記の記事によると、ナギナタコウジュは、解熱、発汗、利尿作用があり、風邪やむくみ、腹痛に用いるのが一般的とあります。

日本全国に分布していることを知り、且つ、そのお茶が美味しく、効能的にも優れているとなると、ナギナタコウジュを道端や野原ですぐに発見できるようにしておきたいという欲求が湧いてきます。。

そのためには、形状の特徴、発見しやすい時期や具体的な場所についての情報を前もって頭に入れておく必要があると思いました。

そこで、ネット上で散見できたナギナタコウジュの情報を以下に貼っていきます。

■ナギナタコウジュの特徴を紹介している動画です。(今までよく目にしている気がしてきました)

■ナギナタコウジュの特徴を詳しく観察しているブログ

■群馬県高崎市の榛名神社における2006年10月8日の写真

■茨城県袋田の八溝山における2003年9月30日の写真

■東京都八王子市の高尾山における写真(9月下旬~10月下旬)

■北海道白老町 ヨコスト湿原における2013年9月23日の写真

■山梨県上野原市秋山の2010年10月17日の写真

■東京都調布市の野川公園自然観察園の2005年10月15日の写真

■静岡県静岡市の2008年10月27日の写真

■兵庫県養父市の2010年10月11日の写真

9月~10月に日本全国で見られることがわかりましたので、来年のその時期を密かに待ち構えたいと思います。楽しみになってきました。

 
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