以前に、富良野の「ファーム富田」のことを記事にしたときに、グーグルで、「冨田ファーム」と誤って検索した時があり、その時にトップで、北海道のオホーツク海に面する興部(おこっぺ)町にある牧場&チーズ工房「冨田ファーム」がヒットしました。
「ファーム」と「トミタ」の順序が逆で、しかも、「トミ」という字が、ファーム富田とは違い、わかんむりの「冨」です。
ちなみに、「富田ファーム」と、うかんむりの「トミ」で検索すると、1ページ目に、「冨田ファーム」は出てきません。
当時は、これは紛らわしいなあというくらいに思っていました。。
※「冨田ファーム」の乳製品の評判はすこぶるいいようです。
そして先日、たまたま、「摘みたてラベンダーの香りで、夏疲れしたカラダとココロをリラックス。『 TOUCH Lavenderフェア & アロマワークショップ 』2017年9月7日(木)より開始」というPR記事を目にしました。
以下に一部抜粋します。
バスタイムから快眠まで、健やかで心地よいライフスタイル提案を進める内野株式会社(本社:東京都中央区/社長:内野信行)は、2017年9月7日(木)より、六本木ヒルズ内に展開する旗艦店TOUCH(タッチ)六本木ヒルズ店及びTOUCH WEB SHOP(http://touch-e.com/shopping/)にて、恒例の『TOUCH Lavenderフェア』を開始いたします。
厳選されたラベンダー畑で大切に育て、収穫された無農薬のラベンダーから作られたアロマアイテムを数量限定で発売いたします。収穫後すぐに蒸留され、瑞々しさを感じるラベンダーの香りは、半年~1年後には落ち着き、さらに芳醇な香りを放つようになります。出来立てならではのフレッシュなラベンダーの香りと、時間とともに移り変わる香りの変化をお楽しみください。また、フェア期間中の9月8日(金)9日(土)には、TOUCH専属アロマセラピストを講師にお招きし『ー秋のアロマワークショップー アロマスプレー作り』を開催いたします。
興部(おこっぺ)ラベンダー 数量限定発売
エッセンシャルオイル 1ml ¥2,200(税抜)
ハイドロゾル 100ml ¥1,300(税抜) / 250ml ¥2,300(税抜)北海道興部町(おこっぺちょう)。オホーツク海を見下ろす小高い丘に広がるラベンダー畑から、この夏採れたてのフレッシュな香りをお届けします。希少価値の高いラベンダーヌーボーならではの、清々しく爽やかな香りをお楽しみください。精油を水蒸気蒸留法で抽出する際に純粋な植物の成分が水分に溶け、得られるのがハイドロゾル(蒸留水)です。アルコール・溶剤など一切含んでいませんので、安心してお使いいただけます。プレ化粧水として、乾燥が気になる時に、お風呂上がりに全身に、赤ちゃんのお尻ふきとケアに、敏感肌の方の化粧水として、幅広くお使いいただけます。
なんと、北海道興部町で採れたというラベンダーの精油が、東京都の六本木で開催されるラベンダーフェアにて販売されたらしいのです。。
しかも、1mL 2,200円はかなり高級帯だと思います。
興部町で大きなラベンダー畑があるということなのか?という純粋な疑問が沸き起こり、調べてみました。
そうすると、花と緑の生産・体験型園芸農園「かみでファーム」というところで生産されていることが分かりました。
かみでファームの紹介ページでは、以下の記述があります。
(かみでファームご紹介)
私たちは、花と緑の生産・体験型園芸農園を提案し、生産原料の付加価値商品開発・製造販売など農園施設の多機能性を生かした営業活動を北海道内外に展開しています。特にはまなすは原種栽培にこだわり、独特の花の香りそして実から得られる栄養素やビタミンを活用して、保存料などを一切使わない自然なジャムなどの販売を行っております。国道に面したオホーツク海を一望できる丘にハマナス(Rosa rugosa)やラベンダー(Lavandula angustifolia)、ジャーマンカモミール(Matricaria chamomila)、ローマンカモミール(Chamameleum nobile)、スイートマージョラム(Origanum marjorana)を無農薬で栽培し、抽出して販売も行っております。また、園芸用の花苗も栽培し、季節には折々の花が楽しめ、探索型自然流宿根草ガーデンも堪能していただけます。
(かみでファームを楽しむ!)
かみでファームは、広大な敷地に生産を目的とした植物を植栽している園芸農園です。緑豊かな自然と共存する有機・無農薬管理で、オープンガーデン、花畑、ラベンダー、ハマナスなどが、春から秋まで楽しめます。
農園内では、ラベンダーオイル、ハマナスオイル、ハマナスピューレをはじめ、花苗、鉢、培養土、寄せ植鉢花などを販売いたしております。また、はまなすジャム、はまなすハーブティー、はまなす石鹸などは、当サイトでもご注文を承っております。
花畑の見頃や季節によって、様々なイベントを企画しております。お子様から大人まで、ご家族揃って楽しめるイベントばかりですので、是非ご参加ください。
興部町に、生産を目的としたハーブ園があることに驚きました。しかも、写真から伝わる雰囲気が凄く魅力的です。ホームページの「ガーデン」の写真を見てみてください。
メインで栽培されているものは「はまなす」のようです。
以前、はまなすは、ローズヒップのことですよ。という記事をみたことがあるのですが、今度記事で取り上げたいと思います。
で、ちょっとびっくりしたのが、興部町の観光協会のホームページでは、この「かみでガーデン」のことには全く触れられていません。。
ということは、町として富良野をライバル視はしていないということだと思います。。
「冨田ファーム」→「ラベンダー 」の流れで、私が勝手に抱いていた妄想ということになると思います。
ただ以前、「夕張メロン」のシェアを奪うべく、「富良野メロン」が戦いを挑んだときのように、「富良野ラベンダー」に戦いを挑む北海道の市町村が出てきたら、それはそれで見ごたえがあります。。
私自身、北海道(苫小牧市)出身でありながら、オホーツク海側の北海道に行ったことがありません。。でも、かみでファームの情報を知ると、北海道旅行のときにオホーツク海側に行ってみたいという気が起きてきました。
北海道で”ハーブ・花”と言えば、「富良野」にすぐ目が行ってしまいますが、過去に北海道の富良野以外のスポットに焦点を当てた記事を紹介しましたので、このタイミングで合わせてリンクを張っておきます。
「北海道•洞爺湖を一望できる丘にあるハーブ体験満載の癒しスポット:ハーバルランチ」
「ラベンダーだけではない、富良野を中心点とする「北海道ガーデン街道」という試み」
ハーブ・アロマ・お花好きで、尚且つ、北海道によく旅行に行く人にとっては、このような情報を知っておけば、(富良野だけではない)幅広い視点で北海道を満喫できると思います。