『ドライの棗(ナツメ)ってこんなにフカフカだったの?』と感動し、棗のことアレコレ調べてみました。

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先日、東京・荻窪にある東京スパイスハウスへお邪魔した際に、店主から、『このナツメ食べてみて。』と試食用に渡されて食べたのですが、そのナツメ(ドライ)が、今まで自分自身が持っていたナツメのイメージを覆すものでした。

外の赤い皮と中心の種の間の果実に相当する部分が、”フカフカ”だったんです。Instagramにもアップしましたので以下に貼ります。

 

 
 
 
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棗(なつめ)って、こんなにフカフカしている実だとは知りませんでした😳 今まで、ドライの棗と言ったら、棗チップのような感じでカットされた硬い実というイメージで、あまり関心が高くはなかったのですが、俄然興味が高まりました✨ こんな素晴らしい棗を紹介してくれた東京スパイスハウスさんに感謝です🙏 #placeauxherbes #プラースオウエルブス #ハーブアロマの専門家の集合サイト #enjoyherballife #エンジョイハーバルライフ #ハーブのある暮らし #香りのある暮らし #ハーブ #ハーバリスト #ハーブコーディネーター #ハーバルセラピスト #アロマ #アロマセラピスト #アロマサロン #アロマセラピー #アロマテラピー #棗 #韓国 #ナツメ

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Instagramの投稿の中でも書きましたが、今まで、ドライのナツメについては、ナツメチップという感じでカットされたものを食べたことがあったのですが、実と皮が固いという印象がありました。

ですので、(漢方で使われているのは知っていましたが)そんなに興味の高い植物ではなかったのですが、このフカフカ体験をしたことで自分の中でのナツメに対する興味スイッチが起動した為、アレコレ棗(ナツメ)のことを調べてみました。

まず驚いたのは、福井県に「棗地区」という場所があり、市場に出回っている国産のナツメは福井県産が中心というのがわかってきました。

”福井市棗地区で特産ナツメ収穫”と題したYouTube動画がありましたので、以下に貼っておきます。

福井県へ行ったら、この棗地区は必ず行きたいと思います。

また、今まで、エジプト産やイスラエル産の『デーツ』を食べたことがありますが、そのデーツは【ナツメヤシ】と言い、ナツメと見た目が似ています。

そのため、ネット上では、ナツメヤシ(デーツ)とナツメの違いに焦点を当てて、それぞれの特徴の違いを説明しているサイトが目立ちました。

それらのサイトの中で、コンパクトにしっかりと情報がまとまった記事がありましたので、以下に貼ります。

ナツメとナツメヤシ(デーツ)の違い
2010年 05月 16日

「ナツメ」と「ナツメヤシ」。よく間違われるドライフルーツがこちら。

右手前の赤いものがナツメで、奥の茶色いのがナツメヤシ。ナツメは英語でチャイニーズデーツ、あるいはラテン名そのままのジュジュベと呼ばれることもある。ナツメヤシはデーツ。日本語でも英語でもややこしい。

ナツメは、漢方薬の重要な材料のひとつで、生薬名は大棗(たいそう)クロウメモドキ科の果実だ。胃腸の機能をしっかりさせる働き(補脾和胃)、血を補って気持ちを安定させる作用(養営安神)などがあり、体を温める方向に働くので、中国の女性には昔からとても愛されている。「女性の元気は1日3粒のナツメから」と言われるほど。また、鋭い作用をもつ生薬の作用を和らげる「薬性緩和」なる作用もあり、たとえば、胃腸を傷つけやすい薬から胃を守るために漢方薬に配合されたりもする。

乾燥したナツメは、皮がちょっと硬くて、中はフカフカしている感じ。甘味は穏やか。ナツメは、日本では果物として流通することはないが、岐阜や福井など一部ナツメを栽培している地方もある。生のナツメは、甘味の少ないリンゴのような味だ。飛騨高山ではシロップ煮にして食べる、と聞いたことがある。

一方のナツメヤシは、中国ではあまり食べられることがなく、中医学的な作用などはよく分からないのだが、ねっとりとした濃い甘さで、ナツメとは全く違う食感&味。干し柿とちょっと似ているかもしれない。こちらは、名前の通りヤシ科の果実。イスラム教のラマダンの時期、断食のあとにはまずこのナツメヤシを一口食すのだそうだ。

中国系の人もマレー系ムスリムも多いシンガポールでは、ナツメもナツメヤシも簡単に手に入る。まぎらわしいのは、名前だけでなく形も似ていること。形が似ているから同じような名前がついたのかもしれない。ナツメはChinese date, Red date として売られていることが多いが、単にdateとしか書かれていない店も。

東京では、ナツメヤシは「デーツ」、ナツメは「ナツメ」として売られていることが多かったような気がする(記憶が定かではないが)。
追記:この記事自体がややこしくなってしまったので、ナツメとナツメヤシの違いをもう一度整理しておきます。

【ナツメ】
科: クロウメモドキ科
英語名: jujuba, Chinese date, Red dateなど
漢方薬としての名前: 大棗(たいそう)
色: 赤
※中国でよく食べられているドライフルーツ。あっさりとした甘味が特徴。

【ナツメヤシ】
科: ヤシ科
英語名: date, date palmなど
色: 茶褐色
※西アジアやアフリカでよく食べられているドライフルーツ。ねっとりとした甘味が特徴。

だいどころLAB 高島 系子より抜粋

この内容を見ると、妻用のハーブティーにナツメをブレンドしたくなりますし、いつも棚に常備したくなってきました。

岐阜県の飛騨地域では、確かに「なつめの甘露煮」というのが有名なようです。以下のページにそれが食べられる店・買える店が紹介されています。

”道の駅 飛騨たかね工房レストラン”では、期間限定で生のナツメが買えるっぽいです。実際に自分の口で味を試してみたいです。

ナツメの世界も広そうなので、これから色々と知見を深めていきたいと思います。

以下に、ナツメの多面的な情報が詰まったサイトのリンクを貼ります。

『なつめいろ』という棗専門店もありました。


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