過去数年にわたって、日本における台湾ブームが継続しています。
タピオカに始まって、台湾かき氷に台湾カステラ、そして、魯肉飯(ルーローハン)など、パッと頭に浮かぶものが多いです。”ブーム”とは言いましたが、どれも美味しいモノばかりなので日本の中に少しづつ定着化していると感じます。
”ブーム”というのは意外に侮れないです。
次のブームはどの国だろうか?と思っていたところ、もしかしたら。。という情報をキャッチしましたので、早速紹介します。
表参道で“ドバイのお茶会”を体験!日本初上陸した「VIVEL PATISSERIE TOKYO」
セレブ気分を味わえる!?豪華な店内にうっとり…
東京・表参道駅から徒歩2分のところにある「VIVEL PATISSERIE TOKYO」。
「VIVEL」は1992年にUAE(アラブ首長国連邦)・ドバイで誕生した高級菓子店です。王族の結婚式やパーティーに頻繁に使用され、現在UAE国内の7つ星ホテルにも採用されているんだとか…!
“中東のお茶文化を日本でも体験する場をつくりたい”という想いのもと、ドバイの「VIVEL」と数年に渡る交渉の末、2020年ついに日本に初上陸しました。
まず店内に入ると、異国を感じる豪華な内装にうっとり。華やかなエメラルドグリーンの壁紙や大理石のテーブル、椅子は、本場ドバイのショップと同じインテリアを取り寄せたそう!
日本では出会えない!ドバイならではのお菓子の数々
さっそくショーケースをチェック!
中東の家庭や地域で受け継がれてきた伝統的な「焼菓子」(写真手前)や「デーツ」(写真奧)など、日本で見たことがない形のお菓子がずらりと並びます。「デーツ」はサウジアラビア産のSAQAIという貴重な種類のデーツ(ナツメヤシの実)をドライにし、さまざまなナッツやフルーツピールをサンドしたお茶にぴったりのお菓子です。
中東らしい華やかなデザインのケーキも豊富。ドバイの「VIVEL」では生菓子は販売しておらず、「VIVEL」のケーキが食べられるのは、実は日本だけなんです。これはぜひ食べてみたい…!
お店で取り扱っている商品のうち、ケーキ以外はすべてドバイから空輸で届けられているので、日本にいながら本場の味を楽しむことができるんです!
優雅なお茶会がスタート!中東の“お茶文化”を体感
今回オーダーしたものはこちら。茶器も豪華でテンションが上がります!かわいい壁紙を入れて撮影すると、グッとおしゃれ度がアップしますね。
中東ではゆっくりとお茶の時間を楽しむ文化があり、家族や友達などと1日に何度もお茶会を開くんだそう。仕事の接待でもお茶を振る舞うことが普通らしく、文化の違いに驚きです…!
紅茶は、レモンピールやクローブの他、オレンジに比べて味が濃く香りの強いフルーツ“ゴールデンナゲット”が入った珍しい紅茶「シャイニングスター」をセレクト。ずっと温かい状態で楽しめるよう、ポットにはキャンドルがついてきます。
一口飲むと柑橘系の爽やかな味が広がり、ほのかにバニラの香りが鼻に抜けます。優しい味わいにホッと一息…♪
特別に「シャイニングスター」の茶葉を見せていただきました。
フルーツや花びらが入り、とってもカラフルな茶葉の中には、パールのような銀色の粒が!こちらは、お砂糖を固めてつくられていて、溶けても甘くはならないのですが、目で見ても楽しい仕掛けになっています。
店内でいただくお茶は、この「サモワール」という中東で使われている湯沸かし器で淹れたものが提供されます。中東らしい、ゴージャスな見た目が素敵!
ドリンクは、紅茶、緑茶、白茶、ハーブティー、フレーバーティーなど、随時30種の豊富なラインナップがあるので、その日の気分に合わせて楽しめますよ。
焼菓子は、熟練したドバイの職人によりひとつひとつ手作りされています。原材料にひよこ豆やギー(植物油脂)、カルダモンやシナモン等のスパイスが使用されていて、中東らしい特徴的なレシピになっています。
お皿一番上の丸い2色の焼菓子は、「ノコッチ」という代表的で人気の焼菓子。クッキーとは少し違い、口の中でホロッと崩れるような繊細な食感が特徴です。その他の焼菓子も、デーツのペーストをサンドしたものや、アプリコットジャムがのったものなどなど…個性的なものばかり!
お皿中央にある、少し大きめのお菓子が「デーツ」です。外側はしっかり中はとっても柔らか。デーツそのものの甘み感じつつ、中に挟んだナッツやフルーツを楽しむことができます。デーツは、ミネラルやビタミンC、食物繊維がとても豊富なので、中東では日常的に食するドライフルーツだそう!
ホワイトとラベンダーのバイカラーがとってもかわいい、「VIVEL」のジャスミン茶を使用したムースと、アプリコットを合わせたケーキ。
まろやかなジャスミンミルクのムースと、酸味のあるアプリコットが相性抜群です!周りに付いている丸いチョコレートの中には、ビスケットシリアルが入っています。濃厚なフランス産の高級ホワイトチョコレートでコーティングしたクランチは、サクサクとしていて食感のアクセントに!
気軽に購入できるから、お気に入りがきっと見つかる!
メニューにある30種類のお茶はすべて購入可能。10gから量り売りしてくれるので、少しずつ様々な紅茶を楽しみながら、お気に入りを見つけることができます!
10gだけ購入しても、写真のようにきちんと包装してくれるので、ちょっとした手みやげにもぴったりです。
焼菓子やデーツのギフト用パッケージも、高級感がありとっても素敵!自分へのご褒美としても買いたくなっちゃいますね。公式HPで、通信販売も行っているのでそちらもチェックしてみてください!
アラビアン・スイーツとお茶をゆったりと楽しむことができる「VIVEL PATISSERIE TOKYO」。表参道の真ん中で、ドバイの味と文化に触れてみませんか?
■VIVEL PATISSERIE TOKYO
(ゔぃゔぇる・ぱてぃすりー とうきょう)
住所:東京都港区南青山3-18-17 青山十八番館ビル2F
時間:12〜18時 ※現在、時間を短縮して営業しております。
電話:03-6432-9866
定休日:なしtext・photo:守屋美希(vivace)
※るるぶMoreの2021年4月3日の記事(https://rurubu.jp/andmore/article/12900)より抜粋
こんなお店が昨年オープンしていたとは、全く知りませんでした。
中東というと、現時点での私の頭の中はエジプトのデーツや、イランのローズがほとんどを占めており情報が薄いです。
VIVEL PATISSERIE TOKYOに行き、ドバイの味と文化に触れることにより、中東文化の奥行を探索する出発点としたいです。
ピンバック: ドバイの高級菓子店「VIVEL PATISSERIE TOKYO」でカフェタイムを楽しんできました。 | ENJOY HERBAL LIFE