6月20日の朝を迎えていますが、今日は過去数日間の暑い気温からは少し開放された感じで心地いいです。
今まで、本ブログの中で日本各地のハーブイベントを取り上げてきましたが、今日は岩手県のイベントです。私にとって岩手県は、過去数年、「なんでハーブに関する情報が少ないんだろう」と疑問に感じていたエリアでした。
でも、今回取り上げるイベントは大規模なもので、今後岩手県がハーバル化していくという期待を感じさせる内容です!
100種類以上のハーブの香りが漂う牧場で開催中のハーブフェスタの魅力に迫る 岩手・一関市
ハーブの香りに包まれながらのんびり過ごしてみませんか?
岩手県一関市の観光牧場で現在開催中のハーブフェスタの魅力に迫ります。現在、ハーブフェスタが開催されているのは、一関市藤沢町にある観光牧場、Ark館ヶ森です。
施設内にある英国風庭園には、なんと100種類以上のハーブが植えられていて、園内は花や草木の甘い香りやさわやかな香りが風に乗って漂います。
(Ark館ヶ森 矢部弘志さん)
「全然知らなかったこの香りは、これからできてるんだという気づき、そういったものが純粋な喜びとして感じられるところそこがハーブの魅力かなと思います」
ハーブとは一般的に料理の香りづけや薬、香料として利用する植物のことを言います。
こちらの庭園では、料理に使うものや、薬としての効果が期待されるものなどを種類ごとに分けて植えて育てています。スタッフの矢部弘志さんにおススメのハーブを紹介してもらいました。
(カメラマン)
「(葉っぱをとりカメラマンにかがせる)レモンだ!」(矢部弘志さん)
「レモンバーベナというものです。葉っぱながらレモンの香りがすごく強くでてくるものなので、触って嗅いでいただくと、本当にさわやかな気持ちになります。こちら触っていただくとわかるんですけど『けばだった動物の赤ちゃんの耳のような』ということで、ラムの耳という名前でラムズイヤーという名前がついています。人にいい効果があるものは全てハーブというふうに考えています」
ハーブの摘み採りはできませんが、実際に触れて香りや感触を楽しむことで新たな発見がみつかると矢部さんは話します。
色とりどりのバラや、ヤマボウシなど、園内では今至る所で花が咲き誇っています。中でも今が見頃なのがラベンダーによく似たキャットミントです。
およそ2000株のキャットミントは、淡い青紫が風に揺れハチたちが蜜を求めて集まっていました。そしてラベンダーも咲き始めていてこれからが見頃だといいます。
「昨年一昨年夏の暑さで多くのものが枯れてしまったので新しい新芽を育てている最中になります。今年見ごろというよりも、その成長過程も見ていただければと思います」
目で楽しむラベンダーはこれからですが、今の時期だけの食べて楽しむラベンダーがあります。
それが、2024年摘み取ったラベンダーのつぼみを乾燥させ使用したソフトクリームです。
また、フレッシュなミントを使ったレモネードも園内を歩いて疲れた体を癒やすのにぴったり。
ハーブフェスタの期間中は、和ハッカを使った虫よけスプレー作りや、ハーブを活用した料理の教室など、さまざま体験会や催しが用意されています。
「ハーブと言うと料理に使ったり匂いを楽しんだりということもありますけど、さらには触って楽しむ、触ってより香りを出して楽しむとか、ふだんのリラクゼーション、気持ちをリラックスさせたかたちの過ごし方とかそんなところまでお持ち帰りいただくとうれしいなと思います」
ハーブの香りに包まれながら牧場でのんびり過ごすことができるArk館ヶ森のハーブフェスタは、7月6日まで開かれています。
Ark盾ヶ森の矢部さんのオススメハーブがレモンバーベナなので、私と話が合いそうです。私自身もハーブの世界へグッと惹きこまれたキッカケがレモンバーベナでしたので。
ark館ヶ森ハーブフェスタのイベントページ(↑)を見てみましたが、業界の有名人が集っていますね!
北村光世さんのハーブ料理セミナーは受けてみたい!!
岩手県の今後のハーバルな情報発信に期待です。