『村の薬局』とも呼ばれるインドの代表的ハーブ「ニーム」のハーブティーをはじめて飲んでみました。「良薬口に苦し」を体感するハーブです。

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以前、近所のお店で「インドフェア」が開催されていたときに、食品やケア商品を幾つか買ったのですが、買ったものの中で、インドの代表的なアーユルヴェーダハーブである「ニーム」と、ターメリックをメインでブレンドした石鹸を購入しました。

購入以来、約2ヵ月程、棚の中で眠っていたのですが、先日お風呂場で使った時の身体のスッキリ感が非常によく、そのことをインスタグラムへアップしました。

 

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The Himalaya Drug Companyというインドの会社の、ニームとターメリックをメインにブレンドした石鹸 両方とも抗菌効果が高いことで知られているだけに、洗い上がりのスッキリ感は強く感じます。 ニームの成分で注目を集めている「アザディラクチン」は種に多く含まれているらしく、200以上の虫を寄せ付けない効果があると言われているようです。アザディラクチンが虫の成長ホルモンの働きを阻害するため、食べた虫は生きていられなくなるとのこと。 あと、昆虫が食べ物を食べられなくなってしまう「メリアントリオール」や「サラニン」も含まれているそうです。 ニームは色々と面白そう☺️ #ハーブアロマの専門家の集合サイト #placeauxherbes #プラースオウエルブス #enjoyherballife #エンジョイハーバルライフ #ハーブのある暮らし #香りのある暮らし #スパイスのある暮らし #アロマ #ハーブ #スパイス #herb #aroma #spice #アロマテラピー #植物療法 #薬膳 #アーユルヴェーダ #ハーバリスト #ハーバルセラピスト #ハーブティー #精油 #エッセンシャルオイル #ハーブティー #ニーム #ターメリック #石鹸

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事前の知識として、ニームは「抗菌」の効果が高いという情報には触れたことがあったのですが、石鹸を通じて実際にニームに触れてみると、抗菌・殺菌の効果は高そうだと納得しました。

ニームのことについては、以下の情報がよく纏まっています。

『アーユルヴェーダ』とニーム

ニームは、インドで別名「村の薬局」と呼ばれ、約4000年前から薬用ハーブとして利用されてきました。インドの民間伝承医療である「アーユルヴェーダ」では代表的な素材として知られています。種子、実の核(仁)、葉、花、樹皮などあらゆる部分が薬用になるとされています。医者の居ない地域では現在でも民間療法的に活用されています。

アーユルヴェーダ

なにか、下を噛みそうな名前ですが、これはインドの伝統的な医学の名称です。薬草・薬木をはじめとする自然の恵みで身体のバランスを整え、人間がもともと持っている自然治癒力や免疫力を最大限に利用し、病気になりにくい体、病気になっても自分で回復できる体を作り上げようという、予防医療に近い医学といえます。

インド伝統医療 アーユルヴェーダの医師たちは、数千年の間、国土を行きめぐり、治療に適する植物を探し回り、それらの効果性や副作用を研究してきました。

彼らが見つけた莫大なハーブ調合剤や薬用ハーブは、ほとんどすべての疾患や病気を治すといわれています。そして、これらの膨大なハーブの中で、ニームは、どのインド産ハーブよりも病気に対する抵抗力や正しい体内バランスを取り戻すのに有効であると考えられています。

富山県国際伝統医学センター次長、医学博士の上馬場氏のお話によると、インド伝統医学においてニームは種子・果実の仁・葉・花・樹皮など、あらゆる部分が薬として利用できるそうです。

具体的には、幹の樹皮は抗菌作用があり、葉や根の樹皮や若い果実は、苦味強壮剤として、糖尿病やメタボリックシンドローム、歯肉疾患などに使われます。

花は、消化不良に、実は、寫下・駆虫剤として、新鮮な小枝は主に歯槽膿漏に対して日常に使われています。

葉や種子から絞ったオイルは抗菌、抗虫作用があるため、皮膚の腫瘍や潰瘍、湿疹に、浴剤などとして外用されるそうです。また、リウマチや打ち身などにも湿布されることもあるそうです。

インド伝統医療 こういった、ニームの人や動物の健康に関する研究は、これまでインドでは多くなされてきました。こうした科学的研究によりその安全性が証明され、同時にその副作用の危険性もはっきりしています。たとえば、苦味成分を含むニームオイルには小児に痙攣を来す可能性や、内服でも外用でも一過性の不妊を来すことが報告されています。

そのため、上馬場氏曰く信頼性の高いニーム製品を栽培し、衛生的で厳密な工程によって製造し、アーユルヴェーダの原理に従って体質や体調に応じて正しく摂取すれば(幼少時、妊婦や妊娠希望女性、冷えが強い例、何か不都合が発生した例には、特に長期の内服や大量の外用は控える等)、小児での痙攣や肝障害・不妊によるトラブルなどの副作用も避けることができ、日本での活用も広がるだろうということです。まさに、ミラクルニームですね。

日本でのニームの薬効研究

上馬場和夫氏(富山県国際伝統医学センター次長、医学博士)
月刊誌「FOOD Style21(2005年12月号)」【㈱食品化学新聞社発行 】の「特集・・・世界の有用植物とその利用」に「インド伝承医学における機能性食品素材とその利用」を寄稿。

その中でニームの食効には、
  ①抗真菌、抗細菌、抗ウイルス活性
  ②抗動脈硬化作用
  ③抗糖尿病作用
  ④抗マラリア作用
  ⑤鎮痛作用
  ⑥解熱作用
  ⑦不安減弱作用
  ⑧循環系への作用
  ⑨中枢神経抑制作用
  ⑩肝庇護作用
  ⑪抗炎症作用
  ⑫抗腫瘍作用
  ⑬不妊作用
  ⑭抗潰瘍作用
  ⑮免疫調節作用
があるという。

※@ニームの記事(https://www.xn--idkzb9d.net/navi/neem002.html)より抜粋

また、以下の記事には、ニームに含まれる重要成分についての記載があり、参考になりますので貼っておきます。

ニームに関する情報は、なんだか面白いものが多く、徐々にニームの魅力に惹きつけられていたところ、

ちょうど昨日、ハーブを通じて様々なことを学ばせて頂いている女性のお宅にお伺いした際、ナント!ニームの木に出会うことができました。

こちらがニームの木。感動です。

しかも、台風で枝が折れ、その折れた部分をドライにされていました。

こちらがドライのニーム、奥はレモングラスです。

そして、まずはニームそのものの味を確認するため、ニームのシングルティーを飲むことになりました。

早速シングルで飲んでみたのですが、非常に苦く、初めビックリしましたが、飲んでるうちに徐々に慣れてきました。

二杯目は、ホーリーバジルの花を漬けた蜂蜜、そして、ニオイスミレを漬けた蜂蜜を溶かして飲みましたが、ニームの苦みとのマッチングが最高でした。

用意して頂いていたレモングラスのマドラーで蜂蜜をかき混ぜながら、、至福のひと時です。ラベンダーの茎もこのようにマドラーとして使うと、いい香りを楽しみながら楽しめると思いました。

ニームの他に、もう一つサプライスをご用意いただいていました。それは、生の棗(ナツメ)です。

生の棗。この3分の1くらいを頂きました。これはかなりの感動でした! 青い状態の棗を生でかじると青りんごの味がして、非常に美味しいです。
ドライにするときは、最初に蒸す必要があるということなので、圧力鍋で蒸しました。
蒸した後の棗。

今現在、私の書斎で乾燥させています。どんな食感のドライになるのか、今から楽しみです。

その他、バジルのジェノベーゼの発想を使い、ブロッコリーやパセリも同様にオリーブオイルに和えて冷蔵庫に保管しながら楽しむ方法や、レモンと塩をミルしてオリーブオイルに入れて方法も学びました。

何物にも代えがたい、非常に貴重な時間を過ごさせて頂きました。

ハーブと通じての人とのつながりは、本当に質が高いですし、心の充実感がもの凄いです。

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