男性の精神科医が「アロマ・ハンドマッサージ」の効果を語った記事によって、自分自身の浅い認識を改める必要性を感じました。

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ハーブ・アロマのことに日々関わっていく中で、

アロマセラピストの方が、アロマオイルを使ってご老人の手を丁寧にマッサージすることで、「お顔が笑顔になって、感謝の言葉を頂いた」という内容の投稿を目にする機会が増えました。

そのような投稿を見ると、施術を受ける人は、間違えなくリラックスができて、気持ち良いこともわかりますし、相手が笑顔になるお手伝いをするということに対して、施術をする側の心の充実感というのも良く伝わってきます。

ただ、自分の中では、その効果については少し甘くみていたというか、一時的なリラックスができるものという浅い認識しか持っていませんでした。

しかしながら、今日、男性の精神科医が、その「アロマ・ハンドマッサージ」の効果を語った記事を見たのですが、私の浅い認識を改める必要性を感じたので、早速取り上げたいを思います。

ストレスや不眠を解消する「アロマ・ハンドマッサージ」のやり方

ストレスや不眠に「アロマ・ハンドマッサージ」がおすすめです。手のマッサージは脳の前頭前野という領域の神経活動を抑えて、リラックス効果をもたらすと考えられる研究結果も報告されています。アロマの香りにはリラックスの効果があると言われていますが、その理由の一つに「視覚系の刺激ではない」ことが挙げられます。【解説】樺沢紫苑(精神科医・作家)

解説者のプロフィール

画像: 解説者のプロフィール

樺沢紫苑(かばさわ・しおん)
精神科医・作家。1965年、札幌市生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒業。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。インターネット媒体を駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識や情報をわかりやすく伝え、「日本一、情報発信する医師」として活動している。『人生うまくいく人の感情リセット術』(三笠書房)、『学びを結果に変える アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)など、多数のベストセラーがある。

手もみが脳を刺激しリラックスへ導く

手をもむテクニックはさまざまなものがありますが、私は手のマッサージに加え、アロマの相乗効果がある「アロマ・ハンドマッサージ」(やり方は下記参照)をお勧めします。

まずは、手のマッサージについて説明しましょう。

現在、私は精神科医の経験などを踏まえ、多くのセミナーや講演を行っていますが、始まる前によく手をもんでいます。緊張する場面で、意識的に手をもむようにすると、「どうしよう……」という不安から注意をそらし、緊張感を減らすことができるのです。

手をもむことでリラックスへつながるのですが、それを通じて安眠もあわせて期待できます

不安なことがあると、寝る前にそのことばかり考えてしまい、眠れなくなってしまうという人も少なくないでしょう。いくら思い悩んでも不安が根本的に解消するわけではなく、払拭することは難しいものです。

手をもんだり、マッサージを行ったりすると、余計な考えから気をそらすことができます。そして、手をもんでいる感触からしだいに気持ちが落ち着き、安心して眠りにつけます。ぐっすりと快眠ができ、不安を軽減することができるのです。

また、手のマッサージは脳の前頭前野という領域の神経活動を抑えて、リラックス効果をもたらすと考えられる研究結果も複数報告されています。

手は他の部位に比べて触りやすい場所であり、刺激を感じやすいところです。自分の手をもむのは周りから不審に思われませんし、誰でも、どんな場所でもやりやすいリラックス方法と言えるでしょう。

アロマ・ハンドマッサージは眠る前に行うのがベスト

次にアロマについて説明します。

手のマッサージを行う際にアロマオイルを使うと、手を保湿することができ、肌のトラブル対策にもなります。

そして、アロマの香りにはリラックスの効果があると言われていますが、その理由の一つに「視覚系の刺激ではない」ことが挙げられます。

日中は非常に多くの情報が目から入り込んできます。ですので、目からの情報を控え、ふだんあまり使わない視覚以外の感覚を刺激してあげることがリラックスへ通じるのです。

以上のことから、先に説明した手をもむ効果も含め、アロマ・ハンドマッサージは眠る前に行うのが最適でしょう。不安感が強い人やストレスを抱えている人に、特に効果が期待できます。

好きな香りのハンドクリームでもよい

アロマ・ハンドマッサージで使用する精油の種類は、ラベンダーがお勧めです。

ラベンダーの香りは心身の活動を鎮める副交感神経の働きを高め、リラックス効果があります。同様に不安を和らげる効果があるカモミールもよいでしょう。アロマ・ハンドマッサージを行う時間は1日5分間でじゅうぶんです。

アロマオイルを用意するのが難しい人は、自分の好きな香りのするハンドクリームを使ってマッサージをしてもよいでしょう。

アロマ環境協会の研究によると、夫婦間でラベンダーのアロマオイルを使い手のマッサージを週3回以上、1カ月間行ったところ、脳の神経の質が向上して、脳の若返り効果が期待できる結果が出ています。このように、手のマッサージは、他の人にやってあげる、やってもらうのもよいでしょう。

親しい人とのボディタッチ、ハグ、性行為、母親が赤ちゃんを抱いているときやペットとの触れ合いなどでは、癒しのホルモンと言われている「オキシトシン」が分泌されることがわかっています。

オキシトシンが分泌されると、安心感が得られ、ストレスを軽減し、心臓病や生活習慣病のリスクが減少します。

最近では、介護の現場で高齢者にアロマ・ハンドマッサージを行うことで、安らかな時間を過ごしていただくことも注目されています。

誰でも簡単にできるアロマ・ハンドマッサージを行い、不安感やストレス、不眠を解消し、リラックスできる時間を増やしてください。

「アロマ・ハンドマッサージ」のやり方

【 用意するもの 】
◎精油(エッセンシャルオイル)
芳香植物(ハーブ)の根、花、果皮などから抽出された100%天然のエキス。基本的に原液のままでは肌への刺激が強すぎるので、キャリアオイル(下)で薄めて使う。
お勧めのオイル:ラベンダー、カモミールなど

◎キャリアオイル
精油を希釈するための100%天然の植物油。
代表的なオイル:スイートアーモンド、ホホバなど

画像1: 「アロマ・ハンドマッサージ」のやり方

キャリアオイル5ml(小さじ1)に精油1滴を加えてよく混ぜる

画像2: 「アロマ・ハンドマッサージ」のやり方

手指をよくこすり合わせて温めてから、①で作ったアロマオイルを適量手のひらにとり温める

画像3: 「アロマ・ハンドマッサージ」のやり方

気持ちいいと感じる強さで手をもんだり、腕に向かってやさしくなでるようにさすったりする

アロマオイルを用意するのが難しい人は、自分な好きな香りのするハンドクリームを使ってもよい
マッサージ後はオイルを拭きとる必要はないが、べたつきが気になる場合はホットタオルで軽く拭きとる
※特選街Webの2019年9月9日の記事(https://tokusengai.com/_ct/17286595)より抜粋

 

この記事を読むと、不思議とハンドマッサージを人に対して提供してみたいと思うようになりました。

今まで、キャリアオイルは中々買うモチベーションが沸かなかったのですが、キャリアオイルと精油を活用し、家族に対して、寝る前にアロマ・ハンドマッサージを施し、喜んでくれたら、それはそれで自分自身としても嬉しいことだと感じました。

施術をする側、及び、施術をされる側の両方の気持ちを味わってみたい気持ちにもなってきました。

「アロマ・ハンドマッサージ」という響きで、女性がやるものという古い観念が邪魔しがちですが、男性こそ家族に対して定期的に行なうことで、家族のコミュニケーションもより円滑になり、健康的な生活を促す役目を果たすものになりうるとも感じます。

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